マニアックなサー・クロコダイルの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ【ONE PIECE】

ピアスはつける場所によって特別な意味を持つ。それは国や地域によって様々だが、一般的に男性が右耳にピアスをつけると同性愛者であることを示している。一方、女性が右耳にピアスをつけた場合は、「女性らしさ」や「淑女」を象徴するという。また中世ヨーロッパでは男性が左耳、女性は右耳につけるとされていた。クロコダイルは右耳にだけピアスをつけており、これはクロコダイルが女性だった時につけたもので、つまり元女性であることを示しているのではないかと考察されている。

秘密犯罪会社「バロックワークス」の「バロック」が持つ「歪んだ真珠」という意味

クロコダイルが立ち上げた秘密犯罪会社「バロックワークス」の「バロック」は英語で、「BAROQUE（バロック）」。これは16世紀末から17世紀初頭にかけて誕生した美術・文化の様式を意味している。その語源は真珠や宝石のいびつな形を指すポルトガル語の「barroco」だという説があり、「バロック」という言葉自体、「歪んだ真珠」という意味もあるそうだ。

「真珠」は女性の象徴的な石であり、「愛する人の涙」や「純粋無垢・純潔・富・健康」、「女性のお守り」など様々な意味がある。その「真珠」が「歪んだ」ということは、女性が男性になったという意味ではと考える読者もいる。

第938話のサブタイトル「女の秘密」とクロコダイルの扉絵

『ONE PIECE』の第938話の扉絵でクロコダイルが登場した。その扉絵は読者からの「クロコダイルの砂で砂浴びをする小鳥たち」というリクエストに応えたもので、なんとも微笑ましい内容になっている。

この第938話のサブタイトルは「女の秘密」。内容はワノ国で小紫が自身を光月モモの助の妹・日和であることをゾロに打ち明ける話が含まれている。それがサブタイトルの「女の秘密」に繋がっていると思われるが、その扉絵にわざわざクロコダイルのリクエスト絵を起用しているところから、一部の読者の間では、これもクロコダイル元女性説への伏線ではないかと言われている。

クロコダイルのセラフィムの容姿が中性的

「セラフィム」とは、世界一の天才科学者Dr.ベガパンクが作り出した人造人間。ベガパンクが考えうる科学の最高峰、この海の歴史上最強の”人類”である。能力者の血統因子（DNAのようなもの）を用いることで、悪魔の実の能力を使うことができる人間を作り出すことに成功した。

王下七武海の面々は血統因子を既にベガパンクに取られており、王下七武海をモデルとした7人の「セラフィム」が作中に登場している。クロコダイルをモデルとした「セラフィム」も登場。活躍はなく、原作漫画では1コマだけの登場となるが、その容姿が幼少期のクロコダイル同様中性的で性別の判別がしづらくなっている。

クロコダイルの実写版キャストが女性

動画配信サービス「Netflix」で『ONE PIECE』の実写版が配信されている。その中に登場しいたクロコダイルを女性のキャストが演じていると話題になった。

第1話にて海賊王ゴール・D・ロジャーの処刑シーンがある。そこには後に世界に名を轟かせる人物達がいた。ジュラキュール・ミホーク、革命家モンキー・D・ドラゴン、シャンクス。そして片耳にピアスをしたオールバックの女性が映っていた。この女性がクロコダイルなのではないかと視聴者の間で話題になっている。

趣味がキノコ狩り

2024年9月4日に発売された『VIVRE CARD～ONE PIECE図鑑～』で、クロコダイルの趣味がキノコ狩りであることが明かされた。『ONE PIECE』ではキャラクターの好きなもの、嫌いなもの、趣味にネタを仕込むことがあり、これは「男性器の暗喩なのでは」と囁かれている。「女ヶ島」でルフィと女性たちとのやりとりで男性器がキノコと表現されていたこともあり、「趣味がキノコ狩り＝自分の男性器を取り除いた」と考察できるのだ。

白ひげエドワード・ニューゲートが元夫説

殺したいほどに憎んでいたはずのに、白ひげの死にぎわには味方になり、男の最期を立てたクロコダイル。クロコダイルは白ひげに特別な感情を見せていることから、白ひげの元妻なのではないかとする説がある。
またクロコダイルは白ひげに対して男を強調している。

白ひげ2番隊隊長はクロコダイル説

白ひげ2番隊隊長は光月おでんが務めていたが、その前はクロコダイルだったのではないかという考察がある。

先祖がモンブラン・ノーランド説

モンブラン・ノーランドは本編の約400年前に生きていた人物。黒をベースとしたコートに、胸元のひらひら衣装がクロコダイルと一致していることから、クロコダイルの先祖ではないかとする考察がある。

クロコダイルの娘はホワイティベイとベティとブラックマリア