タキシード(2002年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『タキシード』とは、並外れたドライブテクニックを持ったタクシー運転手のジミー・トンが、タキシードを着ることによりスーパーマンのように強化し、雇い主であるデヴリンの代わりに、ミッションを遂行するアクションコメディー映画である。ジャッキー・チェンの映画では珍しく、「タキシードを着ないと強くならない」という設定である。監督はケヴィン・ドノヴァンである。アメリカでは2002年9月27日に劇場公開され、日本では2003年3月15日に日比谷映画系列で公開された。
初めてタキシードを着用した時、タキシードから電流が走りサイズをジミーに合わせる。その後腕時計の様々なモード変更により、破壊モードやダンスモードで部屋をめちゃくちゃにしてしまう。ジミー役のジャッキー・チェンの演技が光る名場面である。
足だけで敵を倒すシーン
ジミーはシェリルの待っているホテルに向かう。ジミーはシェリルからタキシードを脱がされ焦り、「お風呂に入りたい」とジミーが言うと、シェリルは「バブル泡のお風呂を入れる」と浴室に行った。ジミーがその間にタキシードを着ようとすると、バニングの手下達が侵入し、ジミーを襲ってきた。ジミーは、タキシードのズボンだけは着用出来たので、足だけで攻撃をする。だらしのない恰好で激しいアクションを行うというギャップが面白さを際立たせている。
『タキシード』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
ジェームズ・ブラウンとジミーのコラボレーション
未公開シーンで、ジミーとジェームズ・ブラウンが一緒に歌う。エンディングでは少しだけ一緒に歌っているシーンが流れる。
NGシーンで多かったのは笑ってしまうシーン
NGシーンでは、デルはジミーを見て大笑いすることが多く、ジミーもわざとデルを笑わせようとする。笑いすぎて撮影が進まないことが多々あった。
ダンスが出来ないジャッキー・チェン
ジミーを演じるジャッキーはダンスができないので、毎日格闘やランニングをやっていたが、鏡の前でダンスの練習を毎日することになった。デルを演じるジェニファーにはジャッキーが格闘を撮影日に教えていたが、ダンスに関してはジェニファーから教えてもらったり、励ましてもらったりしていた。
『タキシード』の主題歌・挿入歌
タキシード 台湾公開版主題歌:ジャッキー・チェン『賭气』
『賭气』のタイトル「賭」は、本来は”賭”の異体字である。
予告曲:ZZ Top『Sharp Dressed Man』
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目次 - Contents
- 『タキシード』の概要
- 『タキシード』のあらすじ・ストーリー
- ウォレスの死
- 内気なジミー
- デヴリンの運転手
- 9割は服
- あとの1割
- ジミー告白作戦
- 『タキシード』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- ジミー・トン(演:ジャッキー・チェン)
- CSA関係者
- デル・ブレイン(演:ジェニファー・ラブ・ヒューイット)
- クラーク・デヴリン(演:ジェイソン・アイザックス)
- スティーナ(演:デビ・メイザー)
- チャーマーズ(演:ボブ・バラバン)
- ウォレス(演:スコット・ウィックウェア)
- ゲイブ(演:スコット・ヤフェ)
- ランダ(演:カレン・グレイブ)
- CSAの敵
- ディートリッヒ・バニング(演:リッチ・コースター)
- シムズ博士(演:ピーター・ストーメア)
- ロジャース(演:ダニエル・カッシュ)
- ケルズ(演:ジョディ・ラシコット)
- ジョエル(演:クリスチャン・ポテンザ)
- シェリル(演:ミア・コテット)
- ジミーの友人
- ミッチ(演:ロマニー・マルコ)
- その他の人物
- ジェニファー(演:セシル・クリストーバル)
- ランディーン(演:ポール・ベイツ)
- ジェームズ・ブラウン(本人役)
- ドロン(演:クレイグ・エルドリッジ)
- ドアマン(演:ウィリアム・リン)
- 『タキシード』の用語
- タキシード
- CSA
- バニング社
- バクテリア
- 『タキシード』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- クラーク・デヴリン「9割は服でモテる、あとの1割はこの中。君は合格」
- 初めてタキシードを着る瞬間
- 足だけで敵を倒すシーン
- 『タキシード』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ジェームズ・ブラウンとジミーのコラボレーション
- NGシーンで多かったのは笑ってしまうシーン
- ダンスが出来ないジャッキー・チェン
- 『タキシード』の主題歌・挿入歌
- タキシード 台湾公開版主題歌:ジャッキー・チェン『賭气』
- 予告曲:ZZ Top『Sharp Dressed Man』