タキシード(2002年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『タキシード』とは、並外れたドライブテクニックを持ったタクシー運転手のジミー・トンが、タキシードを着ることによりスーパーマンのように強化し、雇い主であるデヴリンの代わりに、ミッションを遂行するアクションコメディー映画である。ジャッキー・チェンの映画では珍しく、「タキシードを着ないと強くならない」という設定である。監督はケヴィン・ドノヴァンである。アメリカでは2002年9月27日に劇場公開され、日本では2003年3月15日に日比谷映画系列で公開された。
クラーク・デヴリン(演:ジェイソン・アイザックス)
吹替:森田順平
ジミーの雇い主でありCSA捜査員。普段からスマートで、女性からもモテる。ジミーのあこがれの存在。ジミーに「90%は服でモテる、残りの10%は自信。君なら立派にやれる」と伝える。ジミーのことを気に入っており、最後には女性の口説き文句を教える。
スティーナ(演:デビ・メイザー)
吹替:本田貴子
ジミーをスカウトした女性。クラーク・デヴリンの部下。ジミーの荒い運転にも平然とするほど気が強い。デヴリンのことが気になっている。
チャーマーズ(演:ボブ・バラバン)
吹替:円谷文彦
CSAの副局長。バニングを逮捕するための作戦の指揮者である。デルとジミーの手柄を褒める。ジミーから「一つだけお願いがある」と言われ、ジェニファーを口説くためにCSAが手伝いをすることになる。
ウォレス(演:スコット・ウィックウェア)
吹替:斉藤志郎
デヴリンのパートナー。CSAの任務でバニング社の工場に潜入していたが、溺死に見せかけ殺害される。
ゲイブ(演:スコット・ヤフェ)
吹替:村治学
CSA。ウォレス捜査官の死因を溺死だと判断し、チャーマーズに説明。その後デルに溺死ではなく、脱水だと訂正される。
ランダ(演:カレン・グレイブ)
吹替:不明
CSA。ジミーがジェニファーとのデートの約束をする手伝いをしてほしいという実行日、邪魔な画廊のオーナーを気絶させた。
CSAの敵
ディートリッヒ・バニング(演:リッチ・コースター)
吹替:青山穣
バニング社の社長。もみあげが特徴的である。シェリルという婚約者がいる。世界中の貯水池にバクテリアをつけたアメンボを放ち、その水を飲むと脱水症状になるように計画を立てる。世界中の飲料水メーカーの社長を本部に呼び、「バニング社が開発した浄化装置と交換に、会社の株を半分譲らないとバクテリアが水を汚染し、世界中が危機にさらされる」と語る。
シムズ博士(演:ピーター・ストーメア)
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目次 - Contents
- 『タキシード』の概要
- 『タキシード』のあらすじ・ストーリー
- ウォレスの死
- 内気なジミー
- デヴリンの運転手
- 9割は服
- あとの1割
- ジミー告白作戦
- 『タキシード』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- ジミー・トン(演:ジャッキー・チェン)
- CSA関係者
- デル・ブレイン(演:ジェニファー・ラブ・ヒューイット)
- クラーク・デヴリン(演:ジェイソン・アイザックス)
- スティーナ(演:デビ・メイザー)
- チャーマーズ(演:ボブ・バラバン)
- ウォレス(演:スコット・ウィックウェア)
- ゲイブ(演:スコット・ヤフェ)
- ランダ(演:カレン・グレイブ)
- CSAの敵
- ディートリッヒ・バニング(演:リッチ・コースター)
- シムズ博士(演:ピーター・ストーメア)
- ロジャース(演:ダニエル・カッシュ)
- ケルズ(演:ジョディ・ラシコット)
- ジョエル(演:クリスチャン・ポテンザ)
- シェリル(演:ミア・コテット)
- ジミーの友人
- ミッチ(演:ロマニー・マルコ)
- その他の人物
- ジェニファー(演:セシル・クリストーバル)
- ランディーン(演:ポール・ベイツ)
- ジェームズ・ブラウン(本人役)
- ドロン(演:クレイグ・エルドリッジ)
- ドアマン(演:ウィリアム・リン)
- 『タキシード』の用語
- タキシード
- CSA
- バニング社
- バクテリア
- 『タキシード』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- クラーク・デヴリン「9割は服でモテる、あとの1割はこの中。君は合格」
- 初めてタキシードを着る瞬間
- 足だけで敵を倒すシーン
- 『タキシード』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ジェームズ・ブラウンとジミーのコラボレーション
- NGシーンで多かったのは笑ってしまうシーン
- ダンスが出来ないジャッキー・チェン
- 『タキシード』の主題歌・挿入歌
- タキシード 台湾公開版主題歌:ジャッキー・チェン『賭气』
- 予告曲:ZZ Top『Sharp Dressed Man』