聖龍伝説 LEGEND of St. DRAGON（ドラマ）のネタバレ解説・考察まとめ

聖華（せいか／演：五十嵐淳子）

聖羅と藍羅の母親で、秘宝「天使の涙」についての鍵を知り幻龍拳から目を付けられていた。十数年前に幻龍拳から聖羅を逃がそうと、谷底へ突き落としてしまう。そして幻龍拳に捕まり拷問を受けて、記憶喪失にされていた。その後は安願寺住職・曼聖の手引きにより幻龍拳を逃れ、安願寺にて曼聖の妻として匿われた。物語後半に聖羅と再会し、幻龍拳との戦いのなかで少しずつ記憶を取り戻して行く。しかし幻龍拳総統・王の攻撃から聖羅を庇った後、記憶の全てを聖羅に話し息を引き取る。

羽村 曼聖（はむら ばんせい／演：六平直政）

安願寺の住職で、元聖龍拳の残党で安願寺の住職、幻龍拳により捕らわれていた聖華を救出し守護していた。経絡秘孔突きを必殺技とするが、全身ゴムに似た筋肉を持つ幻龍三鬼神・雷神との戦いでは通用せず瀕死の重傷を負う。そして、経絡秘孔で聖羅が持つ潜在能力を引き上げた後に息を引き取る。

速水 小夜子（はやみ さよこ／演：宮田早苗）

麗一の母親で元幻龍拳、中華料理店「慶珠酒家」のオーナーを務める。息子の麗一が幻龍拳総統・王将鬼との子供だったが、彼にはその事を隠す。王の秘密を握っている事を利用して、王に自らと麗一から手を引く様に取り引きを持ち掛けるも殺害された。

リー（演：京本政樹）

幻龍拳の男で、小夜子に憧れ「王の全てを奪いたい」と彼女に話した。麗一を思う小夜子から協力を持ち掛けたが、王に殺害された。

仙道 修作（せんどう しゅうさく／演：ショー・コスギ）

大作の父親で、ステーキハウスを経営し武術に長ける。三者面談で学校を訪れたところを、三鬼神・流法の傀儡拳に操られた息子の大作と戦った。

その他の関係者

三上 武史（みかみ たけし／演：速水亮）

聖羅の母親・聖華について知る男だが、幻龍四天王・百舌により、殺害された。

仙元堂のじっちゃん（せんげんどうのじっちゃん／演：村上冬樹）

聖羅の母親・聖華について知っていた男だが、幻龍四天王・翔影により殺害された。

明弘（あきひろ／演：ダンカン）

仙元堂のじっちゃんの息子で、聖羅と共に秘宝「天使の涙」について調べるも、幻龍拳の刺客に殺害された。

幻龍拳のメンバー

幻龍拳影の総統・藍羅（げんりゅうけんかげのそうとう・あいら／演：安達祐実（二役））

聖羅の双子の妹で幻龍拳・影の総統、王や老鬼のみ存在を知る。幻龍拳に幽閉されており地下牢の生活にて潜在能力が開花し、その能力に王ですら怯え神の様に崇めていた。残忍な性格で自らが悪で聖羅が善である事を認識し、世紀末に善と悪の双子が生まれる聖龍拳の伝承の事も知っていた。幻龍拳に囚われていた父親（藍羅と聖羅の本当の父親、聖華の夫）を「ごちゃごちゃうるさい」という理由で殺害していた。潜在能力開花と引き換えに内蔵器官が急速に老化しており、不老不死の秘薬となる「天使の涙」を求めていた。気功波を放って突風を吹かせ、それを見た者の動きを封じる邪眼「死の淵に追いやる目」で相手を苦しめる。しかし聖羅が老鬼より託された金剛杖を用いた光で邪眼を破り、聖龍拳奥義である昇天斬を受けた事で敗北する。

幻龍拳総統・王将鬼（げんりゅうけんそうとう・ワンしょうき／演：長谷川初範）

幻龍拳総統で麗一の父親、残忍で冷酷非道な性格で黒の長髪を三つ編みポニーテールにまとめている。病魔に侵されて余命が短く、不老不死の秘薬になる「天使の涙」を入手しようとした。最終話にて、必殺技である幻龍魔空波で聖羅を追い詰めたが、聖龍風神掌や気孔破による返り討ちにより敗れ去る。

幻龍三鬼神・雷神（げんりゅうさんきじん・らいじん／演：佐竹雅昭）

四天王・翔影の兄で、筋骨隆々な巨漢だがゴムに似た筋肉と自由に操る関節を持ち、聖羅の攻撃や曼聖の経絡秘孔突きまでも無効化する。怪力や気功波「幻龍雷神拳」を使うが、肉体を過信し気力を消耗した挙げ句に、聖羅が発した「聖龍拳奥義・聖龍風神掌」により敗北する。聖羅に母親・聖華が記憶を失った事に関する心当たりを話そうとした矢先、口封じで王による幻龍魔空波により絶命。