メガゾーン23(Megazone 23)のネタバレ解説・考察まとめ

『メガゾーン23(Megazone 23)』とは、1985年3月に発売されたSFロボットアニメ。OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)として販売された。石黒昇が監督を務め、キャラクターデザインに美樹本晴彦らを起用した第1作が大ヒットし、続編を含めると全3作が製作された。偶然軍の秘密兵器である可変型バイク「ガーランド」を手に入れた主人公が、世界の秘密を知り、若さゆえの反逆を起こす。当時のOVA界隈に「美少女とメカの組み合わせ」という一大潮流を起こした作品の1つである。

目次 - Contents

ネットジャッカー

エデンシティのネットワークを違法に占拠するいわゆるサイバーテロ集団。彼らの活動により、ネットワークが断絶したり、市民データが損失したりする被害が出ていた。その目的は謎とされていたが、実際にはオレンジ社が裏で糸を引き、E=Xに対する妨害工作を目的に活動していた。クラッキングだけではなく、銃器を使った戦闘や、爆破工作などもプロフェショナル級である。素性を隠すためなのか、全員がサングラスを着用している。

シオン

シオン

CV:山寺宏一
ネットジャッカーのリーダー。常にサングラスを愛用する、異様に長身の男。元はオレンジ社に所属していたヘッド・オペレーターであり、「デレクマン」の指示で地下に潜り、E=X妨害のためにネットジャッカーを組織して活動していた。リョオとも通じており、エイジに接触するように指示していた。なぜかリョオの顔をよく触る。E=Xに入局したエイジがE=Xガーランドで出撃してきた際は、オレンジハーガンで出撃して力試しをするが、ヤコブに操られたエイジに返り討ちに遭う。そこでエイジにゼロ・ポイントに向かうように告げる。全身ギブスだらけになるが、怪我を押して最前線でネットジャッカーの指揮を執る。やがてオリジナル・イヴと接触すると、協力してヤコブの発動した「プロジェクト・ヘヴン」を阻止するべく尽力する。その後オレンジ社に乗りこむと、デレクマン達を制圧し、サイバーモードがロックされて特攻を繰り返すバド達を救おうとするが叶わなかった。エイジがシステムを正常化させたことで、崩壊寸前だったエデンシティの中で生き延びる。

ドミニク

ドミニク

CV:林原めぐみ
ネットジャッカーの一員でシオンの片腕的存在。ハニーブロンドの美女。サングラスをずらして上目遣いするクセがある。ハッカーとしての技術は抜群で、さらに機関銃を片手に敵地に乗りこむほどの女傑である。

ボーノ

ボーノ

CV:飛田展男
ネットジャッカーの一員。丸いサングラスがトレードマーク。エイジに目を付けたシオンの指示で、ハードオンで超高難易度の「バージョン4」プログラムを実行し、エイジの腕を試した。その際エイジのライフデータのタフさに感嘆の声を上げていた。

クラック

クラック

CV:久保田雅人
ネットジャッカーの一員。口調や声色は男性のものだが、サングラスを外した素顔は中性的で、ピンクの口紅を使っている。

アルフォン

アルフォン

CV:梁田清之
ネットジャッカーの一員。あごひげを蓄えた大男。

オレンジ社

体感型アーケードゲーム「ハードオン」をリリースしているゲーム会社。その裏ではハードオンのゲームネットワークに見せかけて、E=Xのネットワークを上回る「ハイパーネット」を構築しようと暗躍する。それと同時に、ゲームに見せかけた戦闘シミュレーターだったハードオンを使い、自社の主力マシンソルジャー「オレンジハーガン」のパイロット候補を探していた。

デレクマン

デレクマン

CV:阪脩
オレンジ社の会長。E=Xに取って代わり、エデンシティを支配しようと目論む。自分の野望のためなら部下や無知な若者を捨て駒にして一顧だにしない権力欲の塊である。決起の時が来ると、バドを含めたゲームフリークをサイバー技術で支配し、E=Xへのいわば鉄砲玉に仕立てあげる。E=Xの防衛部隊と決死の攻防戦を繰り広げるバドらを見下ろし、「彼らは革命の戦士だ」「我々とは何の関係もない」と冷笑混じりに言い放つ。やがてシオン達に司令部ごと制圧されると、「プロジェクト・ヘヴン」の全容を知らされて絶句し、自分だけ逃げだそうとする小物ぶりを見せる。

『メガゾーン23(Megazone 23)』の用語

MZ(メガゾーン)

kokone01627q0
kokone01627q0
@kokone01627q0

目次 - Contents