舞園さやか（ダンガンロンパシリーズ）の徹底解説・考察まとめ

舞園さやかの概要

舞園さやか（まいぞのさやか）はスパイク・チュンソフトのゲーム『ダンガンロンパシリーズ』に登場する「超高校級のアイドル」。5人組の国民的アイドルグループでセンターマイクを務める、正統派のアイドルである。テレビに映るアイドルに憧れてアイドルを目指し、絶大な人気を誇るまでに至る。中学校の時から校内でも有名で、皆から好かれていた。同級生の苗木誠にとっては高嶺の花であり、2人の間に接点は一切なかったが、舞園は苗木の優しさが印象に残っていたらしく、あらゆる分野で超高校級の生徒のみを集めた学校「希望ヶ峰学園」で再会した時は彼のことを覚えていた。

『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』では「コロシアイ学園生活」に巻き込まれた後、苗木の助手を名乗り出て彼の調査のサポートをする。舞園と交流することで得られるスキルはマシンガントークバトルで相手に与えるダメージが上昇する「美声」。

舞園さやかのプロフィール・人物像

身長：165cm
体重：49kg
胸囲：83cm
誕生日：7月7日
出身校：根黒六中（中学）、根黒高校（高校）
口癖：エスパーなんです
CV：大本眞基子
舞台版キャスト：田中日奈子、後藤郁（2016年再演版）

舞園は正統派アイドルらしく、ストレートの長い黒髪が特徴的な美少女だ。服装はセーラー服。靴下としてニーソックスを履いている。作中ではアイドル衣装も披露しており、フリルのあしらわれたピンクのドレスを着用している姿が確認できる。華やかで皆に好かれる人物で、性格も清楚で温和。言動には一本芯が通っており、努力家の真面目である。それゆえに努力もせず、軽い気持ちで夢を変える「超高校級の野球選手」桑田怜恩（くわたれおん）にはあまりいい感情を持っていない。
また直感が鋭く、苗木の考えていることを言い当てている。その際には「エスパーですから」と笑っている。名前は明かさないが劇中で「身近に好きな人がいる」らしい。

舞園さやかの称号：超高校級のアイドル

舞園は中学生の頃からすでにアイドルとして活動している。高校の頃には国民的アイドルグループのセンターを務め、絶大な人気を誇っていた。ファンはサヤカーと呼ばれ、その数は在的予備軍を含めると1億人はいると言われている。
ステージで歌やダンスを披露する仕事の他、写真集の発売などグラビアアイドルのような仕事もしていた模様。舞園は、アイドル活動のためならどんなに嫌な事でもやり遂げてきたとのこと。

舞園さやかの来歴・活躍

希望ヶ峰学園に入学

舞園は中学生の頃からアイドルとして活動していた。校内でも有名であり、皆から好かれる女子であった。中学生の同級生に苗木がいたが、彼にとって舞園は高嶺の花であり、3年間同じクラスになったこともなく一切の接点がなかった。
希望ヶ峰学園に第78期生として入学すると、苗木と再会。彼や仲間たちと共に賑やかな学校生活を過ごす。しかしその1年後、絶望的思想に染まった第77期生によって世界各地で同時多発テロが起きてしまう。この「人類史上最大最悪の絶望的事件」によって、世界は瞬く間に荒廃した。生き残った第78期生は学園をシェルター化することになるが、その中には事件の元凶である「超高校級の絶望」江ノ島盾子（えのしまじゅんこ）と戦刃むくろ（いくさばむくろ）の姉妹がいた。2人によって穏やかなシェルターでの生活は1年で終了してしまう。

舞園の死と苗木の決意

「超高校級の絶望」である江ノ島と戦刃は、学園長を殺害すると第78期生から希望ヶ峰学園に来てからの記憶を奪う。そして彼らに「自分たちは学園に閉じ込められた」と思わせ、「外に出たければ誰か他の生徒を殺せ」という「コロシアイ学園生活」を強いた。
全員が初対面に思える状況で、舞園は中学校時代の同級生である苗木を苗木を頼る。彼は平凡な学生だった自分のことを舞園が覚えているとは思っていなかったが、舞園は彼の優しさが印象に残っていた。苗木の助手を名乗り出た舞園は彼と共に学園の調査を行っていく。しかしなかなか殺人が起こらない状況に業を煮やした黒幕が、外に出る動機を用意する。舞園が渡されたビデオには所属するグループのメンバーの安否が気になるような映像が収録されており、これによって舞園は恐慌状態に陥る。
そして彼女は脱出するために人殺すことを決意。そのために苗木を利用することになる。舞園は適当な理由をつけて苗木と部屋を交換すると、そこに桑田を呼び出して殺そうとする。だが迷いもあったのか、反撃を受けて逆に致命傷を受けてしまう。舞園は逃げ込んだバスルームで、最後の力でダイイングメッセージを遺した。

舞園が死んだ事件を解明する中で、彼女に利用されたことを知った苗木はショックを受けるが、「ダイイングメッセージを遺したのは最後に苗木に迷惑がかからないようにと考えたからかもしれない」との意見を受け、彼女や犯人として処刑された桑田の想いを背負って黒幕に立ち向かっていく決意を固めた。

舞園さやかの関連人物・キャラクター

苗木誠（なえぎまこと）

『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』の主人公で、「超高校級の幸運」の肩書を持つ少年。舞園とは中学校時代の同級生だった。2人の間に接点はほとんどなかったものの、舞園は苗木の優しさが印象に残っており、彼のことをよく知っていた。

苗木誠（ダンガンロンパシリーズ）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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苗木誠（なえぎまこと）は『ダンガンロンパシリーズ』に登場する「超高校級の幸運」。特筆すべき才能を持たない普通の高校生だったが、平均的な学生の中から抽選で選ばれて希望ヶ峰学園に入学することになる。「幸運」と称されてはいるものの、作中ではとにかく酷い目に遭うことが多く、「超高校級の不運」と揶揄されている。希望ヶ峰学園で起きた「コロシアイ学園生活」では死んでしまった仲間達の想いを背負いながら成長していく。

桑田怜恩（くわたれおん）

「超高校級の野球選手」。野球に関して天才的なセンスを持つが、努力することが嫌いで一度も野球の練習をしたことがなかった。アイドル活動のためなら努力を惜しまない舞園はそんな桑田の軽薄な態度を快く思っていない。

桑田怜恩（ダンガンロンパシリーズ）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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桑田怜恩（くわたれおん）は『ダンガンロンパシリーズ』に登場する「超高校級の野球選手」。高校野球全国大会の常連校にて、エースで4番を務め、チームを優勝に導いた実績を持つ。一方で真面目に努力することは嫌っており、一度も野球の練習をしたことがない。桑田はあらゆる分野で超高校級の生徒のみを集めた学校「希望ヶ峰学園」に第78期生として編入。そこで「コロシアイ学園生活」を余儀なくされる。

舞園さやかの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「エスパーですから」