桑田怜恩(ダンガンロンパシリーズ)の徹底解説・考察まとめ
桑田怜恩(くわたれおん)は『ダンガンロンパシリーズ』に登場する「超高校級の野球選手」。高校野球全国大会の常連校にて、エースで4番を務め、チームを優勝に導いた実績を持つ。一方で真面目に努力することは嫌っており、一度も野球の練習をしたことがない。桑田はあらゆる分野で超高校級の生徒のみを集めた学校「希望ヶ峰学園」に第78期生として編入。そこで「コロシアイ学園生活」を余儀なくされる。
桑田怜恩の概要
桑田怜恩(くわたれおん)はスパイク・チュンソフトのゲーム『ダンガンロンパシリーズ』に登場する「超高校級の野球選手」。野球の才能に溢れた人物で、一度も野球の練習をしたことがないにもかからわず、エースの4番として高校野球全国大会の常連校を優勝に導いた人物である。野球の練習をしたことがないのは真面目に努力することを嫌っているから。野球のことは好きでないようで、桑田は野球を踏み台に「超高校級のミュージシャン」となってパンクで世界ててっぺんを取ることを目標にしている。その夢も「行きつけの美容院のお姉さんがミュージシャンが好きだから」という理由である。
桑田はあらゆる分野で超高校級の生徒のみを集めた学校である希望ヶ峰学園に第78期生として編入する。その時点での年齢は17歳。ゲーム『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』では、希望ヶ峰学園の学園長と名乗るクマのぬいぐるみであるモノクマによって、「コロシアイ学園生活」を強いられることになる。
自由行動時に桑田と交流することで入手できるスキルは、発射した言弾の速度が上がる「剛腕」と、ノンストップ議論で精神集中時に自動で照準がウィークポイントに合わせる「動体視力」。
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』(Danganronpa: Trigger Happy Havoc)とは、2010年11月スパイク(現スパイク・チュンソフト)から発売されたPSP向けのゲーム。ダンガンロンパシリーズの第1作目となる。 2013年にはアニメ化、2014年には舞台化されている。 今作は才能あふれる「超高校級」が集められる希望ヶ峰学園で16人の高校生が監禁され、コロシアイを強要されるストーリーとなっている。
桑田怜恩のプロフィール・人物像
身長:175cm
体重:67kg
胸囲:80cm
誕生日:1月3日
血液型:A型
出身校:LL学園
CV:櫻井孝宏
舞台版キャスト:宮下雄也
桑田は髪の毛と顎鬚を伸ばしたいわゆる「チャラ男」であり、服装も態度もチャラチャラしている。耳にはピアスをつけている。前の学校では規則で仕方なく坊主頭にしたこともあったらしい。性格は軽くて女好き。本編では「超高校級のアイドル」である舞園さやかに興味を持っているような様子を見せる。桑田は野球を踏み台に「超高校級のミュージシャン」となるのが夢だが、これも「行きつけの美容院のお姉さんがミュージシャンが好きだから」と、女性が理由となっている。しかし非常に面倒くさがりな桑田は、楽器の練習すらもさぼっている。
しばらく野球から離れたことで、野球が好きだったということを自覚したようで、前の学校に戻ってまた野球をやることを決めている。
桑田怜恩の称号:超高校級の野球選手
希望ヶ峰学園ではあらゆる分野で超高校級の生徒を集めている。超高校級とはある分野において特に優れた能力をもつ高校生につけられる称号であり、桑田は野球の才能から「超高校級の野球選手」と称される。その才能はすさまじく、一度も練習をしたことがないにもかかわらず、高校野球全国大会の常連校であるLL学園で、エースで4番を任されて優勝を果たすほどである。野球ボールよりも大きい水晶玉を狙った場所へ正確に投げると言った芸当も可能。
桑田怜恩の来歴・活躍
高校野球全国大会優勝
桑田は高校野球全国大会の常連校であるLL学園に入学する。面倒くさがりな桑田は練習を一度もしたことがなかったが、チームではエースで4番を任される。そして見事にチームを優勝へと導いた。しかし桑田自身は野球に対する情熱もなく、希望ヶ峰学園に編入するにあたり、野球から離れることに。また行きつけの美容院のお姉さんの言葉でミュージシャンを目指すようになる。
コロシアイ学園生活
野球の才能が認められ、希望ヶ峰学園に「超高校級の野球選手」として編入することになった桑田は第78期生となった。それから約1年間、学園生活を謳歌していた桑田たちだったが、ある日、「超高校級の絶望」である江ノ島盾子(えのしまじゅんこ)により生徒会メンバー同士のコロシアイ「希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件」が発生。これに端を発し世界中で絶望に堕とされた人々が暴動を起こすという「人類史上最大最悪の絶望的事件」が起きる。学園長の霧切仁(きりぎり じん)は希望ヶ峰学園をシェルター化することで生徒たちを守ろうとした。
しかし誤算だったのは、シェルターの中に「絶望」が入り込んでいたことだ。「超高校級の絶望」である江ノ島とその姉・戦刃むくろは表向き「超高校級のギャル」「超高校級の軍人」とされており、第78期生の生徒だった。彼女たちに仁は殺され、第78期生の生徒たちは学園で過ごした間のことを忘れさせられ、「コロシアイ学園生活」を強いられることになる。
桑田の犯行
江ノ島と戦刃が目論んだ「コロシアイ学園生活」は、第78期生が記憶をなくした直後から始まった。江ノ島が操作する学園長モノクマによって「学園の中で一生暮らし続けること、外に出たければ誰か他の生徒を殺さなければならない」と告げられたことで、外の状況も忘れてしまった生徒たちは疑心暗鬼に陥る。しかし生徒たちは学園を調査するだけで、誰も殺そうとはしなかった。
それにしびれを切らしたモノクマは「動機を与える」といって生徒たちにDVDを配った。それには外に出たいと思わせるような内容が記録されていた。これにより舞園は外に出るために生徒を殺そうと考える。狙われたのは桑田だった。部屋に呼ばれた桑田は彼女から殺されかけるが、返り討ちにする。翌日、彼女の死体が見つかった。
死体が見つかったのは主人公の苗木誠の部屋だった。事前に舞園が苗木と部屋を交換していたのだ。男子部屋と女子部屋の違い、そして舞園が遺したダイイングメッセージにより桑田の犯行が暴かれた。桑田は舞園が襲ってきたことを理由に「仕方がなかった」と正当防衛を主張するが、バスルームに逃げ込んだ彼女を追って、自室から工具を持ってきて扉を開けたのは殺意があったからだと指摘された。
その後、桑田は学園裁判のルールに則り、「おしおき」という名の公開処刑「千本ノック」に遭う。それは縛り付けられた桑田をピッチングマシーンで滅多打ちにするという凄惨なものだった。桑田の死を見た生徒たちは絶句することしかできなかった。
桑田怜恩の関連人物・キャラクター
舞園さやか(まいぞのさやか)
希望ヶ峰学園第78期生の「超高校級のアイドル」。桑田は「舞園の好みが俳優ならそっちを目指してもいいかも」と言うほど、舞園がお気に入りだが、彼女からは何の努力もせず、軽い気持ちで夢を変えることなどからあまりいい印象を持たれていない。
大和田紋土(おおわだもんど)
希望ヶ峰学園第78期生の「超高校級の暴走族」。記憶を失う前は桑田と仲が良かったようで、じゃれあう写真が見つかっている。