大神さくら(ダンガンロンパシリーズ)の徹底解説・考察まとめ

大神さくら(おおがみさくら)は『ダンガンロンパシリーズ』に登場する「超高校級の格闘家」。現役女子高生ながら総合格闘技の世界大会を制覇した人物で「オーガ」とあだ名される。実家は300年続く道場であり、乳母車に乗る前から戦いを始めたという伝説を持つ。その人間離れした経歴とは裏腹に、作中屈指の常識人・良識人で友や仲間を想う気持ちは人一倍強い。『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』では同じアスリート系の才能を持つ朝日奈葵と親友となる。

大神さくらの概要

大神さくら(おおがみさくら)はスパイク・チュンソフトのゲーム『ダンガンロンパシリーズ』に登場する「超高校級の格闘家」。現役女子高生ながら総合格闘技の世界大会を制覇した女傑であり、霊長類ヒト科において最強に最も近いとされる。あだ名は「オーガ」。実家である300年続く道場。大神はその後継者として育ち、乳母車に乗る前から戦いを始めたという伝説や、幼少期から様々な格闘技の金メダリストや達人たちを倒してきたという人間離れした経歴を持つ。それとは裏腹に、作中屈指の常識人・良識人である。友や仲間を想う気持ちが強く、道場を人質にとられていたとはいえ仲間を裏切っていた時には罪悪感に苦しめられていた。
『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』ではあらゆる分野で超高校級の生徒のみを集めた学校「希望ヶ峰学園」の第78期生として、「コロシアイ学園生活」に巻き込まれる。

大神と交流することで入手できるスキルは学級裁判で集中力ゲージの回復速度が上がる「丹田呼吸法」と、ノンストップ議論及び閃きアナグラムで照準がブレなくなる「明鏡止水」。

大神さくらのプロフィール・人物像

身長:192cm
体重:99kg
胸囲:130cm
誕生日:9月13日
出身校:不知火高校
CV:くじら
舞台版キャスト:山口ゆきえ(カーニバル)、山崎静代(2016年再演版)

大神は隆起した筋肉質な肉体とウェーブのかかった白の長髪が特徴的な女傑で、第78期生の生徒の中では最も体格が大きい。肌は赤みがかった褐色で体にはいくつもの傷がついている。服装は白と青を基調としたセーラー服。両手足には白いバンテージを巻いている。なお中学生までは今よりもずっと華奢であった。
とても誠実な性格であり、非常に仲間思い。寡黙ではあるが、作中の人物の中ではトップクラスの常識人である。一人称は「我」。愛飲する飲み物はプロテインコーヒーで、プロテインが万病に効くと本気で考えている。

大神さくらの称号:超高校級の格闘家

大神の肩書は「超高校級の格闘家」であり、高い戦闘能力を誇っている。幼少の頃より様々な格闘技の金メダリストや達人たちを倒し、アメリカの総合格闘技大会ではチャンピオンとして400戦以上して未だ無敗の経歴を誇るほど。その気になれば頑丈な物も粉砕できる。作中では鍵のかけられた学園長室を破壊している。

大神さくらの来歴・活躍

ケンシロウとの約束

大神は300年続く道場の後継者として生まれる。そして武道家の父の影響で武道を会得し、総合格闘技を極めることを人生の目的に定めて様々な格闘技の金メダリストや達人たちと対戦した。その中で、大神はケンシロウという一子相伝の伝説の暗殺拳の伝承者と出会う。彼は大神をして「地上最強の人間」「唯一倒せない相手」と評するほどの人物だが、難病に伏してしまう。それでも彼は闘病し、大神と「地上最強の座は“今は”預けておく」と再戦の約束を交わしている。

内通者

大神は希望ヶ峰学園に第78期生として入学する。入学してからは同じアスリート系の才能を持つ「超高校級のスイマー」朝日奈葵(あさひなあおい)と特に親しくなった。しかし1年後、第77期生が絶望的思想に染め上げられたことで世界各地で同時多発テロを起こす。この「人類史上最大最悪の絶望的事件」により、世界は一気に荒廃してしまった。生き残った第78期生は学園長主導のもと、希望ヶ峰学園をシェルター化する。
しかし第78期生には、「人類史上最大最悪の絶望的事件」の黒幕である「超高校級の絶望」である江ノ島盾子(えのしまじゅんこ)と戦刃むくろ(いくさばむくろ)の姉妹が潜んでいた。2人は学園長を殺した後、第78期生から学園に来てからの2年間の記憶を奪い、「コロシアイ学園生活」を強制させる。

「コロシアイ学園生活」は「学園の中で一生暮らし続けること、外に出たければ誰か他の生徒を殺さなければならない」というルールだ。外の事情も、自分たちで学園をシェルター化したことも忘れた第78期生は、外に出る動機を与えられて殺しあってしまう。大神は江ノ島が裏で操る学園長モノクマに道場の人々を人質にとられ、殺人をするように脅されるが、彼女が動く前に殺人が起こったことで保留となる。しかし学園生活が長くなると、再び中を深めた朝日奈や仲間たちを裏切っていることが辛くなり、とうとうモノクマに反旗を翻すことになる。しかし大神はモノクマを破壊することはできなかった。モノクマは大神へのペナルティとして、生き残っている第78期生の前で「大神が内通者だ」と暴露。それによって生徒たちの間で不和が生まれてしまう。

贖罪

大神はその責任を取りコロシアイを止めるため、ルール違反を犯して学園長室のドアを破壊。そして仲間たちと話をし、遺書を残して自殺する。遺書には仲間たちへの真摯な想いが書かれていたが、モノクマは仲間への恨みをつづった偽物の遺書に差し替えた。それにより、学級裁判では朝日奈が暴走してしまうが、最後には大神が自殺したということが証明される。モノクマは最後の種明かしとして大神が遺した真の遺書を読み上げて彼女の死を「無駄死に」と嘲笑うが、大神の想いを聞いた第78期生は黒幕打倒のために一致団結することになった。

大神さくらの関連人物・キャラクター

朝日奈葵(あさひなあおい)

「超高校級のスイマー」の肩書を持つ少女。大神とは仲が良く、彼女のことを「さくらちゃん」と呼ぶ。大神に対する想いは強く、彼女が死んだ時はその想いの強さをモノクマに利用されてしまう。

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ケンシロウ

画像右。画像左は大神。

大神の唯一の好敵手にして想い人。大神とのイベントにおいて名前のみ登場する。一子相伝の伝説の暗殺拳の伝承者であり、大神が「地上最強の人間」「唯一倒せない相手」と認めるほどの実力を持つが、病に侵されてしまう。

大神さくらの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「もう退かぬ、もう媚びぬ、もう省みぬと……我は決心したのだ!」

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