朝日奈葵（ダンガンロンパシリーズ）の徹底解説・考察まとめ

朝日奈葵の概要

朝日奈葵（あさひなあおい）はスパイク・チュンソフトのゲーム『ダンガンロンパシリーズ』に登場する「超高校級のスイマー」。運動神経が抜群で7つもの運動部を掛け持ちしている。その中でも特に水泳が得意であり、高校記録を数々塗り替えてオリンピックの候補生にも選ばれた。物事を深く考えない人物であるため、推理パートでは役に立たないことも多いが、歴代のアスリートたちに関する知識は豊富である。彼らの格言や座右の銘を引用する場面もある。好きな男性のタイプはジェイソン・ステイサムであるとのこと。
同じアスリート系の才能を持つ「超高校級の格闘家」大神さくらとは仲が良く、「さくらちゃん」と呼ぶ。

朝日奈と交流することで得られるスキルは学級裁判で集中力ゲージの最大値が2増える「抜群の集中力」と、マシンガントークバトルで一度に二つの標的をロックオンできる「両手利き」、探索時に移動速度が上がる「ランニング」。

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生（ゲーム）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』（Danganronpa: Trigger Happy Havoc）とは、2010年11月スパイク（現スパイク・チュンソフト）から発売されたPSP向けのゲーム。ダンガンロンパシリーズの第1作目となる。 2013年にはアニメ化、2014年には舞台化されている。 今作は才能あふれる「超高校級」が集められる希望ヶ峰学園で16人の高校生が監禁され、コロシアイを強要されるストーリーとなっている。

朝日奈葵のプロフィール・人物像

身長：160cm
体重：50kg
胸囲：88cm
血液型：B型
誕生日：4月24日
出身校：あすなろ高校
好きなもの：ドーナツ
嫌いなもの：計算
CV：斎藤千和
舞台版キャスト：藤江れいなと大島なぎさのダブルキャスト、佐藤すみれと岩田華怜と松田彩希のトリプルキャスト（再演）、飯田里穂と工藤紬のダブルキャスト（『3』）

朝日奈は日に焼けた褐色肌と豊満なバスト、ポニーテールが特徴的な少女だ。服装は白いシャツの上に赤いジャージ、青のショートパンツというもの。右膝には赤いサポーターをつけている。明るい性格で、あらゆる分野で超高校級の生徒のみを集めた学校である希望ヶ峰学園の第78期生のムードメーカーである。落ち込みやすいがその分立ち直りも早い。仲間思いな一面もあり、仲間の死にはたびたび涙を流している。また物事を深く考えず思い込みが激しいところもあり、学級裁判では犯人のミスリードに引っかかりやすい。その他、純真で下ネタが苦手。
好きなものはドーナツであり、朝食として食べるほど大好き。他にはハイカロリーな食べ物を好む。

朝日奈葵の称号：超高校級のスイマー

朝日奈は「超高校級のスイマー」として希望ヶ峰学園に入学する。朝日奈は運動神経が抜群で、多くのスポーツで才能を見せているが、中でも水泳に関しては数々の高校記録を塗り替えているほどの実力を持つ。オリンピック候補生にも選ばれるほどである。体を動かすこと以外にも、アスリートに関する知識も豊富。

朝日奈葵の来歴・活躍

「コロシアイ学園生活」の始まり

スポーツ万能の朝日奈は特に水泳で頭角を現し、数々の高校記録を塗り替える。希望ヶ峰学園に「超高校級のスイマー」として入学することになるものの、「コロシアイ学園生活」に巻き込まれてしまう。これは「超高校級の絶望」である江ノ島盾子（えのしまじゅんこ）が絶望的思想を世界に蔓延させたことが起因している。絶望的思想に染まった者は、絶望を蔓延させて自分や他の人が絶望することに快感を覚えてしまう。
江ノ島に絶望的思想に染められた希望ヶ峰学園の第77期生は、世界各地で同時多発テロを起こす。それにより世界は一気に荒廃し、生き残った朝日奈たち第78期生を守ろうと学園長の霧切仁（きりぎりじん）は希望ヶ峰学園をシェルター化することに決めた。しかし第78期生には江ノ島も在籍していた。霧切仁は江ノ島とその姉である戦刃むくろによって殺され、第78期生の生徒たちは学園に入ってからの記憶を消されたうえで「コロシアイ学園生活」を強いられることになった。

大神さくらの死

記憶を消された第78期生の生徒たちは外がどのような状況になっているのかが分からない。「学園の中で一生暮らし続けること、外に出たければ誰か他の生徒を殺さなければならない」という恐ろしいルールを課せられ、さらに江ノ島が操るクマのぬいぐるみ・モノクマに外に出る動機を与えられたことで、生徒たちはコロシアイを始めてしまう。
「コロシアイ学園生活」で朝日奈は大神と交流を深めるが、彼女が黒幕と内通しているということが暴露される。朝日奈は彼女が脅されていたという事情を鑑みて、彼女を信じることに決めるが、生き残っている第78期生の中では大神への疑心が生まれてしまった。その直後に大神は死んでいる状態で見つかる。朝日奈は彼女の遺書を発見して、その無念を晴らすために捜査をかく乱し、大神を殺した犯人を間違えて特定させることで全員で死のうと考えた。
しかし主人公の苗木誠たちの活躍により、大神は自殺したということ、朝日奈が見つけた遺書はモノクマが用意した偽物だったことが判明する。モノクマは大神の死を嘲笑うが、彼女の思いにより生き残った生徒たちは一致団結することになった。

その後、モノクマを操っている人物が江ノ島だと明らかとなる。姿を現した江ノ島は外の世界について語って第78期生を絶望させようとする。しかし苗木の言葉で希望を取り戻した朝日奈たちは、外の世界に出ることを決め、江ノ島と決着をつけた。

「KOROSIAI GAME」に巻き込まれる朝日奈

江ノ島は死んだが、絶望的思想が消えたわけではなかった。外の世界では絶望の残党が暴れまわっている。朝日奈たちは世界に蔓延した絶望的思想による秩序の崩壊に対処する「未来機関」に所属し、界を立て直すために戦っていく。朝日奈が第十三支部支部長の代理として会議に出席したところ、モノクマが仕掛けた「KOROSIAI GAME」に巻き込まれる。彼女は絶望的思想に染まった第77期生を救おうとする苗木を守るために行動する。
そして元「超高校級のアニメーター」である御手洗亮太（みたらいりょうた）が、かつて江ノ島に脅されて「洗脳ビデオ」の完成を手伝ってしまったことの贖罪で「希望のビデオ」を配信しようとすると、その阻止に動く。朝日奈は制圧部隊の銃撃で左足を負傷してしまい、苗木を先に行かせて治療を受けた。

朝日奈葵の関連人物・キャラクター

大神さくら（おおがみさくら）

「超高校級の格闘家」。勇ましい顔立ちと他者を圧倒するような体格の女性で、朝日奈とは仲が良い。彼女の死をきっかけに、「コロシアイ学園生活」に巻き込まれた生徒たちは一致団結することになった。

苗木誠（なえぎまこと）

『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』の主人公である「超高校級の幸運」。『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』では絶望に染まった第77期生を救うために奔走する。朝日奈はそんな彼をサポートする。

霧切響子（きりぎりきょうこ）