
『エックスディファイアント』(XDefiant)とは、2024年から基本プレイ無料の形式でサービスが開始されたオンラインFPSである。
内容としてはUbisoftが手掛けている『ゴーストリコン』や『ファークライ』といった人気FPSに登場する勢力が一同に介し、チームデスマッチやドミネーションといったルールで戦う内容になっている。
『Apex Legends』や『VALORANT』などのFPSとは違った、カジュアルで大胆な撃ち合いと、武器のレベル制をはじめとしたやり込み要素が魅力となっている。
ボム
シーズン2より実装となった新モードで、『Call Of Duty』におけるサーチアンドデストロイモードである。
『VALORANT』のような攻撃側と防衛側で分かれる爆破系ルールで、攻撃側は防衛側を全滅及び地点に爆弾を仕掛けて爆破すると勝利となり、防衛側は敵を全滅及び仕掛けられた爆弾を解除すると勝利になる。
eスポーツでは多くのFPSで採用されるルールであり、主に『Call Of Duty』のプロゲーマーから要望が合ったために実装が決定された。
CTF
こちらは『Halo』などのFPSでおなじみのルールで、各陣営に設置されているフラッグを確保して自陣に持ち帰ることで得点が加算され、最終的に多くのポイントを確保したチームが勝利となる。
どのようなルートでフラッグを運ぶことで、安全かつ効率的にフラッグを持ち帰れるかを予想するマップの把握力が求められるモードとなっている。
イベントマッチ
定期的に開催されるイベントマッチでは、1つのマップに限定した状態でチームデスマッチやドミネーションがプレイできたり、逆に1つのモードをさまざまなマップでプレイできるイベントも開催される。
得意なマップでイベントマッチが開催されることで、効率よくプレイヤーレベルや武器レベルも上げることができる。
ランクマッチ
本気の対戦を楽しみたいユーザーに向けてシーズン1より開始となったモードで、試合に勝利することでポイントを稼ぎ、高いランクを目指していくことができる。
ランク分布はブロンズからレジェンドまで7階級存在し、毎シーズンごとにランキング500以内に入ることで、特殊な報酬を獲得することも可能だ。
基本システム

ゲームシステムには『Call Of Duty』で見られるシステムのほか、エイムアシストなどは本作独自の配慮も施されており、近年のFPSで話題になりがちなデバイスによる不利も発生しにくい仕様となっている。
また、ユーザーのやりこみに応えてくれるシステムも充実しており、長期間におよぶやり込みも可能である。
武器のレベル制
『エックスディファイアント』では武器にレベル制が採用されており、対戦で武器を使っていくことでレベルを上げていき、装着するアタッチメントを解除できる。
扱いにくいと感じる武器でも、アタッチメントの組み合わせ次第では別武器といってもいいほど使用感が変わることも多く、撃ち合いの有利不利にも大きな影響を与える要素となっている。
キャラクターコントロール
『Apex Legends』などのように、キャラクターコントロールの自由度が高いゲームが増えている中で、『エックスディファイアント』では主にタップストレイフとスライディングキャンセルが可能となっている。
タップストレイフはジャンプ後に空中で動くことができるキャラクターコントロールで、うまく扱うことで弾避けにも繋がるテクニックだ。
そしてスライディングキャンセルは、スライディングをジャンプでキャンセルすることで、高速移動しながらジャンプするテクニックとなっており、こちらも『エックスディファイアント』では必須テクニックといえる。
キャラクターコントロールによって、ゲームのスピード感もほかのFPSと比べて早くなっており、自由自在な戦い方を実現している。
エイムアシスト
『Apex Legends』などで度々話題になるエイムアシストによるデバイスの有利不利だが、『エックスディファイアント』ではマッチング形式を変更することで解決している。
マッチング方式を変えることで、キーボードマウスのプレイヤーとコントローラーのプレイヤーをマッチングさせないように変更でき、デバイスによる有利不利を気にすることなく快適にプレイが可能だ。
パッシブ能力
各キャラクターには試合を通して永続で発動する能力として、パッシブ能力が備わっている。例えばファントムズだと他の勢力よりHPが20多く設定されていたり、GSコマンドーは防弾ヘルメットによってヘッドショットダメージが低下するなど、キャラクターの使い心地に大きな影響を与えるのが特徴である。
アビリティ
アビリティはキャラクターに2種類ずつ設定されている発動型の能力である。能力の内容は各勢力のイメージに合わせたものが多く、クリーナーズは火炎ダメージを与える火炎瓶やインシネレーター・ドローンといった能力を持っており、リベルタードはバイオヴィーダ療法を使った回復系のスキルを持っているなど、勢力のイメージに合った多彩な能力が登場する。
ウルトラ
敵をキルしたり地点確保に貢献してゲージを貯めることで使用できるのがウルトラである。『エックスディファイアント』における切り札的な能力で、使いこなせれば試合の流れを変えることにも繋がる。例として、エシュロンは壁を透視しながら高いダメージのハンドガンが使用可能になり、クリーナーズは強力な火力を誇る火炎放射機を遣えるようになるな。
『エックスディファイアント』(XDefiant)の登場人物・キャラクター
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)の概要
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)のあらすじ・ストーリー
- さまざまな作品からキャラクターが集結
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)のゲームシステム
- 対戦ルール
- チームデスマッチ
- ドミネーション
- オキュパイ
- ホットショット
- エスコート
- ゾーンコントロール
- ボム
- CTF
- イベントマッチ
- ランクマッチ
- 基本システム
- 武器のレベル制
- キャラクターコントロール
- エイムアシスト
- パッシブ能力
- アビリティ
- ウルトラ
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)の登場人物・キャラクター
- ファントムズ
- シンガ(Singa)
- ゴルゴン(Gorgon)
- ライノ(Rhino)
- リベルタード
- セレステ(Seleste)
- ベト(Beto)
- イゼルダ(Iselda)
- エシュロン
- サミール(Samir)
- マリー(Malee)
- ラファ(Rafa)
- デッドセック
- ジア(Gia)
- ジン(Jing)
- セバスチャン(Sebastian)
- クリーナーズ
- デ・ロサ(De Rosa)
- グリーン(Green)
- カーシー(Kersey)
- GSコマンドー
- カプタン(Kaptan)
- スターク(Stark)
- クリーガー(Krieger)
- ハイウェイマン
- ノヴァ(Nova)
- パウロ(Paulo)
- Li'l T(リトルT)
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)のアイテム
- アサルトライフル
- 「AK47」
- 「ACR」
- 「M16A4」
- 「MDR」
- 「LVOA-C」
- 「M4A1」
- サブマシンガン
- 「MP5A2」
- 「MP7」
- 「P90」
- 「Vector」
- 「PP-19」
- ショットガン
- 「M870」
- 「ダブルバレルショットガン」
- 「AA-12」
- ライトマシンガン
- 「M249」
- 「M60」
- 「RPK-74」
- 「L86」
- マークスマンライフル
- 「MK20」
- 「SVD」
- スナイパーライフル
- 「M44」
- 「TAC-50」
- 「L115」
- セカンダリーウェポン
- 「686マグナム」
- 「93R」
- 「D50」
- 「M1911」
- 「M9」
- 「ソードオフショットガン」
- デバイス
- 「フラググレネード」
- 「粘着グレネード」
- 「センサーマイン」
- 「EMPグレネード」
- 「フラッシュグレネード」
- 「スモークグレネード」
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)の用語
- トム・クランシー
- シーズン
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- リリースまでの紆余曲折
- シーズン1開始とランクマッチの炎上