
『エックスディファイアント』(XDefiant)とは、2024年から基本プレイ無料の形式でサービスが開始されたオンラインFPSである。
内容としてはUbisoftが手掛けている『ゴーストリコン』や『ファークライ』といった人気FPSに登場する勢力が一同に介し、チームデスマッチやドミネーションといったルールで戦う内容になっている。
『Apex Legends』や『VALORANT』などのFPSとは違った、カジュアルで大胆な撃ち合いと、武器のレベル制をはじめとしたやり込み要素が魅力となっている。
『エックスディファイアント』(XDefiant)の概要
『エックスディファイアント』(XDefiant)とは、2024年の5月よりサービスが開始された基本プレイ無料のオンラインFPSタイトルで、特徴としては『ゴーストリコン』シリーズのファントムズや『ファークライ』に登場するハイウェイマンといった、さまざまな勢力が登場する点である。
対戦の舞台にはUbisoftの各ゲーム作品をモデルにしたマップが登場し、より早く規定のキル数を達成したチームが勝利するチームデスマッチや、3箇所に点在するポイントを取り合い、ポイントを稼いで勝利を目指すドミネーションなどの多彩なルールで対戦を楽しめる。
カジュアルで気軽に楽しめる『Call Of Duty』を彷彿とさせるルールを採用したアリーナ型FPSとして開発されており、開発陣にはCall Of Dutyシリーズを手掛けていたインフィニティーワードのスタッフが参加しているため、ゲームの操作感もCall Of Dutyシリーズ経験者であれば、全く違和感なくプレイ可能だ。
さらに『エックスディファイアント』では、人気FPSの『Apex Legends』や『VALORANT』のゲーム性も取り入れているのが特徴である。それはスキルの存在で、各勢力には特徴的なパッシブ能力(常時発動のスキル)・アビリティ(クールタイムを経て使用可能になるスキル)・ウルトラ(敵を倒すなどで貯めたゲージを消費して使用する強力な切り札的スキル)が備わっている。うまく活用することで、戦況を一気に変えることもでき、いわゆるゲームチェンジャーとして重要な要素といえる。
『エックスディファイアント』の人気は『Call Of Duty』に大きな影響を与えた。
今までは基本無料でプレイできるのがバトロワである『WarZone』のみだったが、最新作の『Call Of Duty Black Ops 6』では、月額制のゲームパスに加入することで、マルチプレイも基本無料で遊ぶことができるようになった。
また、キルストリークの存在しないゲーム性も好評的だった影響か、『Call Of Duty Black Ops 6』でもキルストリークなしのルールで遊べるモードが追加されている。
『エックスディファイアント』(XDefiant)のあらすじ・ストーリー
さまざまな作品からキャラクターが集結
『エックスディファイアント』は、UbiSoftが開発しているさまざまなTPSやFPS作品の勢力が集結している作品で、いわゆる『大乱闘スマッシュブラザーズ』に代表されるオールスター作品のような世界観となっている。
そのため、明確なストーリーも存在せず、プレイの目的としても基本的にアンランクのカジュアルなルールで撃ち合いを楽しんだり、ランクモードで緊張感のある戦いを楽しむなど、人それぞれの楽しみ方でプレイが可能だ。
『エックスディファイアント』(XDefiant)のゲームシステム

対戦ルール

対戦ルールにはアリーナ型FPSには欠かせない定番ルールのほか、他のFPSにはない独自のルールやイベント開催時限定のルールも開催される場合があり、プレイするユーザーを飽きさせない工夫も施されている。
フィジカルが求められるキル中心のルールから立ち回り重視のルールまで、ユーザーの好みに合った対戦が楽しめる。
チームデスマッチ

アリーナ型FPSで定番中の定番ルールであるチームデスマッチ。
チーム同士で100キルのカウントを目指して倒し合いをするルールで、ドミネーションなどのポイントを取り合うルールと違い、単純にキル数を競うので、個人のエイム力が重要となる。
『Call Of Duty』でも人気の高いルールだが、サービス開始当初は実装されておらず、シーズン1が始まってユーザーからの要望が多かったために追加された。
ドミネーション
こちらもアリーナ型FPSでは人気のルールで、『Call Of Duty』でも多くのユーザーがプレイしている定番モードである。
マップに点在する3つの地点を確保し、地点ごとに1秒1ポイント加算される得点を稼ぎながら戦っていくモードで、マップの把握力や敵の動きを把握する立ち回りが要求される。
オキュパイ
こちらは『Call Of Duty』におけるハードポイントと呼ばれるルールで、時間経過で変化する地点を確保し、1秒1ポイントで加算される得点を稼いで戦うモードである。
地点が1箇所になるため、ドミネーションよりもエイム力をはじめとしたフィジカルの強さが問われるほか、地点の位置をあらかじめ把握しつつ、地点を目指してくる敵を倒すマップ把握力も重要なモードとなっている。
ホットショット
ホットショットは『エックスディファイアント』オリジナルのゲームモードで、敵を倒すと落とすコインを多く獲得することで、獲得したプレイヤーはホットショットとなり、自身の機動力が向上する。
そして、ホットショットとなったプレイヤーが敵を倒すことでより多くのコインが落ち、得点が多く加算されるようになり、最終的に最も多くの得点を確保したチームが勝利となる。
エスコート

エスコートは犬型の歩行ロボットをマップの終点まで護衛して運搬するモードである。
ロボットの周りにプレイヤーが集まることでロボットは歩行を開始し、一定時間歩行をさせないと後退を始めてしまう。攻撃側はロボットを効率よく運搬するため、敵をロボットに近づけさせない立ち回りが重要となる。
また、エスコートと後述のゾーンコントロールでは、通常よりも大型のマップになり、攻撃側と防衛側に分かれて戦うことになる。
ゾーンコントロール
こちらは大型マップで行うドミネーションのようなモードで、点在する2つ及び1つの地点を取り合いしつつ、最終的に攻撃側がマップ最奥の地点を確保することで勝利となる。
また、確保できなかった場合は攻守が交代となり、攻撃側だったチームが確保できなかった地点まで確保できた時点で勝利する。
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目次 - Contents
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)の概要
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)のあらすじ・ストーリー
- さまざまな作品からキャラクターが集結
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)のゲームシステム
- 対戦ルール
- チームデスマッチ
- ドミネーション
- オキュパイ
- ホットショット
- エスコート
- ゾーンコントロール
- ボム
- CTF
- イベントマッチ
- ランクマッチ
- 基本システム
- 武器のレベル制
- キャラクターコントロール
- エイムアシスト
- パッシブ能力
- アビリティ
- ウルトラ
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)の登場人物・キャラクター
- ファントムズ
- シンガ(Singa)
- ゴルゴン(Gorgon)
- ライノ(Rhino)
- リベルタード
- セレステ(Seleste)
- ベト(Beto)
- イゼルダ(Iselda)
- エシュロン
- サミール(Samir)
- マリー(Malee)
- ラファ(Rafa)
- デッドセック
- ジア(Gia)
- ジン(Jing)
- セバスチャン(Sebastian)
- クリーナーズ
- デ・ロサ(De Rosa)
- グリーン(Green)
- カーシー(Kersey)
- GSコマンドー
- カプタン(Kaptan)
- スターク(Stark)
- クリーガー(Krieger)
- ハイウェイマン
- ノヴァ(Nova)
- パウロ(Paulo)
- Li'l T(リトルT)
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)のアイテム
- アサルトライフル
- 「AK47」
- 「ACR」
- 「M16A4」
- 「MDR」
- 「LVOA-C」
- 「M4A1」
- サブマシンガン
- 「MP5A2」
- 「MP7」
- 「P90」
- 「Vector」
- 「PP-19」
- ショットガン
- 「M870」
- 「ダブルバレルショットガン」
- 「AA-12」
- ライトマシンガン
- 「M249」
- 「M60」
- 「RPK-74」
- 「L86」
- マークスマンライフル
- 「MK20」
- 「SVD」
- スナイパーライフル
- 「M44」
- 「TAC-50」
- 「L115」
- セカンダリーウェポン
- 「686マグナム」
- 「93R」
- 「D50」
- 「M1911」
- 「M9」
- 「ソードオフショットガン」
- デバイス
- 「フラググレネード」
- 「粘着グレネード」
- 「センサーマイン」
- 「EMPグレネード」
- 「フラッシュグレネード」
- 「スモークグレネード」
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)の用語
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