
『エックスディファイアント』(XDefiant)とは、2024年から基本プレイ無料の形式でサービスが開始されたオンラインFPSである。
内容としてはUbisoftが手掛けている『ゴーストリコン』や『ファークライ』といった人気FPSに登場する勢力が一同に介し、チームデスマッチやドミネーションといったルールで戦う内容になっている。
『Apex Legends』や『VALORANT』などのFPSとは違った、カジュアルで大胆な撃ち合いと、武器のレベル制をはじめとしたやり込み要素が魅力となっている。
シーズン
『エックスディファイアント』をはじめとした多くのFPSではシーズン制というものを採用している。シーズンは数ヶ月単位で区切られており、シーズンが変わるごとに大型のアップデートがゲームに施される。『エックスディファイアント』はサービス開始当初にプレシーズンが開幕し、その2ヶ月後にシーズン1が開始となった。
その後、シーズン1から1年2ヶ月後にシーズン2が開幕となり、新勢力としてハイウェイマンと新武器が3種類追加された。
『エックスディファイアント』(XDefiant)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
リリースまでの紆余曲折

実は『エックスディファイアント』の歴史は2021年7月まで遡る。突如新規タイトルとして『Tom Clancy's XDefiant』が発表され、同年の8月にはクローズドでベータテストが開始された。しかし、以降は2022年の3月にタイトルが『Tom Clancy's XDefiant』から『エックスディファイアント』に変更されると、リリース予定が発表されることもなく、情報が一気に途絶えてしまう。
2023の4月にクローズドベータとオープンセッションが開催されると、同年の夏にリリースされることが決まったものの、そこから複数回リリース延期が発表され、またしても情報が途絶えてしまった。
2024年になり、3月と4月にサーバーテストセッションが実施され、5月にはPS4版とXbox One版の開発が中止になることが発表された。そして同年の5月21日にようやくサービスが開始され、長い期間を経てリリースへと至ったのである。
シーズン1開始とランクマッチの炎上
めでたくリリースとなった『エックスディファイアント』だったが、シーズン1が開始されるとランクマッチの仕様から物議を醸すこととなる。近年のFPS作品では、ランクマッチ中のロビー退出にはペナルティが課されることが主流なものの、『エックスディファイアント』にはペナルティがなかったため、ポイントを失いたくなければロビーを抜ければいいという本末転倒な仕様となっていた。
また、通常マッチではしっかりと対策されているはずのマッチングも崩壊しており、キーボードマウスのユーザーとコントローラーのユーザーが平然とマッチングし、まともなゲームにならない試合も多く見受けられた。さらにはチートやコンバーターを使用する悪質なユーザーも多く見られ、マッチングにはクロスプレイも採用されていたことから、コンシューマーでプレイしていた多くのユーザーも被害を受けることになってしまった。その後は落ち着き、比較的プレイやすい環境になっているものの、シーズン1の影響は大きく、多くのユーザーが『エックスディファイアント』から離れてしまうことになった。
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目次 - Contents
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)の概要
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)のあらすじ・ストーリー
- さまざまな作品からキャラクターが集結
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)のゲームシステム
- 対戦ルール
- チームデスマッチ
- ドミネーション
- オキュパイ
- ホットショット
- エスコート
- ゾーンコントロール
- ボム
- CTF
- イベントマッチ
- ランクマッチ
- 基本システム
- 武器のレベル制
- キャラクターコントロール
- エイムアシスト
- パッシブ能力
- アビリティ
- ウルトラ
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)の登場人物・キャラクター
- ファントムズ
- シンガ(Singa)
- ゴルゴン(Gorgon)
- ライノ(Rhino)
- リベルタード
- セレステ(Seleste)
- ベト(Beto)
- イゼルダ(Iselda)
- エシュロン
- サミール(Samir)
- マリー(Malee)
- ラファ(Rafa)
- デッドセック
- ジア(Gia)
- ジン(Jing)
- セバスチャン(Sebastian)
- クリーナーズ
- デ・ロサ(De Rosa)
- グリーン(Green)
- カーシー(Kersey)
- GSコマンドー
- カプタン(Kaptan)
- スターク(Stark)
- クリーガー(Krieger)
- ハイウェイマン
- ノヴァ(Nova)
- パウロ(Paulo)
- Li'l T(リトルT)
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)のアイテム
- アサルトライフル
- 「AK47」
- 「ACR」
- 「M16A4」
- 「MDR」
- 「LVOA-C」
- 「M4A1」
- サブマシンガン
- 「MP5A2」
- 「MP7」
- 「P90」
- 「Vector」
- 「PP-19」
- ショットガン
- 「M870」
- 「ダブルバレルショットガン」
- 「AA-12」
- ライトマシンガン
- 「M249」
- 「M60」
- 「RPK-74」
- 「L86」
- マークスマンライフル
- 「MK20」
- 「SVD」
- スナイパーライフル
- 「M44」
- 「TAC-50」
- 「L115」
- セカンダリーウェポン
- 「686マグナム」
- 「93R」
- 「D50」
- 「M1911」
- 「M9」
- 「ソードオフショットガン」
- デバイス
- 「フラググレネード」
- 「粘着グレネード」
- 「センサーマイン」
- 「EMPグレネード」
- 「フラッシュグレネード」
- 「スモークグレネード」
- 『エックスディファイアント』(XDefiant)の用語
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