Tom Clancy's The Division 2(ディビジョン2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Tom Clancy's The Division2』とは、ユービーアイソフトが発売したオンラインRPGである。舞台は、ウイルステロにより崩壊したアメリカの首都、ワシントンD.C.。プレイヤーは秘密機関「ディビジョン」のエージェントとなり、ウイルスの脅威を止めるべく敵勢力に立ち向かう。舞台となるワシントンD.C.は、ホワイトハウスなどの特徴的な建物がリアルに再現されており、美しい景色が魅力的である。またマイクロマシンを駆使した最先端の装備を扱えるのも、本ゲームの醍醐味となっている。

『Tom Clancy's The Division2』の概要

オンラインRPGである「ディビジョン」の続編。開発は、ユービーアイソフトの開発チームであるマッシヴエンターテインメント。
リリースは2019年2月7日で、PS4、Xbox One、PCに展開しており、日本語(日本語音声・字幕)にも対応している。
前作は、雪の降るニューヨークを舞台にしていたが、本作から夏のワシントンD.C.を舞台にしている。
アウトブレイクを招いたウイルスは、ニューヨークから始まり全世界に広まった。
ディビジョンエージェント達は、崩壊したアメリカを再建するため、ウイルスと敵対勢力の排除を行っている。
新たな舞台となるワシントンD.C.は、建物や背景がリアルに再現されており、没入感のあるマップとなっている。

本ゲームは、テンポの速いアクションを主体としたオンラインRPGである。
ゲーム視点はTPS(三人称視点)となっており、遮蔽物に隠れながら射撃を行う「カバーリング」が基本となるゲームである。
ソロまたは最大4人のチームでプレイ可能。
本ゲームは、ストーリーを追っていくストーリーミッションとサイドミッション、チームを組み他のプレイヤーと戦う対戦型のPvP、究極のサバイバルを体験できるダークゾーンなど様々なアクティビティが存在する。
キャラクターにはレベルが設定されており、最大レベルは30となっている。
また最終ミッションである「リッジウェイ」と呼ばれる人物の討伐完了かつプレイヤーのレベルが30になると、新たなミッションやアクティビティなどが解放される。

『Tom Clancy's The Division2』のあらすじ・ストーリー

ディビジョンエージェントとして活動していた主人公。(プレイヤー。)
救難信号を受け、発信元であるホワイトハウスのあるワシントンD.C.へ移動する。
ワシントンD.C.は新型天然痘ウイルスにより、交通網や通信網が止まっており、警察などの組織も崩壊している。また、アメリカだけでなく全世界が同じ状況である。
このような状態になっても、人々はコミュニティを作り生き延びていた。
しかし弱者に暴力を働き、物資などを奪うギャング集団「ハイエナ」という勢力が存在する。
プレイヤーはハイエナを倒しながら、壊滅状態であるホワイトハウスへ向かう。
するとホワイトハウスはハイエナの攻撃を受けており、ホワイトハウスの防衛に参加する。
その後、ディビジョンに救難信号を発信した公共機関であるJTFのコーディネーター「マニー・オルテガ」からワシントンD.C.再建のため、様々なミッションを受ける。
そしてダウンタウンやホテルに蔓延るハイエナを倒していく。
その中で、政府に復讐心を持つカルト集団「アウトキャスト」やJTFの反乱者などで構成された「トゥルーサンズ」といった新たな敵勢力と遭遇していく。

アウトキャストの主要施設を壊滅したのち、最後のメインストーリーであるトゥルーサンズの拠点を攻略していく。
トゥルーサンズのリーダー「アントワン・リッジウェイ」を倒し、拠点を後にする。
これでワシントンD.C.は安全だと思ったが、新たな敵勢力「ブラックタクス」が現れる。
ブラックタクスは一瞬にしてワシントンD.C.を占拠していく。
ブラックタクスの侵略に対処しつつ、ハイエナ、アウトキャスト、トゥルーサンズの残党勢力の排除も主人公に委ねられている。
ディビジョンとJTFは、アメリカ復興とは程遠い終わらない争いを繰り返しているのであった。

『Tom Clancy's The Division2』のゲームシステム

ゲームモード

キャンペーン

キャンペーンはストーリーを進めていくモードで、ストーリーミッションとサブミッションの2種類がある。
ストーリーミッションは、名前の通りストーリーに関連するミッションで、サブミッションは人探しなどのお使いミッションとなっている。
またサブミッションを進めなくても、ストーリーミッションに影響はない。
ストーリーミッションとサブミッションはソロ又は、フレンドとチームを組み最大4人でプレイが可能。
ストーリーミッションを全て終えるとエンドゲームとなり、新しいストーリーミッションや新しい装備などが利用できるようになる。
エンドゲームは、ストーリーミッションをクリアしつつ、プレイヤーのレベルが30に達成すると使用できるコンテンツである。
高難易度のミッションや限定の装備などが用意されている。
またエンドコンテンツとも呼ばれる。

コンフリクト

コンフリクトは、プレイヤー:プレイヤーの対人戦となっている。
コンフリクトは、スカーミッシュとドミネーションの2種類が存在する。
スカーミッシュは、敵チームの全滅を目的とするチームデスマッチとなっている。
ドミネーションは、各指定エリアの占拠を目的とするゲームとなっている。

ダークゾーン

ダークゾーンは、他のプレイヤーと戦う対人戦とプレイヤーではなくAIと戦うプレイヤー対環境戦が融合したエリアとなっている。
他のプレイヤーを倒すとそのプレイヤーが集めた装備とアイテムを奪うことができる。
しかし、逆に自分が倒されると、ダークゾーン内で集めた装備とアイテムを奪われてしまう。

ダークゾーンには、「ローグ」というシステムがある。
ローグは対人戦要素の1つであり、他のディビジョンエージェント(プレイヤー)を倒すなどのエージェントとして不適切な行為を行うとローグになる。
ローグ化はペナルティではなく、本ゲームのコンテンツの1つであるため、好んでローグになるプレイヤーもいる。
ローグになると、ローグのみ入れるアジトや限定報酬が貰える。
またローグには、3段階のレベルに分かれており、より残虐的な行為を行うとレベルが上がっていく。
1段階目は、物資回収の妨害などを行うと「ローグ」になる。
次の段階は、ローグの状態で他のプレイヤーを倒す「ディサヴァウドローグ」になる。
最終段階は、ディサヴァウドローグの状態で他のプレイヤーを倒し続けると「マンハント」に変化する。
マンハントになると、貰える報酬が大幅に増加する。
しかしマンハントになると懸賞金がかけられ、マップ上に大きく表示されるため、他のプレイヤーに狙われやすくなる。
またローグではないプレイヤーが、ローグを倒すと装備などの報酬を獲得できる。

キャラメイク

キャラメイクは、プレイヤーが操作するキャラクターの外見をカスタマイズできるシステムである。
オンラインゲームでは、定番のシステムとなっている。
本ゲームでは、性別、顔の形、瞳の色、髪型、肌の色、などの細かな設定が可能である。

武器種類

この武器は、全て黄色(最上級)である。

本ゲームでは、アサルトライフル、ライフル、サブマシンガン、ライトマシンガン、マークスマンライフル、ショットガン、ピストル、シグネチャーウェポンの7種の武器が登場する。
また武器には、強さを表すレアリティが設定されている。
強さ順に、緑(一般)>青(特殊)>紫(上級)>黄色(最上級)>赤(エキゾチック)となっていて、武器のバック背景がこのレアリティのカラーで表示される。
装備できる武器の数は、最大4種である。
メインウェポン、サブウェポン、サイドアーム、シグネチャーウェポンが同時に装備できる。
武器はショップで購入できるほか、ミッションの報酬としても入手できる。
また、敵を倒すと武器をドロップすることもある。

武器はカスタマイズ可能で、アタッチメントを付けたり、カラーを変えたりできる。
アタッチメントを付けることで、連射速度やリロード速度などを向上できる。
本ゲームでは、アタッチメントは装備MODという名前になっている。

アサルトライフル(AR)

アサルトライフルのACR。

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