リサーナ・ストラウス(FAIRY TAIL)の徹底解説・考察まとめ

リサーナ・ストラウスは『FAIRY TAIL』の主人公ナツ・ドラグニルの幼なじみの少女。ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に所属する魔導士で、ミラジェーンとエルフマンの妹である。本編が始まる2年前の仕事の際に命を落としたと思われていたが、実は平行世界のエドラスに飛ばされていた。ナツたちがエドラスにやってきた事件を機に、元の世界のアースランドに帰還する。
使用する魔法は接収(テイクオーバー)のアニマルソウル。接収した動物の能力を自在に扱うことができる。

9つの尾が生えた狐の姿に変身する魔法。恰好は巫女装束。

フォックスインパクト

突き出した手から衝撃波を放つ攻撃。

スネーク

腕と下半身を蛇に変身させる魔法。相手を拘束する際に使用する。

リサーナ・ストラウスの来歴・活躍

ギルド加入

リサーナは本編が始まる6年前に、姉のミラや兄のエルフマンと一緒に「妖精の尻尾」に加入した。当時はミラとエルザの仲が悪かったことで、エルザ派とされるナツたちと親しくすることは姉から禁じられていたが、リサーナやエルフマンはそんなことはお構いなしに仲を深めていく。ナツとは一緒にハッピーの卵を温めるなど、特に親しくしていた。

エドラスに飛ばされるリサーナ

本編開始の2年前、仕事でエルフマンが全身接収に失敗したことで暴走。リサーナはそれを止めようとして命を落としたとされた。しかし実際には、リサーナはアースランドからエドラスという平行世界へ飛ばされていた。エドラスではすでに現地のリサーナが死亡していたことから、エドラスの仲間たちは死んだはずのリサーナが再び姿を現したことに驚きながらも歓迎する。リサーナは彼ら、特にミラやエルフマンの反応を見て本当のことを言わずにエドラスで生きて行くことを決意する。

ナツたちの来訪と帰郷

それからリサーナは魔力の枯渇が進みつつあるエドラスで生きていたが、国王のファウストが超亜空間魔法アニマでアースランドから魔力を奪っていたことから、アースランドの「妖精の尻尾」のメンバーが巻き込まれる形でエドラスにやってくる。エドラスの「妖精の尻尾」をアースランドのナツたちが訪れた時には嬉しそうにしながらも、やはりエドラスのミラやエルフマンのことを思って名乗り出ることはなかった。
しかしナツたちがファウストを倒してアニマを逆展開したことで、魔力を持つリサーナはアースランドへ飛ばされてしまう。その際はエドラスのミラやエルフマンは、「エドラスのリサーナはすでに死んでいて自分たちのためにリサーナがエドラスのリサーナのふりをしてくれていたこと」を理解していたと知る。リサーナは感謝を述べるエドラスのミラやエルフマンに見送られてアースランドへと帰郷した。そしてそこでアースランドのミラやエルフマンと涙の再会を果たした。

S級魔導士昇格試験

天狼島で、「妖精の尻尾」のS級魔導士昇格試験が行われることになった。リサーナはギルドメンバーのジュビア・ロクサーのパートナーとして参加する。試験は闇ギルドの「悪魔の心臓(グリモアハート)」のせいで滅茶苦茶になってしまうが、リサーナは最後までジュビアをサポートし続けた。その後、天狼島は「闇の翼」と呼ばれる漆黒の竜アクノロギアの襲撃に遭い、リサーナは他のメンバー共々生死不明の状態となる。

「冥府の門」との戦い

リサーナたち天狼島の面々は、初代マスターのメイビスの魔法によって7年後に復帰することができた。大魔闘演武というギルド同士の戦いの後、「妖精の尻尾」は闇ギルドの「冥府の門(タルタロス)」と激突する。リサーナは「冥府の門」のセイラの策略により囚われてしまうが、後に同じ牢屋に投獄されたナツと共に牢を破って脱出。ミラと合流して「冥府の門」撃破に貢献する。
「冥府の門」との戦いの後、「妖精の尻尾」はマスターのマカロフにより解散が宣言される。リサーナはミラと共にウェイトレスの仕事をすることになった。

アルバレス帝国の侵攻

「妖精の尻尾」が解散してから1年後、ナツたちの呼びかけによりギルドが復活する。その後、ギルドはアルバレス帝国と激突する。アルバレス帝国の皇帝スプリガンこと黒魔導士のゼレフは「妖精の尻尾」の秘匿大魔法「妖精の心臓(フェアリーハート)」を求めていたのだ。
リサーナはミラやエルフマンと共にゼレフが率いるスプリガン12と戦い、勝利に貢献した。

リサーナ・ストラウスの関連人物・キャラクター

ミラジェーン・ストラウス

リサーナの姉。元は「魔人」と恐れられたS級魔導士だが、本編開始時は引退している。「妖精の尻尾」に加入した当初は好戦的な性格で、エルザとは犬猿の仲だった。

エルフマン・ストラウス

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