七草真由美（魔法科高校の劣等生）の徹底解説・考察まとめ

一科生と二科生

真由美は国立魔法大学付属第一高校に主席で入学を果たす。達也や深雪が第一高校へ入学した時には、真由美は3年生であり、生徒会長を務めていた。入学式の日に達也と出会い、彼に興味を持つ。深雪を生徒会に勧誘する傍らに、二科生の達也を風紀委員に任命する。これは第一高校に存在する、成績優秀者の一科生と補欠要員とされる二科生の対立改善へのきっかけとするためでもあった。
対立をなくすために行われた討論の場では高いディベート能力を示し、生徒たちの心に訴えかける。テロ組織の乱入もあったが、学内の差別をなくしていくきっかけとなった。

九校戦

毎年夏には全国9つの魔法科高校が選りすぐりの魔法科高生たちを集め、学校単位で競い合う魔法の競技大会「九校戦」が開催される。3年生の真由美はクレー射撃のように空間に射出された標的を魔法で破壊するスピード・シューティングと、直径6センチの低反発ボールをラケットや魔法で撃ち返し制限時間内に相手コートへ落とした回数を競うクラウド・ボールに出場を果たして優勝する。
また新人戦で事故が起こった際には同級生の十文字克人や渡辺摩利と共に対処にあたり、第一高校が総合優勝を果たすのに貢献した。

横浜騒乱

秋には「論文コンペ」と呼ばれる全国の高校生が魔法学、魔法工学の研究成果を発表する場が設けられる。その論文コンペが行われている時に大亜連合の侵攻が始まった。真由美は七草家の人間として、民間人の非難に協力し、この危機を乗り切った。

ボディーガードの名倉の死

第一高校卒業後、真由美は国立魔法大学に入学する。大学1年目の時に、自身のボディーガードを務めていた名倉三郎が京都で死亡するという事件が起きる。詳細を当主の弘一に聞いても芳しい答えが得られなかったため、論文コンペで京都を訪れることになる達也に相談し、共に名倉の死の真相を追うことに。達也は名倉の遺した魔法の効果もあって、名倉を殺した人物で横浜騒乱を手引きした周公瑾を仕留めることができた。真由美はその報告を後ほど聞いた。

達也や深雪の正体

真由美が大学1年生の正月、弘一から十師族の1つである四葉家からの報せを聞いた。その内容は司波深雪を四葉家の次期当主にし、その婚約者を従兄の達也にするというものだった。2人が四葉家の人間であると気づかなかった真由美は驚愕する。四葉家の力をそぎたい弘一は達也を真由美の婚約者にしようと画策するが、真由美自身は乗り気ではなかった。十師族が集まった師族会議の場がテロに遭った時には、首謀者を突き止めるべく、達也や克人と協力する。結局その首謀者はUSNA軍の魔法師により殺された。

メイジアン・カンパニー入社

大学卒業後、真由美は七草家関連企業に入社していた。しかし達也が一般社団法人のメイジアン・カンパニーを創設したことで、弘一からメイジアン・カンパニーに入るよう言われる。入職面接の結果採用され、真由美は達也の下で働くことになった。

七草真由美の関連人物・キャラクター

十文字克人（じゅうもんじかつと）

十師族の1つである十文字家の長男。作中で十文字家の当主に就任する。真由美にとっては同級生にあたる。

渡辺摩利（わたなべまり）

百家の支流である「渡辺家」の出身の女子。同家の中でもとびぬけた才能を持っており、真由美と克人と合わせて「三巨頭」と称される。真由美とは仲が良い。

司波達也（しばたつや）

『魔法科高校の劣等生』の主人公。真由美の2学年下の生徒で、真由美が第一高校に在籍していた頃は姉のように接していた。

司波達也（魔法科高校の劣等生）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

司波達也（しばたつや）は『魔法科高校の劣等生』の主人公。日本の魔法界で大きな力を持つ十師族の1つ、四葉家の生まれながらも通常の魔法師としての才能を持たなかったことから、四葉家の一員としては認められていなかった。国立魔法大学付属第一高等学校には補欠とされる二科生として入学。持ち前の能力により様々な波乱を巻き起こしていく。

七草真由美の名言・名セリフ／名シーン・名場面