七草真由美（魔法科高校の劣等生）の徹底解説・考察まとめ

七草真由美の概要

七草真由美（さえぐさまゆみ）は佐島勤によるライトノベル『魔法科高校の劣等生』に登場する十師族「七草家」の長女。十師族とは日本で最強の魔法師集団であり、七草家はその中でも特に高い発言力を有する。国立魔法大学付属第一高校には首席で入学した才媛で、部活連会頭の十文字克人と風紀委員長の渡辺摩利と並び、「三巨頭」と称される。主人公の司波達也が第一高校に入学した時には真由美は3年生で、生徒会長を務めていた。
その卓越した遠隔精密射撃魔法の実力と見た目から「エルフィン・スナイパー」や「妖精姫」の異名で呼ばれているが、小柄な体型にコンプレックスがあるために真由美本人はその呼び名を嫌っている。

主人公の達也とは2学年も離れており、達也やその妹の深雪には姉のように接する。卒業後も2人と関わる機会が多く、出番に恵まれている。

魔法科高校の劣等生（ラノベ・漫画・アニメ）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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『魔法科高校の劣等生』とは2008年より佐島勤がWebサイト「小説家になろう」で掲載しているライトノベル、およびそれを原作とした漫画やアニメ作品である。魔法科高校を舞台に繰り広げられる異色の青春学園ストーリー。魔法に関する技術と知識、さらに類い稀な格闘センスを持つ主人公が、不当な評価を受けつつも、愛する妹や仲間達とたくましく成長していく姿が描かれている。原作のシリーズ累計発行部数は2000万部を超える人気作である 。

七草真由美のプロフィール・人物像

身長：155cm
体重：48kg
誕生日：2077年12月7日
好きなもの：バイオリン、紅茶
苦手なもの：絶叫系マシン、お化け屋敷、急斜面のゲレンデ
CV：花澤香菜

真由美は黒髪のフワフワした長い巻き毛が特徴的な美少女。小柄ながらもバストとヒップサイズは女子の平均並みでウエストは身長相応というトランジスタグラマーである。その見た目のイメージと卓越した魔法の腕前から「エルフィン・スナイパー」や「妖精姫」という異名を持つが、小柄な体型にコンプレックスを抱く彼女は嫌がっている。
普段は人当たりの良いお嬢様のよう振る舞うが、小悪魔な性格をしており人を振り回すことが多い。一方で妹たちには逆に振り回され気味。
魔法の中では特に遠隔精密射撃魔法の分野に秀でる。

七草真由美の魔法・必殺技

ドライ・ブリザード

収束・発散・移動系の系統魔法。空気中の二酸化炭素を集めてドライアイスを作り、凍結過程で余った熱エネルギーを運動エネルギーに変換、ドライアイスを高速で射出する。その特性上、気温が高いほど弾速が増す。

魔弾の射手（まだんのしゃしゅ）

七草家が開発した系統魔法。ドライ・ブリザードを原形としており、ドライアイスの弾丸を形成し撃ち出す銃座を、遠隔ポイントに作り出す。威力設定はフレキシブルな点がセールスポイント。

ダブル・バウンド

加速系の系統魔法。対象の移動物体の加速を2倍し、ベクトルの方向を逆転させる。

マルチスコープ

レアな先天性スキルとされる知覚系魔法。実体物を様々な方向で知覚する視覚的な多元レーダーの様なものと説明されている。

ドライミーティア

収束・凝結・加速・昇華の4工程からなる系統魔法。撃ちだしたドライアイスを敵の前で二酸化炭素へ気化させ、気化膨張による衝撃波と高濃度の二酸化炭素中毒で行動不能にする。

サイオン粒子塊射出（サイオンりゅうしかいしゃしゅつ）

魔法式の構築に必要な想子（サイオン）を弾丸として放出する無系統魔法。展開中の起動式を狙って放つことで、サイオンのパターンをかく乱して魔法式を霧散させる。

遮音障壁

音を遮る障壁を張る魔法。秘密の話をする際に役立つ。

雹嵐（ヘイルストーム）

雹の弾幕を放つ魔法。真由美は広域攻撃を苦手としているが、半径20メートルほどまで魔法範囲を広げることができる。

七草真由美の来歴・活躍