渡辺摩利(魔法科高校の劣等生)の徹底解説・考察まとめ
渡辺摩利(わたなべ まり)とは、『魔法科高校の劣等生』の登場人物の一人。主人公の司波達也が入学した時点での風紀委員長。渡辺綱の末裔ともされる「渡辺家」の出身で、飛び抜けた魔法の才能を持っている。「三巨頭」の一人で、ショートの王子様ヘアの美形長身であるため、女子生徒からの人気が高い。風紀委員会では「姐さん」と呼ばれているが、本人は快く思っていない。作中では一科の3年生女子生徒として登場し、その後は防衛大学校へ進学した。
渡辺摩利の概要
渡辺摩利(わたなべ まり)とは、『魔法科高校の劣等生』の登場人物の一人。主人公の司波達也(しば たつや)が入学した時点(2095年9月以前)の風紀委員長。渡辺綱の末裔ともされる「渡辺家」の出身で、同家の中でも飛び抜けた魔法の才能を持っている。源氏の秘剣である「ドウジ斬り」を習得している。
七草真由美(さえぐさ まゆみ)や十文字克人(じゅうもんじ かつと)と並ぶ「三巨頭」の一人で、ショートの王子様ヘアの美形長身であるため、女子生徒からの人気が高い。風紀委員会では「姐さん」と呼ばれているが、本人は快く思っていない。対人戦闘のエキスパートで、揮発性のある薬物を対象のみに経鼻投与し、自白剤のような効果を引き出すことが可能。
作中では一科の3年生女子生徒として登場し、第一高校卒業後は防衛大学校へ進学した。
魔法科高校の劣等生(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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『魔法科高校の劣等生』とは2008年より佐島勤がWebサイト「小説家になろう」で掲載しているライトノベル、およびそれを原作とした漫画やアニメ作品である。魔法科高校を舞台に繰り広げられる異色の青春学園ストーリー。魔法に関する技術と知識、さらに類い稀な格闘センスを持つ主人公が、不当な評価を受けつつも、愛する妹や仲間達とたくましく成長していく姿が描かれている。原作のシリーズ累計発行部数は2000万部を超える人気作である。
渡辺摩利のプロフィール・人物像
身長:168cm
体重:54kg
誕生日:2077年5月31日
好きなもの:料理、香水集め
苦手なもの:整理整頓
CV:井上麻里奈
国立魔法大学付属第一高校の生徒。一科生の3年生で、達也が入学した時点での風紀委員長。170cm弱という高身長にストレートのショートカット、切れ長の目をした凛々しい美形であるため、女子生徒からの人気が高い。一科生の二科生に対する差別意識に嫌悪感を抱いている。達也の魔法の才能を高く評価しており、一科生と二科生との対立を解消するための手段の一つとして、達也の風紀委員加入を提案した。整理整頓が苦手。深雪(みゆき)に対しては「司波」と名字で呼ぶが、達也に対しては「達也君」と名前で呼んでいる。
千葉家の門下生であり、集団戦、個人戦を問わない対人戦闘のエキスパート。千葉エリカの次兄・修次(なおつぐ)と交際しているため、修次に悪影響を与えた女という理由でエリカからは一方的に毛嫌いされている。
渡辺摩利の魔法・必殺技
圧斬り(へしきり)
加重系の系統魔法。細い棒などに沿って極細の斥力場を形成し、接触したものを割断する近接術式。
光に干渉するほどの強度があるため、正面から見ると切先が黒い線になる。
ドウジ斬り
源氏の秘剣として伝承されている古式魔法で、二本の刀を遠隔操作し、握っている刀と合わせ三本の刀で対象を取り囲むようにして同時に斬りつける魔法剣技。
古文書を元に千葉修次とともに再現したため、圧斬りの術式が混じっている。
渡辺摩利の来歴・活躍
風紀委員としての活躍
2093年4月、国立魔法大学付属第一高校へ入学する。渡辺家の出身であり、同家の中でも飛び抜けた魔法の才能を持つことから、一科生となる。その後、国立魔法大学付属第一高校風紀委員に就任。8月には全国魔法科高校親善魔法競技大会に選手として参加した。 2年生へ進級後も全国魔法科高校親善魔法競技大会に選手として参加しており、2年生の10月頃には風紀委員長に就任した。
3年生での達也との出会い
2095年4月、国立魔法大学付属第一高校の3年生へと進級。1年生として入学してきた司波達也の魔法の才能に目をつけ、一科生と二科生との対立を解消することの一環として彼を風紀委員に誘う。達也が風紀委員に加入したことで、それまで散らかり放題だった風紀委員会室も整理整頓されることになる。
8月には全国魔法科高校親善魔法競技大会の本戦バトル・ボードに出場したが、怪我で棄権した。また、本戦ミラージ・バットは辞退する。
10月23日、国立魔法大学付属立川病院にて、大亜連合軍特殊部隊のエースである呂剛虎(リュウ カンフウ)の襲撃を受ける。千葉修次と協力し、手傷を負わせて撃退。その2日後、八王子特殊鑑別所で関本勲の面会中に再び関本の暗殺のために襲撃してきた呂に遭遇する。司波達也や七草真由美と協力して倒し、捕えることに成功した。呂は論文コンペ当日に脱走し、魔法教会関東支部に完全武装した状態で襲撃をかけてくる。呂は摩利に雪辱を果たそうとするも、周りに対する注意を怠り、真由美の「ドライミーティア」で止めを刺された。
第一高校卒業後は防衛大学へ進学。卒業後も聴講生として魔法大学を訪れており、真由美の相談に乗っている。
渡辺摩利の関連人物・キャラクター
司波達也(しばたつや)
『魔法科高校の劣等生』の主人公。達也の魔法の才能を見た摩利は、達也を風紀委員に誘った。
司波達也(魔法科高校の劣等生)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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司波達也(しばたつや)は『魔法科高校の劣等生』の主人公。日本の魔法界で大きな力を持つ十師族の1つ、四葉家の生まれながらも通常の魔法師としての才能を持たなかったことから、四葉家の一員としては認められていなかった。国立魔法大学付属第一高等学校には補欠とされる二科生として入学。持ち前の能力により様々な波乱を巻き起こしていく。