
『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』とは、2009年のアメリカのワーナー・ブラザース配給のコメディー映画。
結婚式を2日後に控えたダグ・ビリングスは、親友3人とラスベガス旅行へ向かう。バカ騒ぎして独身最後の夜を過ごした翌朝、ダグの姿は忽然と消えてしまい3人は大慌て。昨日の記憶が抜け落ちている彼らは何をしたかを少しずつ思い出しながら翌日に迫った結婚式までにダグを見つけ出すため奔走する。本作は「ハングオーバー!」シリーズの第1作となる。
『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の概要
『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』とは『バットマン・ビギンズ』や『ダークナイト』で知られるアメリカのレジェンダリー・ピクチャーズが制作し、 2009年6月5日にアメリカで公開されたワーナー・ブラザース配給のコメディー映画である。
俗にいう「大スター俳優」は出演しておらず、比較的低予算で制作された今作だが公開されると北米週末興行収入で2週連続の一位となり、最終的に累計収入は全米で約2億7700万ドル、全世界では約4億6700万ドルという数字を叩き出す大ヒット作となった。
その後も第67回ゴールデングローブ賞において作品賞を受賞したのをはじめ、アメリカ映画編集者協会賞の長編映画編集賞(ミュージカル・コメディ部門)、クリティクス・チョイス・アワードのコメディ映画賞、デトロイト映画批評家協会賞のアンサンブル賞など、アメリカ映画界における数々の賞を受賞した。また、英国アカデミー賞のオリジナル脚本賞(ジョン・ルーカス、スコット・ムーア)、エンパイア賞のコメディ賞、サテライト賞の主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)など、数々の賞にノミネートされ、名作コメディー映画としての地位を不動のものとした。
今作のヒットを受け2011年に『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』、2013年に『ハングオーバー!!! 最後の反省会』と二作の続編が公開されており、それら「ハングオーバー!」シリーズは一貫して監督であるトッド・フィリップスのもとで制作されている。
また俳優についてもブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス、ジャスティン・バーサ、ケン・チョンの5人はシリーズを通して同じ役どころでの出演となっている。
コミカルな設定の今作について脚本家であるジョン・ルーカスとスコット・ムーアの二人は、今作のエグゼクティブ・プロデューサーであるクリス・ベンダーから、彼の友人がラスベガスでのバチェラー・パーティー後に一時的に行方不明になった、というエピソードからインスピレーションを得たと語っている。
バチェラー・パーティーとは結婚を控えた新郎が、独身最後の夜を気の置けない友人たちと開くパーティーのこと。
結婚を控え式の準備を進める新郎のダグ・ビリングス。新婦であるトレーシー・ガーナーの弟であるアラン・ガーナーは、ダグが友人と計画しているバチェラー・パーティーに誘われる。
新婦の弟という自身の立場に気を遣っての誘いではないか、とアランは疑うも最終的にはダグの優しさに感謝し参加を決める。
共にパーティーを行うダグの友人は、教師を勤めておりハンサムだが少々やんちゃな性格のフィル・ウィネック。そして歯科医であり気の強い恋人に振り回されているスチュアート(スチュ)・プライス。
ダグは義父から借り受けたベンツで二人をピックアップし、独身最後の夜の舞台、ラスベガスへ車を走らせる。
一流のホテルのスイートルームにて夜を過ごす四人。アランの提案で屋上へ出た彼らはラスベガスの夜景を眺めながらこれからも変わらない友情に乾杯をする。
しかしそうして最高の夜を過ごした彼らはひどい二日酔いで目を覚まし、ふと見るとダグがどこにもいないことに気づく。
ダグはどこへ消えたのか。そして次々と降りかかる身に覚えがないトラブル。
翌日に迫った結婚式までにダグを見つけ、彼らはピンチを脱することができるのか。
ミステリーのような展開から随所に散りばめられたコメディ要素、そして人間模様。目まぐるしく状況が変わってゆき次の展開に目が離せない。
『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』のあらすじ・ストーリー
消えてしまった新郎
結婚式を二日後に控えたダグ・ビリングスは、親友であるフィル・ウィネックとスチュアート・プライス、そして婚約者であるトレーシーの弟、アラン・ガーナーと共に、ロサンゼルスを出発しラスベガスへ向かうため義父のベンツを飛ばしていた。
ラスベガス行きの資金は、教師のフィルはクラスの生徒たちの社会科見学に必要だと言って集め、スチュアートは恋人であるメリッサにワインの名産地であるナパ・ヴァレーへ旅行へ行くとウソをつき、アランは親友とのパーティーに一度は旅行を断るものの、誘ってくれるダグの優しさに触れやはり参加を決意する。
彼らは三者三様でこのパーティーへの準備を進めてきていた。
ラスベガスのホテルのスイートルームにチェックインした彼らは、街に繰り出す前にアランの提案で立ち入り禁止の屋上に足を踏み入れる。
そこでラスベガスの夜景をバックに酒を酌み交わし、四人はこれからも変わらない友情を固く誓うのだった。
そうして最高の夜が明けた次の日、彼らは最低の朝を迎えることになる。
荒れ果てた部屋の床で横たわっていたスチュアートは、誰かが部屋を出る音で目が覚めた。
用を足すためにふらふらと立ち上がり、なんとかトイレにたどり着いたアランがふと横に目をやると、大きなトラがいる。アランはトイレを飛び出した。
勢いあまって転倒したアランにタックルされたフィルは、ひどい有様の部屋を見て苦笑いするしかない。スチュアートもなぜか自分の前歯が無くなっていることに気づき、大騒ぎ。
とりあえず部屋を出ようとしたが、部屋にダグの姿はない。しかも昨夜彼が使っていたマットレスごと消えている。
不思議がる三人に今度は泣き声が聞こえる。声の元と思われるクローゼットを開けてみると、そこには見知らぬ赤ん坊の姿が。
何一つ意味の分からない状況だが、猛獣がいる部屋に赤ん坊を放置するわけにはいかない。赤ん坊を連れ、部屋をでて状況を整理する三人だが、誰も何も思い出せなかった。
しかしそこでアランは、フィルの腕にラスベガス市内の病院の腕章が巻かれていることに気づいた。やっと見つけた手がかりを頼りに、三人と赤ん坊はホテルを出て病院へと向かうことにした。
パトカーで向かった病院で薬物疑惑が発覚
ホテルマンが車を持ってくる間に、彼らはホテルの銅像に突き刺さったダグのマットレスを目撃。撤去作業をしている業者に話を聞くと、誰かがふざけてホテルの窓から放り投げたものだそう。
そうこうしているうちにホテルマンが車を回してきたが、そこにあったのはベンツではなくパトカーだった。いよいよもってシャレでは済まない状況に追い込まれる一行だが、開き直ったフィルはサイレンを鳴らし、渋滞を縫って病院へと急ぐ。
たどり着いた病院で、昨夜フィルを診たという医師に話を聞く三人。
医師いわく、「昨夜2時45分ごろに来院」し、「診断の結果症状は軽い脳震盪と打撲」、「そうなった理由は君たちの誰も説明できなかった」、また「赤ん坊は昨夜にはいなかった」とのこと。
聞けば聞くほど謎が深まっていくが、続く医師の言葉が三人をまたも驚愕させる。血液中から、ルフィリン、通称「ルーフィー」とも呼ばれる意識を曖昧にする効果を持つドラッグの成分が検出されたのだという。
そして最後に、医師は思い出したように、君たちは昨夜ここに来る前に結婚式をやってきたと言っていたと言った。
ダグの結婚式は明日だ。深まる謎を解明すべく、三人は医師から聞いた式場にパトカーを走らせる。
電撃結婚と電撃逮捕
式場に到着した一行の顔を見るや否や、オーナーは大歓迎。訳が分からない三人がオーナーに説明を求めると、昨日スチュアートがここで式を挙げたのだという。
そして新婦の「ジェイド」には赤ん坊がいるという。赤ん坊の謎が解けた三人はオーナーに事情を説明し、結婚をキャンセル。謎の新婦、ジェイドの住所を聞き出しチャペルを出る。
たどり着いたアパートから出てきた女性は、赤ん坊を見て安心した様子だった。家の中で改めてジェイドに話を聞くと、彼女はホテルでショーをしているストリッパーで、昨日スチュアートと意気投合。
深夜1時に式を挙げ、仕事を終えるとそのままホテルの部屋で一行と一緒にいたという。
そして部屋からコーヒーを買いに出た少しの間に一行はいなくなっていた、ということのようだ。
そこへ、いきなり警察が踏み込んできた。有無を言わさず手錠をかけられ、三人は警察署へと連行されてしまった。
電撃釈放と衝撃の出会い
警察署に着いた三人。
三人はやはりパトカー窃盗の容疑者として確保されたようだ。ベンツはラスベガスの大通りに乗り捨てられていたという。
「裁判は来週になる」と警官に言われ、一か八かフィルは警官を説得。結局、社会見学で警察署に来ていた子供たちに犯人確保のシミュレーションを体験させ、その犯人役を演じるという条件で、三人は夕方になってようやく釈放された。
三人の元へ帰ってきたベンツは、奇跡的にキズも異常もない状態だった。手がかりがないか車内を探していると、車のトランクから音が。ダグに違いないと確信してトランクを開けると、いきなり全裸の男が飛び出してきた。
謎の男は三人を次々と打ちのめし、走り去っていった。
呆然とする三人。そんな時、突然アランが、昨日ドラッグをみんなの酒に混ぜたと告白する。ギスギスした雰囲気のまま三人は一旦ホテルの部屋へ。
部屋にはトラがいるはずだ。忘れていた大問題を思い出し、気が重くなりながらも恐る恐る部屋の扉を開ける。すると、元ボクシングヘビー級世界チャンピオン、マイク・タイソンがなぜか彼らの部屋にいた。
猛獣の護送任務、謎の男との再会
部屋にいたマイク・タイソンはご立腹の様子。タイソンをなだめて話を聞くと、実は例のトラはタイソンのペットで、昨日屋敷から連れ去られていたようだ。
そして飼育していたオリの中にはダグの上着が落ちていて、中に入っていたサイフとホテルのキーからここを突き止めたという。
タイソン邸へ猛獣の護送を命じられた三人は、トラをおとなしくさせるために例のドラッグを生肉に混ぜてトラに食わせた。昏倒したトラを台車に乗せ、やっとの思いで車へと載せる。
途中でトラが目を覚ますというトラブルに見舞われながらも、辺りが真っ暗になるころ三人はタイソン邸の門の前へ到着した。
邸宅の応接室に通された三人が目にしたのは、昨日の監視カメラの映像だった。そこには酔っぱらっている様子の四人組が映っており、パトカーでタイソン邸へ乗りつけ、庭で大騒ぎをしたあげくトラを連れていく様子が映っていた。
「大騒ぎ」の内容に顔が強張るタイソンと顔が凍り付く三人。なんとか言い訳し取り繕うも、タイソンが寛大に許容してくれて事なきを得た。
ダグも昨夜時点では無事だと確認もできた。しかしタイソン邸を出て改めてホテルへ戻る途中、謎の乗用車が彼らのベンツの横っ腹に衝突。突っ込んできた車の中から現れたのは、昼間にトランクから飛び出してきた全裸男だった。
一発逆転と人違い
謎の男はギャング団のボス、レスリー・チャウだった。チャウは昨夜にラスベガスのカジノで一行と出会ったが、8万ドルのチップが入ったカバンを一行に盗まれたという。
さらにハイになっていたフィルにより、車のトランクに無理やり押し込められてしまったのだ。
8万ドルは友達と引き換えだと言われ、開かれた車の後部座席には顔を隠された男性が座っていた。今度こそ間違いない。ダグだ。
事情を理解した三人だが、カバンについては誰も記憶がない。チャウは明日の夜明けまでに8万ドルを持ってこいと言い残し、無情にも去っていった。
ホテルに戻り必死にカバンを探す三人。しかしどこを探しても見つからない。
途方に暮れるフィルとスチュアートにアランが提案したのは、カジノでの一発逆転だった。
狙うゲームは「ブラックジャック」。普通に考えれば8万ドルの大金を稼ぎだすことなど奇跡のようなもの。
しかしアランは天才的な数学能力を持っており、この能力を活かし使用されているカードをすべて記憶する「カウンティング」を行う。
これによりみるみるチップは増えていき、目標の8万ドルを達成。大金を手にした三人は、待ち合わせ場所へ車を飛ばす。
チャウと対峙した三人は8万ドルを渡し、約束通り解放されたダグの顔を覆っていた袋を外した。しかし現れたのは、アランにドラッグを売った黒人の男だった。
売人に念のため名前を聞くと「ダグ」だと名乗った。まさかの人違いに、取引をなかったことにしようとするフィルだが、チャウからすれば知ったことではない。
チャウは去っていき、そこは大金を失った三人とドラッグの売人だけが残されたのだった。
灯台下暗し、ダグがいる場所とは
スチュアートが売人に経緯を尋ねると、売人は昨日彼らと一緒にカジノにおり、仲間だと思われてチャウに連れ去られてしまったとのことだった。
しかし売人の話を聞いていて、スチュアートはふと「ルーフィー」という言葉に引っ掛かりを覚える。ルーフ。上。屋上。
昔、友人とサマーキャンプに行った際、一度寝たら起きないダグを驚かせようと、ふざけて寝ているダグを寝袋ごと桟橋まで運んだことがある。
そして自分たちはあの日、屋上に上っている。つまり屋上に上れることを事前に把握していた。自分たちは寝てしまったダグをマットレスごと屋上へ運んだ。屋上への扉は外からは開かない。気が付いたダグは助けを求め、自分の居場所を知らせるためマットレスを屋上から放り投げたのだ。
ダグは最初からホテルにいた。急いでホテルへ戻り、屋上へ駆け上ると、そこには行方不明になっていたダグがひどい日焼けでぐったりしながら眠っていた。
何が何やらわからないダグを叩き起こし、再会を喜ぶ四人。しかしもう時間がない。結婚式は今日、三時間半後に迫っていた。飛行機は満席のため車で式場へ向かうしかない。
道中でアランの謎の伝手でポーターからスーツを受け取り、道中で式の準備を進めながらボロボロになったベンツを飛ばす。
トレーシーはすでに式の準備を終え、花嫁姿でいまだ姿の見えないダグを案じている。
そして四人はギリギリのタイミングで式場へ到着。
ダグはトレーシーに心配をかけたことを謝罪し改めて愛を誓う。
フィルは妻と子どもに再会し良き父親へと戻った。
アランは親友となった三人の様子を見守り、スチュアートは恋人にきっぱりと別れを告げ、友情を選んだ。
人生最悪の二日酔いから始まった彼らの旅行は、最高の結末を迎えることができたようだ。
ただし車の後部座席にあったスチュアートのカメラには、彼らのラスベガスでの全てが記録されていた。
出発前、トレーシーの父親、ダグの義父はこう言った。「ラスベガスでのことは、ラスベガスに置いて来い」。
一度きりだけ見て、データは全て削除する。そう誓った四人は、改めてラスベガスでの最高で最低な夜の真相を知るのだった。
『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の登場人物・キャラクター
主要キャラクター
フィル・ウィネック(演:ブラッドリー・クーパー)

日本語吹替:桐本琢也
ダグの親友。教師をしており、四人の中では唯一の妻子持ち。
家庭を持っているが、美男子であることも相まって遊び好きの性格をしている。
勤めている学校の遠足費を一時的に横領するなどかなりヤンチャな一面も。
乱暴な言動が時折見られ、ダグの義父もあまりフィルを好ましく思っていないようだ。
しかし取り乱すスチュアートを諫めたり、突拍子もないアランの言動を受け入れたりとリーダーシップをとる場面が多い。
スチュアート・プライス(演:エド・ヘルムズ)
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目次 - Contents
- 『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の概要
- 『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』のあらすじ・ストーリー
- 消えてしまった新郎
- パトカーで向かった病院で薬物疑惑が発覚
- 電撃結婚と電撃逮捕
- 電撃釈放と衝撃の出会い
- 猛獣の護送任務、謎の男との再会
- 一発逆転と人違い
- 灯台下暗し、ダグがいる場所とは
- 『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の登場人物・キャラクター
- 主要キャラクター
- フィル・ウィネック(演:ブラッドリー・クーパー)
- スチュアート・プライス(演:エド・ヘルムズ)
- アラン・ガーナー(演:ザック・ガリフィアナキス)
- ダグ・ビリングス(演:ジャスティン・バーサ)
- 周囲の人々
- メリッサ(演:レイチェル・ハリス )
- ジェイド(演:ヘザー・グラハム)
- トレーシー・ガーナー(演:サーシャ・バレス)
- シド・ガーナー(演:ジェフリー・タンバー)
- ラスベガスで出会う人物
- レスリー・チャウ(演:ケン・チョン)
- 黒い方のダグ(演:マイク・エップス)
- フランクリン(演:ロブ・リグル)
- マイク・タイソン(演:マイク・タイソン)
- 『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の用語
- ハングオーバー
- 『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- シド・ガーナー「ベガスの出来事は、ベガスに置いてこい」
- スチュアート・プライス「今夜のことでギクシャクしても幸せな結婚であるように」
- フィル・ウィネック「これほどの二日酔い(ハングオーバー)は初めてだ」
- 病院へ爆走する赤ん坊を乗せた盗難パトカー
- 彼女への婚約指輪が知らない女性の指に
- スチュアート・プライス・オン・ステージ
- ラスベガスでアランが「カウンティング」というブラックジャック必勝のテクニックを使用するシーン
- 『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 本当に歯を抜いたスチュ役のエド・ヘルムズ
- 実はお酒はNGなフィル役のブラッドリー・クーパー
- 『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:El Vez『It’s Now Or Never』
- 挿入歌:Danzig『Thirteen』