ザ・クロマニヨンズ(The Cro-Magnons)の徹底解説まとめ

ザ・クロマニヨンズ(The Cro-Magnons)とは、日本のロックバンドである。甲本ヒロト、真島昌利、小林勝、桐田勝治の4人で2006年に結成され、デビューを果たす。ボーカルの甲本とギターの真島はTHE BLUE HEATS時代から共に活動しており、前身のTHE HIGH-LOWSでも一緒だった。ザ・クロマニヨンズの楽曲の作詞・作曲は主に甲本と真島の2人が担っており、どこか懐かしさを感じさせるメロディーラインと力強いサウンドが特徴である。

2017年10月11日発売

1. デカしていこう
2. 流れ弾
3. どん底
4. 足のはやい無口な女子
5. ハッセンハッピャク
6. 嗚呼!もう夏は!
7. 盆踊り
8. ユウマヅメ
9. ルンダナベイビー
10. ワンゴー
11. ジャッカル
12. 散歩

「ラッキー&ヘブン」というタイトルには、運の良さと天国のような爽快感というテーマが込められている。これまでのアルバムよりスローな曲が多く、様々なテンポや曲調の楽曲が収められた多彩な作品だ。

『レインボーサンダー』

2018年10月10日発売

1. おやつ
2. 生きる
3. 人間ランド
4. ミシシッピ
5. ファズトーン
6. サンダーボルト
7. 恋のハイパーメタモルフォーゼ
8. 荒海の男
9. 東京フリーザー
10. モノレール
11. 三年寝た
12. GIGS(宇宙で一番スゲエ夜)

「レインボーサンダー」というタイトルには、カラフルな虹と激しい雷という対照的なイメージが込められており、ダイナミックで彩り豊かなサウンドが広がっている。ザ・クロマニヨンズの一貫したロックンロールへの情熱が詰まった作品である。

『PUNCH』

2019年10月9日発売

1. 会ってすぐ全部
2. 怪鳥ディセンバー
3. ケセケセ
4. デイジー
5. ビッグチャンス
6. 小麦粉の加工
7. クレーンゲーム
8. ガス人間
9. 整理された箱
10. リリイ
11. 長い赤信号
12. ロケッティア

前作『レインボーサンダー』から1年経ってのリリースである。この作品がリリースされた数カ月後に、新型コロナウイルスの影響で予定されていたライブが延期となった。不安やストレスが溜まる中、THE BLUE HEARTS時代から根っこのスタンスは全く変わらない彼らの音楽に救われたファンも多い。

『MUD SHAKES』

2020年12月2日発売

1. VIVA! 自由!!
2. 暴動チャイル(BO CHILE)
3. 浅葱色
4. 新オオカミロック
5. カーセイダーZ
6. ドンパンロック
7. 妖怪山エレキ
8. メタリックサマー
9. 空き家
10. 新人
11. ふみきりうどん
12. かまわないでくださいブルース

「MUD SHAKES」というタイトルは、「泥の中で揺れる」というニュアンスを持っている。『レインボーサンダー』『PUNCH』と、パワフルで彩りのあるアルバムを出していたが、この作品は比較的ドライで落ち着いたサウンドである。

『SIX KICKS ROCK&ROLL』

2022年1月19日発売

1. ドライブ GO!
2. 光の魔人
3. 千円ボウズ
4. 大空がある
5. もぐらとボンゴ
6. ここにある
7. 爆音サイレンサー
8. イエー!ロックンロール!!
9. 冬のくわがた
10. ナイフの時代
11. ごくつぶし
12. 縄文BABY

BONUS DISC
1. 冬のくわがた(小さなメガネ)
2. 光の魔人(夜空のビンキ))
この作品には、6ヶ月連続でシングルをリリースしたプロジェクト「SIX KICKS ROCk&ROLL」で発売したシングル全てが含まれている。曲順は発売した順序と異なるので、シングルとはまた違う雰囲気で楽しめるアルバムである。

『MOUNTAIN BANANA』

2023年1月8日発売

1. ランラン
2. 暴走ジェリーロック
3. ズボン
4. カマキリ階段部長
5. でんでんむし
6. 一反木綿
7. イノチノマーチ
8. ドラゴン
9. もうすぐだぞ! 野犬!
10. キングコブラ
11. さぼりたい
12. 心配停止ブギウギ

この作品は、THE BLUE HEARTSに戻ったかのようなキラキラとした彩りのあるサウンドを楽しめるアルバムだ。「ランラン」は、映画『Gメン』の主題歌として、「イノチノマーチ」はNHK Eテレ 『ギョギョッとサカナ★スター』の主題歌として起用された。

『HEY! WONDER』

2024年2月7日発売

1. あいのロックンロール
2. 大山椒魚
3. ゆでたまご
4. ハイウェイ61
5. よつであみ
6. 恋のOKサイン
7. メロディー
8. くだらねえ
9. ダーウィン(恋こそがすべて)
10. SEX AND VIOLENCE
11. 不器用
12. 男の愛は火薬だぜ~ 『東京火薬野郎』主題歌~

ザ・クロマニヨンズは、デビュー以来シンプルでストレートなロックを追求し続ける。「生きる」ことや「自由」など普遍的なテーマをこの作品でも表現している。「不器用」は、味の素『「アミノバイタル®」きっかけはアミノバイタル 』篇のCMソングとして起用された。

ライブ・アルバム

『ザ・クロマニヨンズ ツアー 2023 イエティ 対 クロマニヨン』

2013年12月25日発売

1. Opening(イエティ 対 クロマニヨン 愛のテーマ)
2. 突撃ロック
3. 黄金時代
4. 人間マッハ
5. 涙の俺1号
6. チェリーとラバーソール
7. 欲望ジャック
8. ゴー ゲバ ゴー
9. 他には何も
10. 団地の子供
11. ホッテンダー
12. 恋に落ちたら
13. とがってる
14. 日本の夏ロックンロール
15. 炎
16. ヘッドバンガー
17. グリセリン・クイーン
18. 底なしブルー
19. 鉄カブト
20. エイトビート
21. 紙飛行機
22. 燃え上がる情熱
23. 南から来たジョニー
24. 雷雨決行
25. ナンバーワン野郎!

この作品は、アルバム『YETY vs CROMAGNON』を引っ提げて行なわれた全国ツアーの模様を収録したザ・クロマニヨンズ初のライブアルバムである。シングル曲「突撃ロック」「炎」「グリセリン・クイーン」「エイトビート」「紙飛行機」「雷雨決行」「ナンバーワン野郎!」や、「底なしブルー」「欲望ジャック」など他のアルバムからも披露された。CD初回盤と完全生産限定アナログ盤には、24pの写真集がついている。

『ザ・クロマニヨンズ ツアー PUNCH 2019-2020』

HajimeA8
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