Leadの軌跡まとめ!解散危機・不仲・メンバー引退を乗り越えた非ジャニーズアイドル!
3人組のダンス&ボーカルユニットとして活躍するLead。ダンスのシンクロ率が高いことで知られていますが、彼らの歴史は決して順風満帆ではありませんでした。もともと4人組だった彼らが一体どんな道のりを辿ってきたのかを、この記事でまとめています。様々な苦難を乗り越えてきた彼らだからこそ、人を魅了する何かがあるのでしょうね。
Lead(リード)の概要
Lead(リード)とは、日本の音楽グループの名称。男性3人組のダンス & ボーカルグループである。日本の大手芸能プロダクションであるライジングプロダクションに所属。レーベルはポニーキャニオン。2002年の結成当時は4人組だったが、2013年にメンバーの1人である中土居宏宜(なかどい ひろき)がLeadを脱退して芸能界から引退し、3人組となった。人気の音楽グループとして名を馳せているが、その途中にはどん底だった時期もあり、紆余曲折を経て人気を持ち直した過去がある。
魅力はメンバーのシンクロダンス
Lead(リード)のメンバー
鍵本輝(かぎもと あきら)
出典: stat.ameba.jp
谷内伸也(たにうち しんや)
出典: stat001.ameba.jp
古屋敬多(ふるや けいた)
出典: stat001.ameba.jp
Lead(リード)の活動経歴
【2002年6月】Lead結成
2002年4月からダンススクール「キャレス」大阪校に通っていた中土居宏宜(元メンバー)、谷内伸也、鍵本輝が「Rhymix」(リミックス)というユニットを組んで、ストリートライブを行っていた。その後、「flow」(フロウ)と改称し京橋駅付近などで路上パフォーマンスを始める。同年6月に「九州・沖縄 スターライトオーディション2002」で審査員特別賞を受賞した古屋敬多が加わり現在のLeadが結成される。
【2002年7月】『真夏のMagic』でデビューを果たす
メンバー曰く「当時はダンスの軸なんてなくてバラバラだった」。2000年前半ではHIPHOPなどが流行っていたこともありファッションや仕草もB系。夏には先輩であるw-inds.の1st Liveのオープニングアクトを務めた。
【2002年12月】『"Show me the way"』で第44回日本レコード大賞新人賞を受賞
その後6thシングル「Night Deluxe」や8thシングル「あたらしい季節へ」(河口恭吾作詞・作曲)でも日本レコード大賞金賞を受賞。
【2004年】『手のひらを太陽に』をカバーし「めざましテレビ」テーマソングに抜擢される
2004年は「めざましテレビ」放送開始10周年記念だったため、ほぼ月単位で異なるアーティストによる「手のひらを太陽に」をテーマソングに採用していた。
【2005、6年あたりから〜】ジャニーズ事務所と共演NGのためかゴールデン枠のテレビ番組から姿を消す
Lead所属するヴィジョンファクトリーはジャニーズの圧力?と囁かれるように男性アーティスト(DA PUMP、w-inds.、三浦大知、Leadなど)は紅白などを除きジャニーズとはほとんど共演しない。その代わりに以前はジャニーズの出演しない『Hey×3』に多く出ていたが、2003年に『Hey×3』プロデューサーがきくちPに変わり、ジャニーズ事務所のタレントが出演するようになりLead含むヴィジョンファクトリーの男性歌手が出ることはなくなる。そのうち一般知名度も低くなりテレビ出演自体減る。(それ以降深夜番組やCSの歌番組に出演することが増えた。)
出典: girlschannel.net
【2006年】Leadの暗黒時代が始まる。メンバーの仲も徐々にギクシャクする。
メンバー間の不穏な空気を映し出すかのように丁度2006年の『Summer Madness』から転げ落ちるようにCD売上げ枚数も低下する。
デビューから3年経てば実力を見られるようになるということに気づけていなかった。4年目くらいからそのことに気づいたがどうしたらいいかわからずこの頃からメンバーとの間に距離ができてきた。(宏宜)
宏宜は結成当時からダンスが上手くて面白い敬多にライバル心を持っていたが、追いつきたいと思っても追いつけず、そんな自分にイライラし段々メンバー内でも口数が少なくなった。Leadは約10年間同居人のメンバーを変えながら共同生活していたが、丁度この頃伸也と輝、宏宜と敬多の組み合わせで生活していた。しかし伸也と輝は元々仲が良かったこともあり、互いに仕事の仲間という意識が薄れ悪い雰囲気をグループに持ちこんでしまった。宏宜と敬多は仲が悪かったときから一緒に住み始めていたが、宏宜の「ごみ出しどうする?」が発端となり仲直りした。
自分たちより後にデビューした人たちがドラマなどで活躍しているのにLeadはスケジュールに空白が増えていく現実を受け止められなかった。(敬多)
【2007年】人気低迷期に鍵本輝のスキャンダルがすっぱ抜かれる。Leadメンバー間の仲はガタガタに。
敬多はその記事をファンが読んだときのことを考えると怖くて涙が止まらず、ファンに土下座をして謝っていた輝の姿を見てもぶっ飛ばそうとしか思えなかった。伸也はこのままじゃダメだと思いながらも結局ずるずると楽しい方へと引きずられプライベートを優先してしまう。輝は多くの人をガッカリさせたことはわかっていたものの時間が解決するだろうと考えすぐにメンバーが一致団結するには至らなかった。