葛城無門（刃牙）の徹底解説・考察まとめ

2024.10.09

葛城無門（かつらぎむもん）とは夢枕獏の小説と藤田勇利亜の漫画『ゆうえんち－バキ外伝－』の主人公。『刃牙シリーズ』主要人物の空手家「愚地克巳」の実兄である。優れた身体能力と洞察力を持ち、必殺技「無寸雷神」の威力は凄まじい。かつて克巳と共にサーカス団で天才兄弟として活躍したが、9歳の頃に義父の死の直前に失踪。窃盗や無銭飲食で生活していたところを「松本太山」に拾われて格闘技を教わる。「ゆうえんち」と「柳龍光」という僅かな手掛かりを残して謎の死を遂げた太山仇討ちのために真相を究明していく。

葛城無門の関連人物・キャラクター

無門の実弟で幼少期は共にミズノサーカスで活躍していた。無門が失踪していた頃に克巳は世界的空手団体「神心会」の総帥である愚地独歩に引き取られた。克巳は神心会を代表する空手家に成長しており、勝てるかは分からないが負ける気はしないと兄弟対決に自信をみせている。作中での交流はない。

ゆうえんちで対戦した相手

柳龍光（やなぎりゅうこう）

無門の養父松本太山がゆうえんちに参戦した際、致命傷を負わされた人物。その後、太山が死亡し、無門の仇となる物語の重要人物。巧妙な手口で相手の精神を乱し、空道という暗殺拳や暗器を使用した攻撃をするなど卑劣な攻撃で戦う強者。無門との対決でも持ち味を存分に発揮して苦戦を強いられた。無門が勝利した事により柳が逮捕されるのだが、この出来事が本編『バキ』の最凶死刑囚編に繋がっている。

蘭陵王（らんりょうおう）

黄金丸の父親で「ゆうえんち」主催者。蘭陵王とは代々受け継がれるゆうえんちの主催者が継承してきた名である。多大な権力・財力を持ち、武力においても一流である。ゆうえんちの賞金は通常500万円だが、蘭陵王のみ2億円と設定されている。登場時は仮面や仮装をしている。明治時代に殺人武術の行き場としてゆうえんちが提供されるようになったのが蘭陵王の始まり。

ゴブリン春日（かすが）

極東プロレスの社長兼選手。歪な髪型と異常に発達した肩周りの筋肉が特徴で、柔道強化選手の攻撃に耐えうる頑丈な体と、人の肉を指でちぎってしまう超人的な握力を持つ。極東プロレスが倒産して残った借金2000万円を返済するためにゆうえんちに参戦し、無門に敗れた。本名は岩合文太郎といい、小学生の頃受けたいじめをきっかけになんでもバラバラにちぎる事に喜びを感じる「ちぎり屋」として覚醒するというエピソードがある。

羽鳥薫（はどりかおる）

巧みな話術と忍者のような身のこなしで戦う人物。日常に退屈し、戦闘したいという欲求を満たすためにゆうえんちに参戦した。戦闘力はゆうえんちに参戦するには相応しい実力者で、危険な空中戦で無門を追い詰めた。

神奈村狂太（かなむらきょうた）

神奈村正介の実弟であり、兄の死には無門が関わっていると疑い、探っている人物。ただ、無門に対して恨みを持っている訳ではなく、知的好奇心で真相確認のためにゆうえんちに参戦した。本職は数学者で、格闘においては緻密な計算に基づいた戦略を立てている。格闘の能力も高く、無門を極限まで追い詰める戦いをみせた。

情報提供者

久我重明（くがじゅうめい）

長い黒髪に全身が黒く、漫画版では声まで黒で表現される怪しげな人物。裏社会で活躍する格闘家で、戦う相手に重度の障害が残るような攻撃も全く躊躇しない。ゆうえんちについても詳しく、本作ではプロレスの収益による揉め事を裏で収める為に登場する。この時に久我からゆうえんちの情報を得るためにコンタクトを取ろうとした無門と出会い、無門の実力を認めて主催者の居場所に案内した。

徳川光成（とくがわみつなり）

その他

ks20mn17g

@ks20mn17g

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