BEYBLADE X（ベイブレードエックス）のネタバレ解説・考察まとめ

CV：若井友希

使用ベイブレード：シャークエッジ3-60LF→ライノホーン3-80S

チーム「ズーガニック」のメンバー。「小さな子」という印象とは裏腹に、尋常ではない剛力によってランチャーを軋ませながら放つシュートは、プロブレーダーの中でも屈指の回転力を生み出す。
言動はひょうひょうとしており、バトルでも全く気負う様子は無いが、その実力はキングも認めている。たびたび人に覆い被さったり乗っかったりする。
街中でベイバトルをしているところをキングからスカウトされる。その試合では負けていたが、それはランチャーがパワーに耐えきれておらず自分の力を発揮できていないからであり、秘められた実力の高さを見込まれてチーム「ズーガニック」に加入した。

億長トグロ（おくなが トグロ）

CV：濱野大輝

使用ベイブレード：ヴァイパーテイル5-80O

万獣キングを脇から支える「ズーガニック」のメンバー。子供や動物に優しいキングを敬愛している。
穏やかそうな顔つきや口調とは裏腹に、相手の弱点を執拗に攻めるいやらしい戦法を得意とする。挑発などの策略を駆使して相手に不利なバトルを強いるという狡猾さを併せ持つ。人付き合いは苦手そうなものの、強者の事はしっかり認めたり他者に対して優しさを見せることもある。
「ライオンズジャングル」にて行われた万獣キングのチーム加入オーディションに参加する。一度は参加者全員失格となったものの、自らキングに声をかけ、その情熱等を買われてチーム「ズーガニック」への加入が認められた。

チーム「ユグドラシル」

不死原バーン（ふじわら バーン）

CV：小林裕介

使用ベイブレード：フェニックスフェザー3-60F→フェニックスウイング9-60GF→フェニックスラダー9-70G

「ノブレス・オブリージュ（高貴な者はそれに応じた責務を果たさなければならない）」を語る、正真正銘のスーパーブレーダー。製薬会社ユグドラシルの御曹司。類まれなベイの才能と財力に、圧倒的努力を積み重ねてきた。ベイブレードのレベルを底上げして次の時代へと向かう「ベイタイムシフト」を標榜し、全ブレーダーとベイブレードそのものを更なる高みへと引き上げようとする。
速さを追求した「フェニックスフェザー」をXシティにばら撒き、震撼させた張本人。自身の勝利以上にベイブレード界の発展を心より望んでいる。
大手製薬会社の御曹司だからなのか、いささか浮世離れした独特な面も持つが、七色マルチ曰く「悪い人ではない」。

難波ゆに（なんば ゆに）

CV：前川涼子

使用ベイブレード：ユニコーンスティング5-60GP

バーンに勧誘されてチームに加入したブレーダー。ジャンルは違えどマルチと肩を並べる大人気SNSインフルエンサーであり、特にブレーダーにおけるビジュアルのトータルコーディネイトに関してゆにに意見できる者はいない。自らがプロデュースするブランドも持つ。「『モテ』の追求」が信条であり、ブレーダーとして強者であることもモテの条件である。
チームペルソナとの試合で七色マルチと試合をする。負けた方がインフルエンサーを引退することを持ちかけるが敗北。しかしマルチから「インフルエンサーを引退する必要はない。今度コラボしよう」と言われ、心酔する。

猫山ゾナモス（ねこやま ゾナモス）

CV：かぬか光明

使用ベイブレード：スフィンクスカウル9-80GN

バーンに勧誘されてチームに加入したブレーダー。ベイブレードとナゾトキが一体化した話題沸騰中のテーマパーク「ゾナモスハウス」の管理人を務めている。謎をこよなく愛し、謎を生み出す謎クラフターであると同時に、非凡なブレーダーでもある。プロブレーダーを目指していたわけではないようだが、その実力はバーンが認めるほど。
自分の作った謎を解いてもらえること、そしてまた新しい謎を作り出す事に喜びを感じている。チーム「ペルソナ」との試合やシャッフルバトルフェスの時も謎解きとベイを融合させた勝負を持ち掛け、試合を盛り上げた。相手に合わせて簡単な問題にすることもあるなど、気遣いもできる好人物である。

チーム「ドリームズ」

万獣クイン（まんじゅう クイン）

CV：宮寺智子

使用ベイブレード：シノビナイフ4-80HN→シノビシャドウ1-80MN

生涯戦績9999勝9敗の生ける伝説。ベイブレード草創期からプロとして活躍した。チームメンバーは高齢のため引退したが、一人チームとして現役を続けている。オールスターバトルではチーム「ドリームズ」に選抜されるほどの人気を持つ。クイン無くしてベイを語ることはできない。万獣キングのおばあちゃんでもある。
「バック・オブ・ウィズダム」という時が止まった空間でバトルをシミュレーションすることができるという、とんでもない能力を持っている。しかもその空間を自由自在に動けたり、空間やモノを複製して干渉することもできる。シミュレーションを終了すると時が戻り、現実世界でのバトルが開始する。この能力を持っているため、勝負しなくても結果がわかるという理由で最近はあまり試合をしていない模様。
オールスターバトルで黒須エクスと戦う。「バック・オブ・ウィズダム」を仕掛けるが、シミュレーションが何度もループする状態に陥る。やむを得ず「バック・オブ・ウィズダム」を中止し、バトルを続けるものの敗北。黒須エクスは自分を倒した10人目のブレーダーとなった。
ドリームズのチームメイトとなった珠羅レックスとぱっくんに対して先輩ブレーダーとして適切な助言や指導をするなど、面倒見のいい一面も併せ持つ。

珠羅レックス（じゅら レックス）

CV：土田玲央

使用ベイブレード：ティラノビート4-70Q

オールスターバトルでチーム「ドリームズ」に選抜された人気ブレーダー。バトルの強さにムラがあり、何でもない相手に負けたかと思えば、大連勝中のトッププロをいとも容易く撃破することもある。ついたあだ名が「無敗殺し（エースキラー）」。自分自身でさえも全く予測できない動きをすることから、誰にでも負け、誰にでも勝つ可能性がある。珠羅レックスの試合は必ず盛り上がり、会場中からものすごい歓声上がる。
ただ、クインからはその戦法では勝利に限界があることを指摘され、レックス自身も痛いところを突かれたような苦い表情をして受け入れていた。
また、ぱっくんを励ましたりするなど社交的で優しい面も持っている。

ぱっくん

CV：佐藤元

使用ベイブレード：ウィザードアロー4-80LF→ヘルズハンマー3-70H→ドランバスター1-60A

オールスターバトルでチーム「ドリームズ」に選抜されたトップベイチューバー。チャンネル登録者は4千万人を超える。ベイクラフターでもあり、ベイブレードを完璧にコピーする動画で人気を得た。X タワーの1Fプロながら、その実力はトップレベルと目される。自分でスポンサーをするセルフスポンサードであり、他にチームメイトはいない。
事前にマルチの部屋にカメラを仕掛け、バードやマルチのベイのデータを盗む。それをもとに同じベイを作り上げ、オールスターバトルでチーム「ペルソナ」と対戦する。バードには初披露であったヘルズハンマーで勝利する。その後、データを盗むという不正行為をされたことに激怒したマルチと戦い、敗北。データを盗んだことを観客にさらされ、オールスターバトルが中止になりかけるも、万獣クインの一喝で続行する。
万獣クインに行いを改めるように諭され、渋々ながらも受け入れた様子を見せた。しばらくはベイチューバーとしての活動は休止することを発表している。