自転しながら公転する(小説・ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『自転しながら公転する』とは、山本文緒によって発表された長編小説および小説を原作として制作されたテレビドラマである。原作小説は2016年1月号から2019年5月号にかけて『小説新潮』に掲載され、2020年に新潮社より単行本が刊行された。ドラマ版は松本穂香を主演とし、読売テレビ・日本テレビ系のスペシャルドラマとして2023年12月に3週連続で放送された。
仕事、結婚、親の介護に悩むアラサー女性が、自身の幸せを追い求める姿を描く物語で、近づいてはまた離れる恋人との関係性が見どころである。
2023年12月14日にリリースされた上白石萌音の8枚目のシングル。上白石本人も共作として作詞に携わっており、「家族や恋人、友人たちとのつながりを信じたくなる作品だった。ドラマの脚本を読み、登場人物たちの葛藤に深く共感しながら歌詞を紡いだ」と語っている。ミュージックビデオの映像には、上白石が作詞をする様子もおさめられている。
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目次 - Contents
- 『自転しながら公転する』の概要
- 『自転しながら公転する』のあらすじ・ストーリー
- 都と寛一の出会い
- 父の病の発覚
- 誕生日の喧嘩とニャンからの告白
- 寛一との別れと半年後の都の決断
- 『自転しながら公転する』の登場人物・キャラクター
- 主要な登場人物
- 与野都(よの みやこ/演:松本 穂香)
- 羽島貫一(はしま かんいち/演:藤原 季節)
- ニャン(にゃん/演:長谷川 慎)
- 都の友人たち
- 小島そよか(こじま そよか/演:小林 涼子)
- 柏崎絵里(かしわざき えり/演:野村 麻純)
- 都の家族
- 与野修(よの おさむ/演:神保 悟志)
- 与野桃枝(よの ももえ/演:鶴田 真由)
- その他の人々
- 檜山優(ひやま まさる/演:田中偉登)
- 小説のみの登場人物
- 亀沢(かめさわ)
- 東馬(とうま)
- 『自転しながら公転する』の用語
- 牛久大仏
- 更年期障害
- 貫一・お宮
- 『自転しながら公転する』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 羽島寛一「自転しながら公転してるんだな」
- 小島そよか「自分の幸せは自分なりにカスタマイズすることにしたんだ」
- 与野都「割れ鍋に会いに来た」
- 『自転しながら公転する』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 小説との違いは2人の職場や寛一の退職理由
- ドラマ化を待たずに早逝した原作者・山本文緒
- 議論が起こった原作のプロローグとエピローグ
- 『自転しながら公転する』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:上白石萌音『Loop』