くもりときどきミートボール(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『くもりときどきミートボール』とは、ジュディ・バレット作の絵本、およびそれを原作とする3DCGアニメーション映画作品。
発明家を夢見る主人公のフリント・ロックウッドが水を食べ物に変える画期的なマシンを開発する。以降、町には大量のチーズバーガーやドーナツ、ステーキなどの食べ物が大量に降ってくるようになり、そこから巻き起こる騒動を描いている。主人公のフリントが自身の発明を通して、町の人々や家族と心を通わせる物語である。空から降ってくる様々な食べ物を3DCGで見事に表現している。

『くもりときどきミートボール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

公開記念イベントで巨大ミートボールを作りギネス世界記録に認定

メキシコのカンクンで行われたイベントで、ホテルリッツカールトンの総料理長らによって巨大ミートボールが調理された。ミートボールは重さが49.5㎏にもなり、世界一大きなミートボールとして2009年8月4日にギネス世界記録に見事認定。そこで作られたミートボールはイベント後小分けにされ、参加者に振る舞われたという。

原作との違いは登場人物と町の名前

ジュディ・バレット作、ロン・バレット絵の原作の絵本『Cloudy With a Chance of Meatballs』はアメリカ合衆国で1978年に出版され100万部を超えるベストセラーになっている。原作と映画はストーリーや登場人物が大幅に異なっており、原作ではおじいさんが登場する。町に1日3回食べ物が降ってくるという不思議な町の話を孫に聞かせるというストーリーである。また、町の名前はスワロー・フォールズではなく、カミカミゴックンという町になっている。

監督・脚本のフィル・ロードとクリストファー・ミラーは『くもりときどきミートボール』が出世作

2人が共同製作した『くもりときどきミートボール』は大ヒットし、興行収入は世界で約2億4300万ドルにもなった。その後『LEGO ムービー』(2014年)や『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018年)などでも再びタッグを組んだ。

『くもりときどきミートボール』の主題歌・挿入歌

主題歌:Miranda Cosgrove『Raining Sunshine』

本作の主題歌『Raining Sunshine』を歌ったミランダ・コスグローヴはアメリカ合衆国の俳優、声優、歌手、YouTuberとして活動する人物。映画作品では『スクール・オブ・ロック』(2003年)、ドラマ作品では『iCarly』(2007年)などで知られる。

主題歌:中川翔子『rainbow forecast』(日本語版のみ)

中川翔子は歌手やYouTuber、バラエティなどで活躍するマルチタレント。本作の日本語版の主題歌を歌った。

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