くもりときどきミートボール(アニメ映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『くもりときどきミートボール』とは、ジュディ・バレット作の絵本、およびそれを原作とする3DCGアニメーション映画作品。
発明家を夢見る主人公のフリント・ロックウッドが水を食べ物に変える画期的なマシンを開発する。以降、町には大量のチーズバーガーやドーナツ、ステーキなどの食べ物が大量に降ってくるようになり、そこから巻き起こる騒動を描いている。主人公のフリントが自身の発明を通して、町の人々や家族と心を通わせる物語である。空から降ってくる様々な食べ物を3DCGで見事に表現している。
フリント・ロックウッド
CV:ビル・ヘイダー/吹替え版:梯篤司
主人公であり、発明家を夢見て小さい頃から様々な発明品を作り上げる人物。しかしどれも成功したことは無く町の人々に迷惑を掛けている。問題を起こす人物として警察官のアールに目をつけられている。水を食べ物に変えるマシンFLDSMDFRを作り上げるも、ミスで空に飛ばしてしまう。しかし空から様々な食べ物が降ってくるようになってからは一躍有名人になる。見習いリポーターのサム・スパークスと出会い、互いに惹かれ合っていく。
サム・スパークス
CV:アンナ・ファリス/吹替え版:甲斐田裕子
ニーヨークのテレビ局で勤務する見習いお天気リポーター。幼い頃から気象科学に興味を持っていて、スワロー・フォールズで中継を担当することになった。フリントと出会ってから彼を好きになる。好物はゼリーで、ピーナッツアレルギーを持っている。クラスメイトにメガネにポニーテールという格好をからかわれて以来自分を抑えていたが、フリントにはありのままの自分をさらけ出すようになる。
ティム・ロックウッド
CV:ジェームズ・カーン/吹替え版:斎藤志郎
フリント・ロックウッドの父。釣具店で働いており、発明しても失敗ばかりするフリントをいつも心配している。ステーキの店でフリントと食事をした際、機械を止めた方が良いのではないかと助言するもフリントに拒否されてしまう。不器用で気持ちを伝えることが苦手なタイプで、よく漁師のことわざを言う。
スティーブ
CV:ニール・パトリック・ハリス/吹替え版:庄司将之
フリントの飼っている猿。フリントの発明した本音翻訳機を付けているため、思っていることが分かるようになっている。
マニー
CV:ベンジャミン・ブラット/吹替え版:菅原正志
ニューヨークのテレビ局で働くカメラマン。サムに同行し、取材を続ける。スパゲッティ竜巻が襲ってきた際には、フリントの発明したフライングカー2号を操縦した。
シェルボーン
CV:ブルース・キャンベル/吹替え版:石塚運昇
スワロー・フォールズの市長。市の予算を使ってサーディンランドを作った。もっと人気になりたいという野望があり、成功したフリントに近づく。空から落ちてくる食べ物を毎日大量に食べ続け、体が規格外の大きさになった。町民が船を作り上げた際には、みんなを押しのけて自分だけ先に脱出した。
ブレント・マクヘイル
CV:アンディ・サムバーグ/吹替え版:佐藤せつじ
スワロー・フォールズに住み、フリントとは同級生。フリントの開発したスプレーシューズを真っ先にバカにした人物。赤ちゃんの頃にベイビー・ブレントサーディン会社の缶詰の写真に載った過去をいつまでも自慢している。スパゲッティ竜巻が起こった際には今までの行いを反省し、フリントに協力する。
アール
CV:ミスター・T/吹替え版:森川智之
スワロー・フォールズの警察官。息子のカルを溺愛しており、誕生日には特別なものをプレゼントしてあげたいとフリントに頼み込む。町がパニックになった時は、町民をまとめ上げた。
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目次 - Contents
- 『くもりときどきミートボール』の概要
- 『くもりときどきミートボール』のあらすじ・ストーリー
- フリント・ロックウッドの発明
- 除幕式
- チーズバーガーの雨
- スワロー・フォールズの変化
- ゼリーの城
- 巨大化する食べ物
- FLDSMDFRを止める計画
- FLDSMDFRとの戦い
- 元に戻った世界
- 『くもりときどきミートボール』の登場人物・キャラクター
- 主要キャラクター
- フリント・ロックウッド
- サム・スパークス
- ティム・ロックウッド
- スティーブ
- マニー
- シェルボーン
- ブレント・マクヘイル
- アール
- カル
- パトリック
- フランシス・ロックウッド
- 『くもりときどきミートボール』の用語
- FLDSMDFR(フリズムドファー)
- スプレーシューズ
- 本音翻訳機
- サーディン
- 『くもりときどきミートボール』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- スワロー・フォールズに降り注ぐチーズバーガー
- フリント「これが本当の君だ そうだろ」
- ロープを離さないサム
- 『くもりときどきミートボール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 公開記念イベントで巨大ミートボールを作りギネス世界記録に認定
- 原作との違いは登場人物と町の名前
- 監督・脚本のフィル・ロードとクリストファー・ミラーは『くもりときどきミートボール』が出世作
- 『くもりときどきミートボール』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Miranda Cosgrove『Raining Sunshine』
- 主題歌:中川翔子『rainbow forecast』(日本語版のみ)