MOTHERシリーズのPSI・PKまとめ

『MOTHERシリーズ』は任天堂から発売された、コピーライターの糸井重里がゲームデザインを手掛けるRPGシリーズ。個性的なキャラクターやユーモラスなセリフ回し、当時のRPGでは珍しい世界観などから高い評価を得ている。
『MOTHERシリーズ』のキャラクターの中には「PSI」(サイ)という超能力を扱える者がいる。ファンタジー系のRPGにおける「魔法」に相当する力で、主に攻撃、回復、アシスト、その他の4種類に分類される。攻撃系のPSIは頭に「PK」がつくため、「PK」と呼ばれることもある。

使用者:ニンテンとアナ(『1』)、ポーラ(『2』)
『1』『2』に登場する、心の声を聞きいたり逆に発する事ができたりするPSI。このPSIを使えば赤ん坊や動物とも会話をすることができる。物語を進める上で重要な鍵を担っている。『2』ではコマンドとして使うことはできないが特定のイベントで使用される。

テレポーテーション(テレポート)

使用者:ニンテンとアナ(『1』)、ネスとプー(『2』)
『1』『2』に登場する、瞬間移動のPSI。『1』ではテレポーテーションという名称で1段階しかない。今まで行ったことのある場所へ瞬間移動できるが、使用する際にはするには一定距離の助走が必要。助走中に障害物にぶつかると失敗してしまい、爆発して黒焦げになる。失敗してもダメージは受けないがPPは消費される。洞窟やダンジョンでは使用できない。

テレポートα

直線的に助走をとって行うテレポート。

テレポートβ

円を描くように助走をとって行うテレポート。「たつまきテレポート」とも称される。αに比べ狭い場所でも使用可能。

PKサヨナラ

使用者:プー(『2』)
『2』に登場する、別れの言葉。エンディングを迎え、パーティーメンバーが別れる際にプーが「PKサヨナラ」と発言する。実際のところはPSIの一種というわけではない。

『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』のPSI・PK

『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』には『2』の主人公ネスと、『3』主人公リュカが参戦している。『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』では、原作だとネスやリュカが使用できないPSIも必殺ワザとして使用できる。どのPSIも対戦アクションゲームのシステムに合わせて、RPGである原作とは異なる性能に変更されている。

PKファイヤー

使用者:ネス、リュカ
稲妻型の弾を前方に飛ばし、当たると火柱を発生させるPSI。ネスの場合はしばらく火柱が残る。また空中で使うと弾が斜め下に落下する。リュカの場合は火柱に当たった相手を大きくふっとばす。空中で使うと弾がまっすぐ横に飛ぶ。
原作では名称が「PKファイアー」だが、『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』では「PKファイヤー」になっている。

PKサンダー

使用者:ネス、リュカ
プレイヤーが自分で進行方向を操作する電撃弾を放つPSI。電撃弾を捜査している最中はネスやリュカを動かすことはできない。弾の性能はネスとリュカでやや異なる。自身に弾を当てると反動で当てた反対方向に強力な突進攻撃を放つことができる。この突進攻撃もネスとリュカで差異がある。

サイマグネット

使用者:ネス、リュカ
特殊なフィールドを張り、飛び道具のエネルギーを吸収するPSI。吸収したエネルギーで自身を回復させることができる。実体の弾などは吸収できない。

PKフラッシュ

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