大蛇丸(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

大蛇丸(おろちまる)とは岸本斉史による漫画『NARUTO-ナルト-』『BORUTO-ボルト-』に登場するキャラクターである。
木の葉隠れの里出身で、猿飛ヒルゼン率いる班に属し、自来也・綱手とともに伝説の三忍と呼ばれた。木の葉の里を抜けた後、音隠れの里の創設や、暁への加入などを通じ「木の葉崩し」を企てた。
目的のために犠牲を厭わない残忍な性格であるが、孤児を匿い、洗脳していくことから心酔する部下も多い。不老の術や死んだ者を蘇らせる「穢土転生」など、禁術の開発に力を入れていた。

第四次忍界大戦

サスケが解邪法印をしたことで大蛇丸は封印状態から抜け出す。第四次忍界大戦自体には「他人の始めた戦争」と興味を示さなかったものの、木ノ葉の里やうちは一族の真実を知ろうとするサスケに触発され、屍鬼封尽を解術し、歴代の火影達4人を穢土転生で蘇らせた。
その後も、戦闘で重傷を負った綱手の回復や、猿飛ヒルゼンの穢土転生体と共に連携攻撃を繰り出すなどの活躍を見せた。
大戦以降も存命し、木の葉の里で監視されながらひっそりと暮らしている。性格もかなり丸くなっており、有事には技術や情報提供へも協力している。

『BORUTO-ボルト-』

大蛇丸(右)が息子のミツキ(左)を介抱する様子

大蛇丸のアジトは、より研究所に近くなり、忍者としてというよりは研究者として暮らしている。研究の一環で、特殊な「胚」を用いた人造生命のミツキを生み出し、アカデミーの三者面談に参加するなど、保護者としての愛情をもって育てていた。
ミツキは木の葉丸を小隊長とした班で、ナルトの息子であるボルトと、サスケの娘であるサラダとともに数々の任務をこなしている。

大蛇丸の関連人物・キャラクター

薬師(やくし)カブト

医療技術の高さと頭脳を買われ、大蛇丸の側近として、常に傍らにいる。もともとは木の葉隠れの里の”根”に属しており、9歳の頃から五大国を渡り歩くスパイであった。第三次忍界大戦中に孤児として拾われ、孤児院で育ってきた過去や、幼いころからスパイとして活動していたことから、自分自身のアイデンティティを失っていた。大蛇丸と出会い、1人の人間として必要とされる喜びを味わうことで彼に心酔し、ともに術の研究・開発に取り組んだ。
大蛇丸がサスケに抹殺された後は、彼の亡骸を自身の体に移植し、「大蛇丸を超える存在」になるというアイデンティティを見出す。
第四次忍界大戦を宣戦した暁のうちはマダラに対し、穢土転生を用いた協力を申し出る。大戦中は結界内に隠れてかつての強者達を穢土転生で操り、戦場に混乱を招いた。その後、結界に隠れていたところを見つけられ、イタチ・サスケと交戦する。イタチの幻術・イザナミにより、精神を無限ループの世界に落とされ、穢土転生を解除された。術中で自分自身を幼少から見つめなおし、孤児院で育ててくれたマザーを思い出すことで改心し、イザナミのループから回復することができた。その後は大戦により傷ついたサスケを医療忍術で快復させるなどの活躍を見せる。
大戦終結後はマザーの遺志を継ぎ、児童養護施設を運営している。

自来也(じらいや)

大蛇丸・綱手とともに伝説の三忍と呼ばれ、木の葉隠れの里を代表する忍。蝦蟇を口寄せし戦う戦法が特徴的。師匠には三代目火影・猿飛ヒルゼン、弟子には四代目火影・波風ミナトを持つ。
小説家としても活動しており、主人公の名前「ナルト」も自伝から名付けられた。また、はたけカカシが愛読する成人向け小説「イチャイチャシリーズ」の作者であり、「イチャイチャパラダイス」「イチャイチャバイオレンス」「イチャイチャタクティクス」と3シリーズを出版している。
第二次忍界大戦の最中、戦争孤児となっていた弥彦・長門・小南と出会い、彼らに身を守るための術や生活力を教えた。
木の葉の里に戻ってからしばらくは大蛇丸の動向の監視や暁の情報収集兼執筆活動のため里を離れていたが、ナルトを暁から遠ざけるために2年間の修行を付きっ切りで行った。その際に螺旋丸・九尾チャクラのコントロールの仕方を伝授する。
暁の動きが盛んになったころ、リーダーであるペインの情報を求めて雨隠れの里へ潜入し、それがかつての弟子である長門であると気が付く。仙人モードとなりペイン六道に立ち向かうも破れ、深海へと沈んでいった。

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綱手(つなで)

木の葉の里の五代目火影。初代火影・千手柱間の孫にあたり、三代目火影・猿飛ヒルゼンの弟子。自来也・大蛇丸とともに伝説の三忍と呼ばれ、医療忍術のスペシャリストである。シズネを直属の部下としてもち、豚のトントンも含めて2人と1匹で常に行動している。
数年間常にチャクラを一定に溜め続ける百豪の印により、緊急時には大量のチャクラを利用することができる。「創造再生」では自身や他者の致命傷レベルのケガを瞬時に治すことができるため、自身は常に若い姿を保ち、年齢とはかけ離れた見た目をしている。
恋人のダンと弟の縄樹を亡くしたことがきっかけで血液恐怖症に陥るも、大蛇丸と交戦した際のナルトの行動により克服した。
里を抜けたうちはサスケを指名手配として扱わなかったり、春野サクラの嘆願を聞き入れ弟子にするなど、厳しい反面人情に厚い性格をしている。第2部のペインの襲来時には、口寄せしたカツユを通して負傷者たちの治癒を行うなど、自身の命を懸けて里を守ることに従事した。
第四次忍界大戦後は1年程で火影を退任し、六代目火影・はたけカカシに後進を託した。

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うちはサスケ

うずまきナルトの親友にしてライバルである。ナルト・サクラとともに第七班のメンバーであり、カカシのもとで小隊を組んでいた。「写輪眼」という瞳術を受け継ぐうちは一族の末裔で、火遁と雷遁の2種の性質を扱う。
幼い頃に実の兄であるうちはイタチが、自分以外のうちは一族を皆殺しにしたことから、兄への大きな恨みを持って育った。
第七班への配属後はナルトとともに数々の任務をこなし、切磋琢磨しながら技を磨いていく。もともと持つセンスの高さから、アカデミーでは常に主席で、同級生の中でも一目置かれる存在であった。ただ万年ドベだったナルトに助けられる場面も増え、自身の中で「強くなって兄に復讐したい」という気持ちがどんどん膨らんでいく。
うちはイタチが突然木の葉の里に現れた際に、まったく歯が立たなかったことをきっかけに、木の葉の里を抜け、大蛇丸のもとで強くなる覚悟を決めた。
大蛇丸のもとで過ごして3年が経つ頃、「不屍転生」の器として体を乗っ取られそうになるも、瞳術によって逆に大蛇丸の魂を自身の中に取り込むことに成功した。その後、水月・重吾・香憐とともに「蛇」と名乗りうちはイタチと交戦する。念願かなって勝利するも、イタチの生前の真実を知ることになり、その刃を木の葉の里に向け、かつて彼が所属していた暁に蛇のメンバー3名とともに加入した。暁への加入後は八尾の人柱力であるキラービーの襲撃や五影会談の襲撃を行い、とうとう木の葉の里からも暗殺命令が下るようになる。
その後、第四次忍界大戦ではナルトや木の葉の里のメンバーとともに、うちはマダラと対戦する。第七班のメンバーの活躍により終結させるも、最後にナルトと対戦。両者片腕を失う大決闘となるも、ナルトの熱意により、木の葉の里へ帰郷した。

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猿飛(さるとび)ヒルゼン

木の葉隠れの里の三代目火影。二代目火影・千手扉間の弟子で、伝説の三忍と呼ばれる大蛇丸・自来也・綱手の師である。猿飛一族最強と謳われ、五大性質変化や木の葉に存在する全ての術を解き明かした。
波風ミナトが四代目火影に就任したことで1度その座を降りるも、九尾の襲来によりミナトが殉職したことで、再び三代目として火影の任に就いた。猿魔が変化した如意棒を用いた近接格闘や、火遁・土遁の術を好んで使う。
第1部では中忍選抜試験に乗じて木の葉の里へ襲来した大蛇丸と対峙する。穢土転生体として蘇ったかつての師・柱間と扉間と対戦し、禁術「屍鬼封尽」で2人の魂を死神の中に封印した。草薙の剣で胸を貫かれたダメージにより死亡するも、代わりに大蛇丸の両腕を封印することに成功した。
第2部では大蛇丸によって屍鬼封尽から開放され、初代・二代目・四代目火影と共に穢土転生され復活した。その後、他の火影と共に十尾・うちはマダラ・うちはオビトと交戦し、第四次忍界大戦の終戦に貢献した。

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サイ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

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サイとは『NARUTO』の主人公であるうずまきナルトの同じ任務を行う第七班のチームメイトである。 第七班のチームメイトの欠員により補充された。 「サイ」という名前はダンゾウという元サイの上司である男からつけられた名前で、本名は不明である。 第七班に来る前は暗部養成機関「根」に所属していた。 動物の絵を実体化して操る忍術「超獣偽画」を使う。

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テマリ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テマリ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

テマリとは、『NARUTO』に登場する砂隠れの里のくノ一であり、三代目風影の娘で、四代目風影の姉である。 巨大な扇子を使って風を操る風遁使いである。 『NARUTO』の主人公であるナルトがいる木ノ葉隠れの里とは敵対していたが、第四次忍界大戦で連合を組み、大戦後はナルトの同級生である奈良シカマルと結婚し、木ノ葉隠れの里で暮らし、一人息子をもうける。

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