宇佐美栞(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ

宇佐美栞(うさみ しおり)とは『ワールドトリガー』の登場人物。玉狛支部に所属し、玉狛第一/木崎隊、玉狛第二/三雲隊のオペレーターを務める。機械操作に特化し、戦闘においては精密な情報解析、的確な行動指示を出す。システム操作が得意で、独自にトリオン兵をプログラムしたり、未知の技術の解析も行うほどの高スキル保持者だ。玉狛支部に来る前は、A級3位の風間隊のオペレーターを務めた実力者で、その力を認める人物は多い。誰にでも優しく、明るい性格だ。眼鏡が大好きで眼鏡愛好家でもある。

菊地原士郎(きくちはら しろう)

CV:菅沼久義

ボーダー本部A級3位の風間隊のアタッカーだ。
宇佐美とは宇佐美が風間隊のオペレーターをしていた時からの仲であり、菊地原が会話する少ない人物の1人でもある。
猫目で肩ほどの長さのストレートな茶髪が特徴だ。
年齢やランクに関係なく毒舌を言えるメンタルを持つ。

renote.net

歌川遼(うたがわ りょう)

CV:三浦祥朗

ボーダー本部A級3位風間隊のオールラウンダーだ。
宇佐美とは宇佐美が歌川の人柄の良さを買い、風間隊にスカウトした仲で、宇佐美に会うと宇佐美を褒めたりするなどの場面が見ることが出来る。
16歳の高校生とは思えない程、落ち着いていたり、周りを冷静にみることが出来たりと、大人びた人物だ。

宇佐美栞の名言・名セリフ/各シーン・各場面

「キミもウチに入る? メガネ人口増やそうぜ」

初登場時に、初めて会ったみくっもに言った言葉だ。
眼鏡を愛する宇佐美は、同じ眼鏡だった三雲に対して好感を持ち、まだボーダー本部に所属していた三雲を玉狛支部へ勧誘していた。
作者いわく、元々は「やさしいメガネ」だったが、最近はもう「『メガネをかけたやさしさ』とでもいうべき概念的な存在になりつつある17歳」であるとのこと。

「千佳ちゃんには今でもいっぱいできることがあるんだから...!」

B級ランク戦ROUND8の前に宇佐美、雨取、ヒュース、林藤陽太郎(りんどう ようたろう)の4人で作戦を練っていた時、ヒュースが雨取に「千佳は人が撃てると思っている」と話した。雨取は訓練では大丈夫だが、ランク戦となると人が撃てない。人を撃って怪我をさせてしまうと思うと、怖くてできないという事だ。だが、アフトクラトルのエリート軍人として活躍していたヒュースは、「撃てる人」「撃てない人」を間近で見ていた。そんなヒュースだからこそ、雨取が「撃てる側の人間」であると確信しているようだった。
ヒュースに言われたことで動揺した雨取を落ち着けるために、帰って来たばかりの木崎と共に宇佐美は雨取を屋上へと連れ出した。
雨取が、震えながらゆっくりと自分の過去や自分がどうして人が撃てないのかを話し出す。雨取いわく、自分の大きすぎるトリオンで撃ったことで人を傷つけたことを責められるのが怖い、と話した。それを聞いた宇佐美は雨取に対して、怖いと思うのは普通のことだと伝える。そして「千佳ちゃんには今でもいっぱいできることがあるんだから...!」と励ました。
その励ましによって雨取の表情が変わり、人を撃つことを決意する。

宇佐美栞の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

元風間隊のオペレーター

風間隊が部隊を作った時の最初のオペレーターだ。当時15歳の中学生でありながら、風間から信頼され、歌川を勧誘し、菊地原のサイドエフェクトを最大限に使った戦術を編み出した、できる女。そのあふれ出す探求心とたゆまぬ努力で、玉狛支部へ移動した後もモールモッドを独自にアレンジしたり、未知の技術解析も寝る間を惜しんで行うほどだ。

ボーダーメガネ人間協会名誉会長

ボーダーメガネ人間協会名誉会長だ。基本的に誰にでも親切だが、眼鏡をかけた人にはさらに親切になるという平和的差別主義者。ボーダー本部に所属していた頃の三雲を玉狛支部に勧誘するほどの眼鏡好き、眼鏡をかけた人が好きな眼鏡女子。
作者いわく、誰より陰で働いているのに他人を褒めることを忘れない、というほどの優しさを持つ存在になっている。

宇佐美の妹

宇佐美の妹は作者の前作である『賢い犬リリエンタール』の登場人物だという噂がある。
宇佐美の家族構成は両親と妹であり、妹は料理上手、宇佐美の実家も本屋であると作者が語っている。
『賢い犬リリエンタール』に登場する宇佐美文(うさみ あや)は実家が本屋であり、料理上手な上、苗字も同じ宇佐美であることから、『ワールドトリガー』の宇佐美栞の妹である可能性が高い。

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