四谷（めぞん一刻）とは【徹底解説・考察まとめ】
四谷とは漫画『めぞん一刻』に登場する人物である。職業不詳、本名不詳の謎多き人物で、一刻館の4号室に住んでいる。人を揶揄う事が大好きで、4号室と5号室の壁に穴を空け、5号室に住む主人公の五代に何かと絡んで行く。彼に食べ物や酒をせびったり、度々他の一刻館の住人達と共に5号室で大宴会を開いた。また人の話を真面目に聞かない為、彼に伝言等を頼むと大抵の場合トラブルとなる。他の一刻館の住人達と五代、響子、三鷹の三角関係を面白がり、度々茶々を入れては酒の肴にしていた。よく家賃を滞納する問題住人でもある。
「遊び相手がいなくなってしまう」
五代の一刻館退去を憂う四谷
浪人生の五代が受験を控えた時に、実家から彼の祖母が一刻館に乗り込んで来る。彼女は五代が受験に失敗した場合、彼を実家に連れ戻す事を一同に話した。その際四谷は「遊び相手がいなくなってしまう」と、五代の身を案じた。
隣人で他人である五代の事を、遊び相手だと思っている四谷の非常識さが伺える。
「のぞこう」
不祥事を起こそうとする五代の手助けをする四谷
大学生になった五代は、コンパで泥酔し、一刻館の前で響子への好意を絶叫した。その後、彼を心配して迎えに出てきていた響子を抱き上げ、酔った勢いで5号室に連れ込み、情事を始めようと暴走する。その様子を見た四谷は「のぞこう」と、内心で決意し両手が塞がる五代の為に、5号室のドアを開けた。
目の前で一夜の過ちが起き掛けているにも関わらず、それを見過ごすばかりか、覗こうとしている。四谷の倫理観の欠如が示されているシーン。
「まあ五代くん座って。」
三鷹（画像手前の人物）を追おうとする五代を押さえる四谷
響子はテニスクラブでコーチの三鷹と出会い、五代の恋敵となる。四谷、一ノ瀬、朱美の一刻館の住人達はこれを面白がり、喫茶店茶々丸で茶会を催した。そこで五代は響子への好意を改めて明確にし、三鷹に宣戦布告する。これに居づらくなった響子はその場を離席。三鷹はその後を追いかけた。五代は響子と三鷹を2人にさせまいとするが、慌てる五代を見て面白がった四谷は「まあ五代くん座って。」と、他の住人達と共に彼を押さえつけてしまう。その後、動けなくなった五代を尻に敷き、四谷達は宴会を始めた。
「今だってバカにされてるでしょ。」
五代を馬鹿にする四谷
響子が一刻館に来て2年目のクリスマス、五代は彼女へのプレゼントとして、部屋の何処かにしまい込んだブローチを探し始める。その様子を、四谷と朱美は当たり前の様に5号室に上がり込んで見ていた。五代は浪人時代の受験票を発見し、当時の事に思いを馳せる。「あの頃は一刻館の皆からバカにされていた」と暗くなる五代に、四谷は「今だってバカにされてるでしょ。」と平然と言い放った。
「いけないんだ。」
五代をゆする四谷
五代は、悪友の坂本に「響子」という名前の白い猫の世話を当分の間、押し付けられてしまう。一刻館はペット禁止の為、彼は部屋に隠しながら飼育する事になった。これを見た四谷は「いけないんだ。」と五代を咎める。そして口止め料として夕食を奢らせた。この様に四谷は五代の弱みに漬け込んでは、食事や酒を奢らせる事が多い。尚、四谷はその後、朱美に速攻でこの猫の事を話している。
「今月の家賃少し待ってください。」
響子に家賃を滞納する四谷
響子の元に、一刻館の管理人を辞めさせようと、彼女の両親が押しかける。彼女は猛反発し、一刻館の管理人を続ける理由として「家賃の支払いが良い」事を考える。だがその直後、四谷が「今月の家賃少し待ってください。」と、響子に申し出た。
これ以降も、四谷が家賃を滞納する描写がある。家賃は支払わないが、四谷は五代の部屋に穴を空けたりと、一刻館の設備を破壊している。この事から、彼は不良住民であると言える。
「自習です。」
「五代に近付く」という目的の為、八神は四谷を家庭教師として雇い始める。当初はタキシード姿で彼女と遊んでいた彼であるが、数日で飽きてしまう。その後「自習です。」と、四谷は八神を五代に押し付け、テレビを見始めてしまった。
四谷（めぞん一刻）の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
実はフィギュア化されている四谷
フィギュアの四谷
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目次 - Contents
- 四谷（めぞん一刻）の概要
- 四谷（めぞん一刻）のプロフィール・人物像
- 四谷（めぞん一刻）の特技・能力
- スーツ姿
- 丸太
- のぞき
- 宴会
- 歌
- トレンチコート姿
- 4号室
- 五代から借りたエロ本
- 響子の手作りマフラー
- 釘抜き
- タキシード姿
- 四谷（めぞん一刻）の来歴・活躍
- 五代の部屋に穴を空ける
- 新しい管理人を迎える
- 五代と響子の関係を揶揄う
- 三角関係を揶揄う
- 五代と七尾の関係を揶揄う
- 五代からたかる
- 五代と響子の結婚を祝福する
- 四谷（めぞん一刻）の関連人物・キャラクター
- 一刻館の関係者
- 五代裕作（ごたい ゆうさく）
- 音無響子（おとなし きょうこ）
- 五代春香（ごだい はるか）
- 一ノ瀬花枝（いちのせ はなえ）
- 一ノ瀬の旦那
- 一ノ瀬賢太郎（いちのせ けんたろう）
- 二階堂望（にかいどう のぞむ）
- 六本木朱美（ろっぽんぎ あけみ）
- 惣一郎（そういちろう）
- 音無家の老人
- その他
- 三鷹瞬（みたか しゅん）
- 七尾こずえ（ななお こずえ）
- 八神いぶき（やがみ いぶき）
- 晶（あきら）
- 茶々丸のマスター
- 四谷（めぞん一刻）の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 「だーれだ？」
- 壁の穴から半身を乗り出すシーン
- 「遊び相手がいなくなってしまう」
- 「のぞこう」
- 「まあ五代くん座って。」
- 「今だってバカにされてるでしょ。」
- 「いけないんだ。」
- 「今月の家賃少し待ってください。」
- 「自習です。」
- 四谷（めぞん一刻）の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 実はフィギュア化されている四谷
- 四谷の元ネタとなった人物
- 四谷の正体考察
- 先祖代々一刻館に住んでいた四谷家