緑川駿（ワールドトリガー）の徹底解説・考察まとめ

ハイレイン編

アフトクラトルの目的がC級隊員だと分かった三雲修（みくも おさむ）は、自身の隊員である雨取千佳（あまとり ちか）を連れて本部を目指していた。C級隊員の保護の指令を受けていた緑川も、太刀川隊の出水公平（いずみ こうへい）、三輪隊の米屋陽介（よねや ようすけ）と共に三雲たちと合流する。新型のラービットに狙われていたC級を守る形で、ラービットと交戦中にアフトクラトルの隊長であるハイレインの攻撃を受ける。ハイレインのトリガーは卵の冠（アレクト―ル）と呼ばれ、トリオンをキューブに変える性能を持つ。そのため人も武器もトリオンで出来たものはすべてキューブになってしまうため、普通に戦ってしまうと勝てない。そのことに気づかず、先に交戦してしまった緑川は、武器であるスコーピオンをキューブに変えられてしまう。さらにラービットに捕らえられ、シールドを展開するが、ハイレインに攻撃されてしまう。攻撃が当たる前に自発的に緊急脱出（ベイルアウト）し、戦線を離脱した。

B級ランク戦 解説

B級ランク戦とは、B級部隊同士がチーム戦を行い点を取り合い、上位を目指していく。B級1位・2位はA級の部隊と戦う事もでき、この時に勝つとA級に昇格することも可能になる。
B級ランク戦ROUND2の諏訪隊・荒船隊・玉狛第二／三雲隊の解説に呼ばれる形で、B級東隊の東春秋（あずま はるあき）と共に緑川は解説に臨む。戦闘中、玉狛第二の空閑遊真（くが ゆうま）が初めて、オプショントリガーであるグラスホッパーを使用した。驚いた解説席の武富桜子（たけとみ さくらこ）の言葉に、「俺が教えました 昨日」と回答する。ランク戦においては同じボーダー隊員でも敵になりうるが、本来は味方だ。だからこそ、惜しげもなく自身の得意分野を教える。楽しい事が好き、強い相手が好き、相手が強くなる為なら得意な事も教える、というところに緑川の性格が表れている。

ガロプラ編

ガロプラは、アフトクラトルの従属国である。アフトクラトルの命令を受けて、地球＝玄海（ミデン）を「足止め」する。ガロプラの作戦は、ボーダーの基地にある「遠征艇」が狙いで、人間は狙われない。ボーダーは玉狛支部の迅悠一（じん ゆういち）のサイドエフェクトで、ガロプラが攻めてくることを知っていた。その日にB級ランク戦を行っていたチームを除いた、A級・B級の混成チームで迎撃する。

サイドエフェクトとは、トリオンの影響で発現した超感覚である。人の能力の延長線上にあるものであるため、炎や水が出ると言った、魔法のようなものではない。「強化聴覚」や「強化睡眠記憶」といった、人より遠くの音が聞こえる、音の判別が出来る、睡眠をとると学習した内容をマスターできるといったものだ。迅のは少し特殊で「未来視」と呼ばれ、過去の2度にわたる大規模侵攻と、今回のガロプラの襲撃も事前に攻められることがわかっていたため、対策が打たれた。

ガロプラ戦での緑川は、目立った活躍はなかったものの、ほかの攻撃手（アタッカー）陣と共に、トリオン兵を食い止めることに成功している。

遠征選抜試験

遠征選抜試験とは、近界への遠征部隊に参加するメンバーを選抜する試験のことである。通常遠征は、A級の選ばれた部隊にのみ与えられていた。だが、トリオン量が多い玉狛支部の雨取千佳（あまとり ちか）を遠征メンバーに入れたことで、遠征艇を大きくすることが出来、遠征メンバーの増員が確定する。それによりB級からも個人的にも、部隊としても遠征に行くことが可能となった。また、残ったメンバーで、ボーダー基地周辺の防衛任務をこなさなければならない。そのため、B級中位部隊以上のメンバーとA級の数名が、遠征選抜試験として能力を測るための試験に参加が決定した。A級部隊は、試験を受けるA級数名とB級隊員の審査役として、試験に参加する。
緑川もA級4位の草壁隊のメンバーとして、審査する側にまわり、モニタリングを行う。緑川が所属する草壁隊のメンバーが揃うのは、遠征選抜試験を審査するこの時が初めてとなる。

緑川駿の関連人物・キャラクター

通常部隊メンバー

草壁早紀（くさかべ さき）

CV：－

A級4位草壁隊の隊長であり、オペレーターでもある。
オペレーターが隊長をこなす特殊な隊であるが、草壁は元々戦闘員として入隊した。同期だったA級5位嵐山隊の木虎藍（きとら あい）に勝てなかったことでオペレーターに転向した経歴を持つ。
戦闘員だった銃手（ガンナー）時代はB級諏訪隊の諏訪洸太郎（すわ こうたろう）に面倒を見てもらっていた。

草壁早紀（ワールドトリガー）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

草壁早紀（くさかべ さき）は、葦原大介によるSFバトル漫画『ワールドトリガー』の登場人物。異世界である近界（ネイバーフッド）からの侵略者・近界民（ネイバー）から世界を守るための組織・界境防衛機関「ボーダー」に所属するオペレーターで、A級草壁隊の隊長を務めている。「ボーダー」内で唯一のオペレーター隊長で、A級部隊でただ1人の中学生隊長である。A級嵐山隊の木虎藍とは同期であり、元々は銃手だったが木虎に勝てなかったのでオペレーターに転向。銃手時代はB級諏訪隊の隊長・諏訪洸太郎の世話になっていた。

里見一馬（さとみ かずま）

CV：森久保祥太郎

A級4位草壁隊の銃手（ガンナー）だ。
17歳の高校生でありながらボーダーNo.1銃手で草壁隊のエースでもある。
明るい性格で、誰に対しても気さくに接してくれるし、教えてくれるメガネ男子だ。
B級弓場隊の弓場拓磨（ゆば たくま）の弟子であり、自他ともに認める二宮信者でもある。
二宮匡貴（にのみや まさたか）はボーダートップクラスのトリオン量を持ち、戦術と射手（シューター）としての高い技術から、No.1射手の座にいる人物だ。過去にA級にまで部隊を率いた実績を持っている。

里見一馬（ワールドトリガー）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

里見一馬（さとみ かずま）は、葦原大介によるSFバトル漫画『ワールドトリガー』の登場人物。異世界である近界（ネイバーフッド）からの侵略者・近界民（ネイバー）から世界を守るための組織・界境防衛機関「ボーダー」に所属する戦闘員。A級草壁隊の銃手（ガンナー）を務めている。明るく気さくな性格。コミュニケーション能力が高く、誰とでも話すことができる。B級二宮隊の隊長で射手の二宮匡貴の戦術を師匠であるB級弓場隊の隊長で銃手・弓場拓磨から倣った技法で再現し、いつの間にか銃手ランキング1位の座に上り詰めていた。

佐伯竜司（さえき りゅうじ）

CV：新井良平

A級4位草壁隊の万能手（オールラウンダー）だ。
凛々しい目元をしたセンターパートの黒髪の青年で、17歳の高校生。
好きな物はカレー、サッカー、少年マンガと高校生らしい一面がある。
もともと佐伯隊の隊長として隊を率いていたが、オペレーターの草壁と隊長を交代し、草壁隊のメンバーとなる。隊長を草壁と交代してから順位が爆上がりしたことに関してはやや複雑な心境らしい。

佐伯竜司（ワールドトリガー）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

佐伯竜司（さえき りゅうじ）は、葦原大介によるSFバトル漫画『ワールドトリガー』の登場人物。異世界である近界（ネイバーフッド）からの侵略者・近界民（ネイバー）から世界を守るための組織・界境防衛機関「ボーダー」に所属する戦闘員。A級草壁隊の万能手（オールラウンダー）を務めている。もともとは隊長だったが、オペレーターの草壁早紀に隊長を譲った。その後部隊のランキングが爆上がりしたことに複雑な思いを抱えている。黒トリガー「風刃」の使用候補者であるため、相応の実力があると考えられている。