緑川駿(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ

緑川駿(みどりかわ しゅん)とは、『ワールドトリガー』に登場するボーダー隊員だ。緑川はボーダーの戦闘員の中でも精鋭部隊であるA級部隊に所属し、A級4位の草壁隊の攻撃手(アタッカー)として活躍している。機動力の高さを活かした攻撃を主体としていて、将来を有望視されている人物だ。また14歳の中学生であり、素直かつ人懐っこい性格で、年上のボーダー隊員たちから可愛がられている。迅悠一(じん ゆういち)に助けられたことをきっかけにボーダー隊員となった。

緑川駿の概要

緑川駿(みどりかわ しゅん)とは、『ワールドトリガー』に登場するボーダー隊員である。ボーダーとは、近界民(ネイバー)という異次元の侵略者による攻撃から世界を守る機関として作られた”界境防衛機関”のことだ。緑川はボーダーの戦闘員の中でも精鋭部隊であるA級部隊に所属しており、A級4位の草壁隊の攻撃手(アタッカー)として活躍。機動力の高さを活かした攻撃を主体としている。入隊指導(オリエンテーション)の時の対近界民戦闘訓練では、敵を4秒で倒したほどのポテンシャルを持っている。この訓練では過去、A級でも身体能力の高い黒江双葉(くろえ ふたば)が11秒、A級の木虎藍(きとら あい)が9秒の成績だった。さらに木虎の言葉では「初めてなら1分切れればいいほうね」という言葉から、初めてトリオン兵と倒すのに4秒しかかからないという事が、緑川の実力を表している。しかもこの記録は、主人公の1人である空閑遊真(くが ゆうま)に越されるまでトップの成績だった。また14歳の中学生であり、素直かつ人懐っこい性格で年上のボーダー隊員たちから可愛がられている。かつて今のボーダーが誕生する前に起こった大規模侵攻時、当時既にボーダー隊員だった迅悠一(じん ゆういち)に助けられた。そのことをきっかけにボーダー隊員となり、迅を尊敬している。

緑川駿のプロフィール・人物像

性別:男
年齢:14歳
誕生日:10月20日
身長:157cm
血液型:O型
星座:みかづき座
職業:中学生
好きなもの:焼肉、ランク戦で勝つこと、迅さん
所属:ボーダー本部所属、A級4位、草壁隊
ポジション:攻撃手(アタッカー)

CV:森下由樹子

ボーダー本部所属A級4位草壁隊の攻撃手(アタッカー)。
人懐っこい性格で年上年下関係なく仲良くしゃべれるタイプなので、ボーダー隊員たちからは可愛がられている。仲の良いA級1位の太刀川隊の出水公平(いずみ こうへい)の事を「いずみん先輩」、A級7位三輪隊の米屋陽介(よねや ようすけ)の事を「よねやん先輩」と呼んでいる。A級5位嵐山隊の木虎藍(きとら あい)を「木虎ちゃん」と呼ぶことから、男女関係なく誰とでも仲良くできる性格だ。

出水と米屋と緑川は「A級3バカ」とくくられる事でも有名。
出水が「弾バカ」で米屋が「槍バカ」、緑川は元S級隊員の迅悠一(じん ゆういち)の事を尊敬しており、会えると子犬みたいに喜ぶことから「迅バカ」と呼ばれている。

A級6位の加古隊の黒江双葉(くろえ ふたば)とは幼馴染で、小学生の頃は一緒に山奥の分校に通っていた。そのことからお互いの事を「双葉」「駿」と呼び合っている。中学校は黒江、B級海老名隊のオペレーター、武富桜子(たけとみ さくらこ)と共に三門市立第四中学校に通う。

緑川駿のトリガー

スコーピオン

型にはまらない変則型のブレードでノーマル時は短剣のような形をしている。体のどこからでも出すことが出来、過去に木虎藍(きとら あい)が欠けた足にはやして機動力と攻撃力を補う使い方もしていた。つなげて使う事でリーチのデメリットをカバーするマンティスをB級影浦隊の影浦雅人(かげうら まさと)が編み出すなど個人に合った戦い方に適している。
攻撃力は弧月には劣るが軽さで手数をカバーできるのでスピード型の攻撃を得意とする緑川にピッタリの武器と言える。
緑川はメイントリガー、サブトリガーの両方にセットしている。

グラスホッパー

オプショントリガーの一種で踏むことでジャンプ台の役割をこなす。移動手段として使う事で相手との距離を縮められたり、相手から逃げることが可能になる。相手に踏ませることで奇襲にもなり、がれき等の物質を飛ばすことも可能だ。
緑川はメイントリガー、サブトリガーの両方にセットしている。

シールド

出し入れ、形も変幻自在の盾である。出したいところに出したい形で出せるから味方を守る時にも出せる。大きく広げることで耐久値は下がるが、広範囲の防御が可能だ。逆に小さくすることで狙撃を防ぐこともできる。
緑川はメイントリガー、サブトリガーの両方にセットしている。

バッグワーム

マント状のトリガーで着用すると微量ながらトリオンを消費し続けるが、レーダーに映らない特性を持つ。レーダーには映らないだけで、目視は可能なので攻撃手(アタッカー)は奇襲の場合によく使用する。

緑川駿の来歴・活躍

個人ランク戦

初登場は、主人公の1人である玉狛支部の三雲修(みくも おさむ)に声をかけ、個人ランク戦に誘うところだ。三雲と10本勝負して10-0で勝つが、その目的とやり方に、三雲と同じ玉狛支部の空閑遊真(くが ゆうま)の怒りを買う事になる。空閑とは三雲の時と同じように10本勝負をする。最初の2本は簡単に空閑に勝てたが、その後6本を簡単にとられてしまう。才能のある緑川は、今まで簡単にA級まで上がってこれてしまった。だから戦いの経験値が浅く、A級三輪隊の米屋陽介(よねや ようすけ)いわく、「覚えた芸を見せたくて仕方ねー犬っころの動きだ」とのこと。それに引き換え空閑は、今まで戦争を経験してきたからこそ、相手を上手く倒すやり方が出来る。空閑は最初の2本はワザと緑川に勝たせて、緑川に勝てると思わせた。動きが単調になった緑川に対し、勝ちやすくなった空閑が点を取っていった。相手が強いと思った緑川は、気持ちを切り替えて挑む。だが、緑川より実力が上の空閑に負けてしまう。この時に空閑から「スコーピオン以外使わんの?」と聞かれる。その時に「…これでいい こっちのほうが あんたとの差がよくわかる」と言って、スコーピオンだけで勝負した。空閑に負けた時の方が緑川の表情はスッキリしていた。空閑が隊長の敵を討った場面でもあり、緑川が成長した瞬間の描写でもある。

空閑との個人ランク戦で大敗した緑川は、三雲に謝る。三雲が気に入らなかった緑川は、ギャラリーを集めて大勢の前で三雲に恥をかかせようとした。それは三雲がうらやましかったからだった。緑川は大規模侵攻の時に当時S級隊員だった迅悠一(じん ゆういち)に助けられた。その時から迅の熱狂的なファンでり、迅に助けられたことがきっかけでボーダーに入った。迅のことが大好きな緑川は、迅が所属する玉狛支部へ行きたかった。だが、玉狛支部は元々少数精鋭で、新しい隊員が入れることはほとんどない。それなのに自分より実力が下の三雲が、玉狛支部に異動になった事が、気に入らなかった。今回の個人ランク戦で空閑にボコボコにされて反省した緑川は、三雲と空閑の事を三雲先輩、遊真先輩と呼ぶようになる。

大規模侵攻

ランバネイン編

大規模侵攻とは頭につのトリガーを持ち、近界(ネイバーフッド)最大の軍事・国家アフトクラトルによって、こちら側の世界が攻め込まれた戦いのことだ。突如として起こった大規模侵攻に緊急収集された緑川は、A級の太刀川隊の出水公平(いずみ こうへい)とA級三輪隊の米屋陽介(よねや ようすけ)と合流した。その時、B級の東春秋(あずま はるあき)とB級の荒船哲次(あらふね てつじ)が交戦していたランバネインと戦う事になる。ランバネインの雷の羽(ケリードーン)は、一対複数を想定した広範囲攻撃を得意とするトリガーだ。ランバネインが射撃型トリガーなので、射手(シューター)である出水の火力を軸に、攻撃手(アタッカー)である米屋と緑川が陽動として、敵の近くで攻撃する。2人の動きで出水が身を隠しながら攻撃を当て、隙を作り、攻撃手が絶好のタイミングで攻撃が出来るように連携を組んでいた。

ランバネインの攻撃から逃れるために入った建物の中で、ランバネインと一対一で交戦する。この時「「勝てる」と思ったやつは隙だらけだな」という名言を残している。この言葉は緑川自身が空閑と戦った時に、身をもって学んだもので、空閑との一戦が緑川を大きく成長させた。ランバネインの隙を突いた緑川は、ランバネインの視界を近くにあった消火器の煙で奪うと、体勢を低くした攻撃でランバネインの左足を奪う事に成功する。さらに得意のグラスホッパーを多数使ったピンボールで、相手の身体に斬撃を入れ、相手を追い詰めた。
戦いを見ていた東の指示で、さらにB級隊員たちがサポートに入る。B級の来馬辰也(くるま たつや)をおとりに米屋がとどめを刺し、勝利する。

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雷神丸(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ

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雷神丸(らいじんまる)は、漫画『ワールドトリガー』に登場するキャラクター。玉狛支部のお子様隊員、林藤陽太郎(りんどう ようたろう)の相棒であるカピバラ。陽太郎を背中に乗せて主人公たちのトレーニングに付き合ったり、嗅覚を使い人を探し当てたりする。陽太郎とともに玉狛支部のマスコット的存在ではあるが、その正体は、旧ボーダーかつての同盟国・アリステラの冠トリガー(クラウントリガー)だった。冠トリガーである雷神丸には、アリステラの王子である陽太郎を守護する役目が与えられている。

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ヒュース(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ

ヒュース(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ

ヒュースとは、『ワールドトリガー』の登場人物で、近界(ネイバーフッド)最大級の国家であるアフトクラトルに所属する兵士。本作の舞台である現代/玄界(ミデン)に侵攻してきた人型ネイバーの一人である。大規模侵攻編後は捕虜として玉狛支部に引き取られることとなった。その後、母国への帰還を条件に一時的に玉狛第二/三雲隊へ加わる。8歳から剣術を学んでおり、戦闘センスも非常に高い。また、B級ランク戦の映像から隊員たちの実力や最善の戦術を即座に指摘できるほどの戦術眼も持ち合わせている。

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東春秋(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ

東春秋(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ

東春秋(あずま はるあき)は、『ワールドトリガー』に登場するボーダー本部B級6位の東隊の隊長で狙撃手(スナイパー)である。年齢は25歳と、戦闘員中2番目の年長者。現ボーダー創設時のメンバーの一人で「最初の狙撃手」で狙撃手ランク第3位。ほぼ全ての狙撃手が東の弟子筋と言え、人望も厚い。指揮力も忍田真史(しのだ まさふみ)本部長と並びNo.1の実力者である。 任務外ではボーダー提携の大学院でトリオンや戦史の研究をしている。

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三輪秀次(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ

三輪秀次(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ

三輪秀次(みわしゅうじ)とは、『ワールドトリガー』の登場人物で、ボーダーのA級7位三輪隊の隊長を務めている人物。 近界民(ネイバー)という異次元からの侵略者による攻撃から世界を守る機関として作られた”界境防衛機関”通称ボーダーの戦闘における精鋭部隊の1人である。ボーダーには3つの派閥があり、その内の過激派にあたる城戸派に所属している。「ネイバーはすべて殺す」とのセリフどおり、ネイバーに深い恨みを持っている。過去に最愛の姉をネイバーに殺されているのが要因だと言える。

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