緑川駿(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ

緑川駿(みどりかわ しゅん)とは、『ワールドトリガー』に登場するボーダー隊員だ。緑川はボーダーの戦闘員の中でも精鋭部隊であるA級部隊に所属し、A級4位の草壁隊の攻撃手(アタッカー)として活躍している。機動力の高さを活かした攻撃を主体としていて、将来を有望視されている人物だ。また14歳の中学生であり、素直かつ人懐っこい性格で、年上のボーダー隊員たちから可愛がられている。迅悠一(じん ゆういち)に助けられたことをきっかけにボーダー隊員となった。

緑川駿の名言・名セリフ/各シーン・名場面

「…これでいい こっちのほうが あんたとの差がよくわかる」

初登場時の個人ランク戦のブースにて、玉狛第二/三雲隊も三雲修(みくも おさむ)と対戦した。だが、その時玉狛第二/三雲隊の空閑遊真(くが ゆうま)を怒らせてしまう。それは三雲が迅悠一(じん ゆういち)に誘われる形で玉狛支部へ移籍になった事に対する嫌がらせをしたからだった。緑川にとって迅は自身を助けてくれた恩人でもあり、尊敬できる人物だ。緑川も迅のいる玉狛支部に行きたいが、メンバーがいなく移籍が出来ない状況だった。にもかかわらず、自分よりランクが下の三雲が移籍したことに対して嫉妬してしてしまう。そしてギャラリーを集めた上で三雲をボコボコにするという作戦を思いつき、実行したのだった。それに気づいた空閑に返り討ちにされてしまう。だが、元々根が素直な緑川は、空閑に対して怒ったり、恨んだりすることなく自分の弱さを素直に認めた。その時、空閑から「スコーピオン以外使わんの?」と聞かれている。それに対して「…これでいい こっちのほうが あんたとの差がよくわかる」と返し、最初のバカにした態度を改め、三雲にも空閑にも謝っていた。この出来事をきっかけに、緑川が大きく成長したシーンでもある。

「「勝てる」と思ったやつは隙だらけだな」

アフトクラトルによる大規模侵攻時のランバネインとの戦いで言うセリフだ。A級太刀川隊の出水公平(いずみ こうへい)とA級三輪隊の米屋陽介(よねや ようすけ)と連携を取りながらランバネインを攻撃していた。ランバネインの上空からの攻撃から逃れるため、建物内に逃げた緑川を追ってきたランバネインと1対1で交戦することになる。その時、緑川は消火器でランバネインの視界を奪った。ランバネインは視界を奪われたまま攻撃をする。それを見越した緑川は、姿勢を低くしてランバネインの攻撃をかわし、片足を奪う。その時に「「勝てる」と思っている奴は隙だらけだな」と言ってさらに攻撃をした。さらに得意のグラスホッパーを敵を中心に円状に配置し、乱反射を行う事で速い攻撃を行う「乱反射(ピンボール)」でランバネインを追い詰めた。

緑川駿の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

「迅バカ」と呼ばれている

緑川はA級太刀川隊の出水公平(いずみ こうへい)とA級三輪隊の米屋陽介(よねや ようすけ)と一緒に「A級3バカ」という呼ばれ方をしている。
緑川は元S級隊員である迅悠一(じん ゆういち)の事を尊敬し、本部で会えると子犬のようにはしゃいで喜ぶことから「迅バカ」と呼ばれることになった。
緑川が迅の事を尊敬しているのは、過去の大規模侵攻の時に、迅に助けてもらった事があるからだ。そのことをきっかけにボーダー入隊を決め、迅が玉狛支部に移ったことで、自身も玉狛支部への移動を希望するほどだ。

A級加古隊の黒江双葉とは幼馴染

A級加古隊の攻撃手(アタッカー)である黒江双葉(くろえ ふたば)とは幼馴染で、小学校は一緒に通っていた。今でもお互いの事を「双葉」「駿」と呼び合っている。今はB級海老名隊のオペレーターである武富桜子(たけとみ さくらこ)と共に三門市立第四中学校に通う。

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