ミキータ／ミス・バレンタイン（ONE PIECE）とは【徹底解説・考察まとめ】

リトルガーデンではウイスキーピークでの失態を帳消しにするため、Mr.3ペアの手先として麦わらの一味とビビを襲った。ウソップには有利に戦っていたようにみえたが、あと一歩というところでウソップの策に気付けずキャンドルサービスを解除されてしまい、復帰したナミとビビによって倒される。
失態による自身の抹殺命令を怖れたMr.3は、仲間を置き去りにして一人でリトルガーデンを脱出してしまい、残された3人は原始の島でサバイバル生活を送る羽目になる。

扉絵連載『ミスG・Wの作戦名“ミーツ・バロック”』

次の登場はゴールデンウィークを主人公とした扉絵連載『ミスG・Wの作戦名“ミーツ・バロック”』から。
幸いにも、Mr.3が残した蝋のアジトにて3人でサバイバル生活を送っていた。
（バレンタインに関しては石斧や毛皮のビキニを纏うなどシチュエーションを楽しんでいた様子）

ある日、ニュース・クーから買った新聞の一面記事で、バロックワークスの壊滅と、これまで秘密にされてきた社長のクロコダイルや構成員たちの正体を知る。ゴールデンウィークは、逮捕された仲間を救出しようと即座に旅立ちの準備をはじめ、バレンタインとMr.5も初めは止めようとしたが最後は従い、彼女の能力で友達になったプテラノドンに乗って島を脱出した。

その後、キューカ島に行き着いた3人は海軍本部大佐“黒檻のヒナ”の部隊に発見され、バレンタインは逃げ切れず一時捕縛されてしまうが、脱獄していたMr.2の助成により無事救出された。

その後、ゴールデンウィークの能力でヒナの軍艦の乗組員たちを操って海軍の留置所に連行を偽って侵入。クロコダイルにもう一度バロックワークスを再建しようと持ちかけるが、彼とMr.1は「気が乗らねェ」という理由で脱獄を拒否。結局、Mr.4&ミス・メリークリスマスペア（および銃犬ラッスー）、ミス・ダブルフィンガーだけが脱獄することになった。

去り際にゴールデンウィークはC・T“夢の虹色”を使い、仲間たちをそれぞれの夢の姿に変身させる。バレンタインは、夢であった「チョコ屋さん」の姿に変身した。

その後、脱獄した面々はかつての集会所でありダブルフィンガーの店でもある「スパイダーズカフェ」を新装開店した「NEWスパイダーズカフェ」にて新たな生活を始めた。Vol.40の一コマでは、クロコダイルの義手をイメージしたチョコケーキを披露していた。

ミキータ／ミス・バレンタインの関連人物・キャラクター

ジェム／Mr.5

CV：高塚 正也
元王下七武海サー・クロコダイルが組織する秘密犯罪会社「バロックワークス」のオフィサーエージェントだった男。 悪魔の実 超人系 「ボムボムの実」の能力者で、全身を起爆することができる爆弾人間。 当初はパートナーであるミス・バレンタインと共に、ウイスキーピークにて任務をしていた裏切り者のミス・ウェンズデーを始末するために送り込まれた。しかし、その場に居た麦わらの一味のモンキー・D・ルフィとロロノア・ゾロの喧嘩に巻き込まれ一撃で吹き飛ばされて戦闘不能になり、失敗に終わってしまう。その後もリトルガーデンにてMr.3&ミス・ゴールデンウィークと合流し、再び一味と戦うも敗北してしまった。

サー・クロコダイル／Mr.0

CV：大友 龍三郎
偉大なる航路（グランドライン）の三大勢力の一角「王下七武海」の一人だった男。元バロックワークス社長(Mr.0)。王下七武海とは政府公認の7人の海賊の総称であり海賊および未開の地に対する海賊行為が特別に許可されている。だが、クロコダイルは王下七武海である裏で秘密犯罪会社バロックワークスを設立し、アラバスタ王国の乗っ取りを計画していた。当時、麦わらの一味に加入していなかったニコ・ロビン（ミス・オールサンデー）と手を組み、古代兵器「プルトン」を手に入れるために暗躍する。しかし、主人公で麦わらの一味船長のモンキー・D・ルフィに敗れてクロコダイル自身の罪が公になり、大監獄インペルダウンへ収容された。

ドロフィー／ミス・メリークリスマス

CV：金月 真美
悪魔の実 動物系 「モグモグの実」の能力者で、ミキータ／ミス・バレンタインと同じくバロックワークスの元オフィサーエージェントだった女性。本名はドロフィーだが、会社ではコードネーム「ミス・メリークリスマス」を名乗っていた。アラバスタ王国に攻め入った際、麦わらの一味ウソップとチョッパーと対峙して持ち前の特殊な能力で2人を苦しめたが、社長のクロコダイルが敗れたあとミス・ダブルフィンガーらと共に海軍に捕まってしまう。投獄中は女性房の囚人たちを叩きのめしていたが、ミス・バレンタインや仲間達に救出され脱獄を果たした。

マリアンヌ／ミス・ゴールデンウィーク

CV：中川 亜紀子
ミキータ／ミス・バレンタインと同じくバロックワークスの元オフィサーエージェントの1人で、コードネームは「ミス・ゴールデンウィーク」。悪魔の実の能力者ではなく、特殊な絵の具を描いて相手の感情をコントロールする「カラーズトラップ」の使い手。基本はマイペースで常にやる気を見せない。ズボラであるがゆえ、指令状を数日放置していたり戦闘中もせんべいを食べるなど緊張感がない性格をしている。リトルガーデンに潜伏していたが、麦わらの一味に敗北した。その後はMr.5、ミス・バレンタインと共にサバイバル生活を続けていたが他の仲間達が捕まったことを知り、共に救出に向かう。仲間の協力や自身の能力を駆使したことにより、仲間達の救出に成功した。現在は、ザラ／ミス・ダブルフィンガーが経営する「NEWスパイダーズ」で画家として活動している。

ミキータ／ミス・バレンタインの名言・名シーン／名台詞・名場面まとめ

「キャハハハハハハハ！！しょせんこれが私達との格の差じゃない？」

賞金首1人を捕えるのに難儀しているイガラムに対して、「キャハハハハハハハ！！しょせんこれが私達との格の差じゃない？」と発言したミス・バレンタイン。仲間でさえ見下していた事が分かる台詞である。また、見た目とギャップのある子供っぽい笑い方が、読者に印象を与えたシーンとなっている。

「私の能力で地面の下にうずめてあげるわ」

麦わらの一味船長ルフィと同じ一味のゾロを「地面の下にうずめてあげるわ」と言って自身の能力がどれほどのものか垣間見えた台詞である。子供っぽい笑い方をしていた姿から、残虐的な空気に変わったのも読者にとって印象的な場面となっている。