ブラッククローバー(ブラクロ)の黒の暴牛まとめ

『ブラッククローバー』は『週刊少年ジャンプ』連載の田畠裕基によるファンタジー漫画である。魔法が存在する世界で、魔法の源となる「魔力」のない少年アスタが魔法使いの頂点「魔法帝」を目指して奮闘する姿を描いている。
「黒の暴牛」は魔法帝が束ねる魔導士集団「魔法騎士団」の1つで、「魔法帝」を目指すアスタが所属することになる。物語開始時は「魔法騎士団の中で最低最悪の団」と呼ばれていたが、アスタや彼に影響を受けた団員の活躍で周囲から認められていく。

ゴーシュ・アドレイ

元囚人という異色の経歴を持つ団員。病的なまでに妹のマリーを溺愛するシスコンで、囚人になったのも両親を亡くした後、1人で妹を育てるためだった。マリー以外はどうでもいいという性格だったが、アスタとの出会いで協調性が芽生え始める。
魔法属性は「鏡」。光を反射するほか、自分や他人を鏡に写して増やすことができる。

チャーミー・パピットソン

食いしん坊の小柄な団員。基本的にアジトで毎日食事をしている。他人にご飯を勧めることもあるが、自分の分を取られると激怒する。実はかつて存在したドワーフ族との混血で、「綿魔法」と「食魔法」という2つの属性を操る。ドワーフの力を使用する時は体格が大きくなり、口調も荒々しくなる。

グレイ

本名不詳の団員で、当初は性別も不明だった。正体はショートカットの女性だが、極度の恥ずかしがり屋で変身していないと人前に出られない。ゴーシュに助けられた過去があり、彼には恩義を抱いている。
「変身」という魔法属性の持ち主で、自分の姿のみならず、無機物・魔法などあらゆるものを別のものに変えることができる。後に実は類を見ない錬成魔法であることが発覚した。錬成魔法は物質を変換することで治癒にも応用できる。

ゾラ・イデアーレ

ボサボサの髪に黒いマスクで口元を覆った魔導士。魔法騎士団に所属していた父親が貴族の同僚に後ろから撃たれて死亡したことから、魔法騎士団員を叩きのめす日々を送っていた。その時にヤミの目に留まり、黒の暴牛に入団する。しかし形だけだったため、他の団員も彼の存在を知らなかった。
「灰魔法」の使い手で、一定の条件下で発動させる罠魔法を得意としている。

ヘンリー・レゴラント

黒の暴牛のアジトに住む魔導士。のんびりした口調が特徴的な、ボサボサ頭の男性である。生まれつき家の中でしか、しかも他者から魔力を少しずつもらわないと生きていけない奇病に冒されており、寝たきりの状態だった。家が黒の暴牛のアジトになってからは、団員たちの魔力をひそかにもらっていた。そのため黒の暴牛や団員にはとても感謝している。
魔法属性は「組換」で、日頃から自分が慣れ親しんだり、魔法を注いでいるものに絶大な効力を発揮し大規模な魔法を使うことができるため黒の暴牛のアジトを変形して戦う。

ネロ/セクレ・スワロテイル

500年前の初代魔法帝ルミエル・シルヴァミリオン・クローバーに仕えていた少女。エルフとルミエルが仲違いしてしまった後、傷ついたルミエルを石像の中に封印することでその命をつないだ。自身はその際に魔石を利用したことでアンチドリという鳥の姿になってしまった。その後、転生したエルフたちが人間に対して蜂起した際にルミエルの封印を解いて自身も人間の姿に戻った。
魔法属性は「封緘(ふうかん)」。「開ける」「閉める」という概念を操ることで、物の開け閉め、傷を閉じる、魔法による封印や拘束を解くことができる。

ミッション・任務

アジト探し

黒の暴牛の設立をしたヤミだったが、当初はアジトがなかった。アジトを探していたヤミは、ヘンリーという奇病にかかった青年と出会う。ヘンリーはヤミに対して「屋敷は自分の死後ならば好きにしていい」と自分の家を提供しようとしたが、ヤミは「事故物件は嫌だ」と強引に断ると共に、団員たちの魔力を分け与える事で彼を生かす事を提案した。これによりヤミはアジトを手に入れ、ヘンリーは生き永らえることになる。

ダイヤモンド王国のロータス

ダイヤモンド王国のロータスは以前ヤミと戦ったことがあるらしい。その時ヤミが黒の暴牛の団長だったかどうかは不明だが、ヤミに大きな傷をつけられたそう。しかしヤミ自身は全く覚えておらず、ロータスが胸の傷を見せた時は一蹴されている。

スペード王国での潜入調査

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