蜘蛛ですが、なにか?(小説・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『蜘蛛ですが、なにか?』とは、馬場翁が『小説家になろう』に投稿したweb小説である。KADOKAWAからライトノベルが発売、その後、漫画化・アニメ化された。2021年8月にはシリーズ累計発行部数が430万部を突破している。女子高生だった前世の記憶を持って、蜘蛛に転生した主人公が成長していく過程を描く。作中に張り巡らされた多くの伏線の謎が解き明かされていく展開は、非常に魅力的である。

取得する経験値と熟練度が大幅に上昇し、各能力値の成長も大幅に上昇する。
所有すると、多くの経験値を獲得するために好戦的になる、という精神影響を受ける。その結果、所有者の限界を超えた経験値を溜め込み、自滅してしまう。

嫉妬

相手のスキルを強制的に使用不可能にするスキル。
発動に時間がかかるというデメリットがある。
感情を抑えることが難しくなるという精神影響を受ける。

憤怒

所有者のステータスを上昇させるスキル。普段の約10倍まで引き上げることが可能。
しかし、スキルの発動中は理性を失い、狂戦士と化してしまう。ラースはブイリムスに復讐するためにスキルを使用し、解除することができなくなってしまった。

怠惰

所有者以外の周辺の者全てのHP、MP、SPを大幅に消費させるスキル。
精神影響はない。
スキルの効果によって周囲が怠惰になり、所有者は怠惰になれないという、管理者Dからの皮肉が込められている。

強欲

殺害した相手のスキル、ステータス、スキルポイントの一部を奪うスキル。
何を奪うかは選択不可能。

暴食

あらゆるものを食し、自らのエネルギーに変換してストックできるスキル。
生き物以外にも、魔法なども食べる対象になる。

色欲

相手を「催眠」「洗脳」「魅了」状態にできるスキル。相手は無自覚に、所有者の意のままに行動してしまう。
しかし、大量のMPを消費する、継続的に従わせるには何度も重ねがけしなければならない、という欠点もある。

慈悲

大量のMPを消費する代わりに、死者を蘇生することができるスキル。
死後数分以内でないと使用できない、という制約がある。
1回使用するごとに「禁忌」のスキルレベルが1上がる。

忍耐

MPを消費する代わりに、HPを1だけ残して死を回避できるスキル。
防御や抵抗の能力も向上し、耐性スキルの熟練度に補正が加わる。

勤勉

所有者の魂を他人の中に植え付け、侵食するスキル。

救恤

所有者を中心とした、任意の相手全員にHP超速回復Lv1相当の回復効果を与える。

節制

前世の記憶を持ったまま、転生することができるスキル。
実質的な不死に等しい。このスキルを所有しているダスティンは、このスキルの効果を使って、神言教の頂点に君臨し続けている。

yusuke137
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@yusuke137

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