蜘蛛ですが、なにか?(小説・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『蜘蛛ですが、なにか?』とは、馬場翁が『小説家になろう』に投稿したweb小説である。KADOKAWAからライトノベルが発売、その後、漫画化・アニメ化された。2021年8月にはシリーズ累計発行部数が430万部を突破している。女子高生だった前世の記憶を持って、蜘蛛に転生した主人公が成長していく過程を描く。作中に張り巡らされた多くの伏線の謎が解き明かされていく展開は、非常に魅力的である。

エルロー大迷宮の下層にいる地龍。
ステータスだけでなく、知能も高い。「私」が絶対に敵わないと直感し、逃げ隠れるしかできなかった相手。
「私」との戦闘では、長年貯めたスキルポイントを、全て消費して「私」に対抗できるスキルを獲得した。SPを消費して身動きが取れなくなると、死を受け入れ、潔く「私」に倒された。

地龍ガキア

CV:松山鷹志
地龍の長。エルロー大迷宮の最下層を守る役目を負っている。
地龍アラバを倒した「私」を称賛しており、「私」に味方する形で、命を賭してアリエルの足止めをした。

風龍ヒュバン

風龍の長。サリエーラ国とレングザント帝国の間の荒野にいる。そこで、汚染された大地を浄化する役目を負っている。
機械兵器「Gフリート」との戦闘時には、「私」を背に乗せて空中戦を行った。

氷龍ニーア

人族領と魔族領を隔てる「魔の山脈」にいる。
縄張りを荒らすラースに対して、不快感を抱いていた。吹雪の中、ラースを放置して凍死することを望むが、死には至らず、戦闘になる。その戦闘の中で重傷を負い、「私」とソフィアが来たことで命拾いする。

闇龍レイセ

龍の頭に人型の体で、シルクハットとスーツを身につけた、龍の中でも特徴的な風貌をしている。魔王城の地下で、魔王剣を守護する役目を負っていた。

光龍ビャク

勇者剣の守護の役目を負っていた。
剣と同じくらいの大きさの小型の龍。しかし、非常に高いステータスを有している。
ユリウスを勇者剣の主と認めた後、勇者剣に憑依して眠りについた。

『蜘蛛ですが、なにか?』の用語

スキル

魂から引き出し、一定の力として形作られた技能。
種類は非常に多いが、戦闘に関わるものしか存在しない。
定められた行為をする、またはスキルポイントを消費することで得られる。
繰り返しスキルを使用することで熟練度が上がり、一定の値に達すると、スキルレベルが上がる。スキルレベルが上がれば、できることが増える。一部の例外を除くと、スキルレベルの最大値は10。一部のスキルは、スキルレベル10に達すると、上位のスキルへと進化する。

スキルポイント

レベルアップ時に得られるポイント。
スキルポイントを消費することで、任意のスキルを獲得することができる。
同じスキルであっても、獲得するのに必要なスキルポイントには個人差がある。
転生者は、転生時からスキルポイントを獲得していた。

支配者スキル

七大罪の「傲慢」「色欲」「嫉妬」「暴食」「憤怒」「怠惰」「強欲」と、七美徳の「忍耐」「節制」「謙譲」「救恤」「勤勉」「純潔」「慈悲」の14個に管理者Dが新しく作った「叡智」を加えた、合計15個のスキルの総称。
同じスキルを同時に複数人が所有することはできない。
一般のスキルよりも効果が強力で、獲得すると「〜の支配者」の称号を得られる。
また、「支配者権限」が与えられ、「システム」に干渉することができる。しかし、権限を行使すると、使用者の魂が削られてしまう。
所有者には精神的影響を与えることがあり、「憤怒」を獲得したラースはスキルの影響で理性を無くし、狂戦士と化した。

傲慢

yusuke137
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@yusuke137

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