蜘蛛ですが、なにか?(小説・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『蜘蛛ですが、なにか?』とは、馬場翁が『小説家になろう』に投稿したweb小説である。KADOKAWAからライトノベルが発売、その後、漫画化・アニメ化された。2021年8月にはシリーズ累計発行部数が430万部を突破している。女子高生だった前世の記憶を持って、蜘蛛に転生した主人公が成長していく過程を描く。作中に張り巡らされた多くの伏線の謎が解き明かされていく展開は、非常に魅力的である。

アノグラッチの進化形。巨大な体に、鰐のような顎を持つ。
進化することで「復讐」のスキルを失い、仲間が攻撃されても群れで襲ってくることはない。
アノグラッチの群れに紛れていることもあるが、連携をとっているわけではない。
進化すると危険度が下がる、珍しい種族。

地理・国家

アナレイト王国

ダズトルディア大陸にある人族が治める国。シュンやカティアの転生した場所。国内に学園を有しており、国内外の有力者が集まっている。
西にはエルロー大迷宮への入り口がある。

サリエーラ国

カサナガラ大陸の南端を治める、人族の国。
人族国家の多くが神言教を信仰する中、女神教を信仰している。そのため、周辺国と揉めることも多い。
ソフィアの転生先であるケレン伯爵領は、サリエーラ国の東側にある。

オウツ国

カサナガラ大陸にある人族の国。サリエーラ国と隣接している。レングザント帝国空は属国扱いされている小国。
エルロー大迷宮の入り口があり、それを利用して国の利益を上げていた。迷宮の入り口に砦を建設して魔物の監視を行なっていた。しかし、「私」が砦を破壊してしまう。
「私」がサリエーラ国で神獣と呼ばれるようになると、「私」の所有権を主張し、サリエーラ国に戦争を仕掛けた。

レングザント帝国

カサナガラ大陸で最も強大な人族国家。ユーゴーの転生先。
魔族領と隣接しており、人族と魔族の戦いが絶えない。国王のことを「剣帝」と呼ぶ。

ダズトルディア大陸

全土を人族が治めている大陸。

カサナガラ大陸

世界最大の大陸。
魔族領と人族の治める国があり、争いが絶えない。

エルロー大迷宮

世界最大の迷宮。ダズトルディア大陸とカサナガラ大陸を地下で繋いでいる。
海上は水龍が生息しているために通過できず、大陸間を行き来できる貴重な通路。
上層は、比較的弱い魔物ばかりで、人間でも通路として利用しやすい。
中層は、マグマ地帯になっており、火竜も生息するため、人間が入ることはほとんどない。
下層は、非常に強い魔物が生息している。下層に足を踏み入れて生還した人間は、ごくわずか。
最下層には、「システム」の核であるサリエルが安置されており、クイーンタラテクトや古龍が守護している。

人物

魔王

魔族を統べる王。「システム」によって、1つの時代に1人と定められている。
魔王が倒されると、魔族や魔物の中から特に強い力を持つものが、新しい魔王に選ばれる。
過去には、剛力によって拳で地面を砕いた魔王や、魔導を極めた魔王など、様々な魔王が存在した。どの魔王も勇者と戦い続けている。

勇者

人族の希望と言える存在。
魔王と同じく、「システム」によって1つの時代に1人と定められている。
魔王と対をなす存在で、一時的に魔王に致命的な打撃を与えられる能力を持つ。

人族

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