小南(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ
小南(こなん)とは『NARUTO-ナルト-』に登場する女性キャラクターで、抜け忍で構成される戦闘集団「暁」に所属する唯一のくノ一。暁のリーダー・ペインと共に行動し、彼をサポートしている。幼少期から折り紙が得意で、紙を用いた彼女独自の忍術「式紙の舞」を駆使して戦う。
小南の概要
小南(こなん)とは『NARUTO-ナルト-』に登場する女性キャラクターで、抜け忍によって構成される「暁」の紅一点メンバーである。
第三次忍界大戦の戦場となった雨隠れの里で生まれ育った小南は、幼くして両親をなくした戦災孤児であった。1人彷徨う中で同じ境遇の活発な少年・弥彦(やひこ)、心優しい少年・長門(ながと)と出会い、共に生活する仲間となる。しかし、戦時下を力のない子供達だけで生き延びるのは苦しく、3人で忍者になることを決意。雨隠れの里長・半蔵(はんぞう)と互角に戦っていた木ノ葉隠れの里の三忍・自来也(じらいや)、大蛇丸(おろちまる)、綱手(つなで)に接触し、弟子入りを志願する。晴れて自来也の弟子になった3人は彼の元で修行を積み、小南は得意の折り紙を攻撃に応用した忍術を習得。3年の修行期間を経て、弥彦をリーダーとした忍組織「暁」を立ち上げた。
小南のプロフィール・人物像
誕生日:2月20日
年齢:35歳
身長:169.4cm
体重:45.3kg
血液型:O型
性格:冷静沈着、優しい
好きな食べ物:焼き魚
嫌いな食べ物:唐揚げ
趣味:折り紙、押し花
青紫色をした髪と幼少期に紙で作った花のコサージュ、濃い目のアイメイクが特徴。常に冷静沈着で抑揚のない喋り方をしている。内心では長門と同じく世界平和を望んでおり、幼少期と変わらない優しい性格である。その為、弱った体で無茶をする長門には感情的に声を荒げることもあった。
暁の一員として活動する傍ら、ペインと共に雨隠れの里を統治。里の人々からは「神の使い」「天使様」と崇められている。一方、他里と関わる際には自らの存在を公にしない様、小南が半蔵に変化している。
声優:田中敦子/峯香織(幼少時代)
小南の声を担当したのは、田中敦子。幼少時代の声は峯香織が担当している。田中敦子は『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(草薙素子)、『ジョジョの奇妙な冒険』(リサリサ〈エリザベス・ジョースター〉)、『ACCA13区監察課』(モーヴ)、『葬送のフリーレン』(フランメ)などに出演した声優。2024年8月に亡くなった。
小南の幼少時代の声を担当した峯香織は、『かみちゅ!』(四条光恵)、『スケアクロウマン』(グレイス)などに出演している。
小南の能力・必殺技
忍術:式紙の舞(しきがみのまい)
紙を用いた戦法の基礎となる、小南特有の忍術。自らの体を無数の紙に分解し、自在に操ることが出来る。分解した紙を蝶や鳥にして空へ飛ばし偵察を行う、起爆札を忍ばせて奇襲をかけるなど様々な用途に応用が可能。チャクラを流し込んで紙を強固にし、水や炎を押し返すことも可能だが、油などの粘着性のあるものには弱く、紙同士が固定されて分解できなくなる弱点もある。
忍術:紙分身の術(かみぶんしんのじゅつ)
紙で分身体を作り出す術。術者と同じ意志、チャクラを持ち行動が可能。更に式神の舞と併用し、体の一部を分解して攻撃に転用が可能であることから、様々な分身術の中でも汎用性が高い。起爆札で作った分身体を相手に自爆特攻させる「人間爆弾」の様な使い方も出来る。
忍術:紙手裏剣(かみしゅりけん)
自来也との修行時代に編み出した術。紙で作った手裏剣をチャクラで研ぎ上げ、敵に投げつける。当初は長門の風遁忍術でスピードと威力を上げて使う連携術だったが、成長後は紙手裏剣単体で相手を仕留めるまで殺傷力をあげている。
忍術:紙の使者の術(かみのししゃのじゅつ)
小南の切り札にして最大の術。6千億枚の起爆札を地面に敷き詰め、チャクラを流し込んで風景に偽装する。対象者を起爆札の地面へ誘い込んだところで偽装を解除し、起爆札の谷へ突き落とし10分間起爆し続ける爆発で相手を確実に仕留める。5分間物体をすり抜けられる能力を持つマダラへの対策として用意した術で、彼の持つ能力でも対応できない風景への偽装と爆発時間をシミュレーションし、発動した。多量のチャクラを使用するため、術後は式神の舞が解けて自身を分解することが不可になる。
小南の来歴・活躍
弥彦、長門との出会い
雨隠れの里に生まれた小南は幼くして家族を亡くし、戦災孤児となった。碌に食料も手に入らず、衰弱しきっていた所を弥彦(やひこ)に助けられ、共に生活をする様になる。後に小南自身も行き倒れていた長門(ながと)と子犬のチビを救い、仲間に引き入れた。
戦乱が長引く里で生き延びる為に、3人は物乞いや盗みを行って暮らしていたが、弥彦は自分の力の無さを嘆く。更に爆撃に巻き込まれたチビが亡くなってしまったことがきっかけで、国を変える力を得るために3人で忍者になることを決意する。
戦場へ忍び込んだ3人は木ノ葉隠れの里の三忍と呼ばれる自来也(じらいや)、綱手(つなで)、大蛇丸(おろちまる)に接触し、修行を願い出る。戦災孤児の酷い行く末を考えた大蛇丸からは殺されかけるが、戦争に巻き込まれた彼らへの償いとして自来也はその願いを聞き受け、面倒を見ることを決めた。
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目次 - Contents
- 小南の概要
- 小南のプロフィール・人物像
- 声優:田中敦子/峯香織(幼少時代)
- 小南の能力・必殺技
- 忍術:式紙の舞(しきがみのまい)
- 忍術:紙分身の術(かみぶんしんのじゅつ)
- 忍術:紙手裏剣(かみしゅりけん)
- 忍術:紙の使者の術(かみのししゃのじゅつ)
- 小南の来歴・活躍
- 弥彦、長門との出会い
- 自来也との修行生活
- 弥彦の死と新生“暁”
- 自来也との再会と木ノ葉隠れの里襲撃
- うちはマダラとの戦いと小南の最後
- 小南の関連人物・キャラクター
- 長門(ながと)
- 弥彦(やひこ)
- 自来也(じらいや)
- 半蔵(はんぞう)
- うちはマダラ
- 小南の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「今度こそ…お前は散ることのない希望の花であってくれ」
- 「私は弥彦と長門…二つの架け橋を支える柱となる!」
- 「私もナルトを信じてる!今度は彼が…平和の架け橋となる男だと!!そして私はその為の柱となる!!」
- 小南の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 実はグラマーな体型
- 恋愛関係にあった弥彦と小南
- 暁のメンバーの中では1番最後に登場
- 販売された小南のフィギュア