護廷十三隊(BLEACH)の壮絶な過去を持つキャラクターまとめ
人気漫画『BLEACH』(ブリーチ)に登場する死神たちの実働部隊「護廷十三隊」(ごていじゅうさんたい)には、壮絶な過去を持つキャラクターが多数存在している。
世界を守るために無数の敵を焼き尽くした山本元柳斎重國。愛する妻を失い運命を狂わせていった朽木白哉。届かぬ敬愛を静かに秘める京楽春水。恩人のために自らの全てを投げ捨てた東仙要。果ては世界を意のままにせんと数百年前から暗躍していた藍染惣右介。多様な過去の物語が作品を盛り上げた。護廷十三隊の中でも特に壮絶な過去を持つキャラクターを紹介する。
護廷十三隊の七番隊隊長。死神ではなく人狼で、頭部は完全に狼のものになっている。物言いは峻厳だが友情に厚く、部下への気遣いも欠かさない人格者。
人狼は尸魂界の一角に暮らす種族で、死神として活動するにあたり有象無象の差別を受けてきた。初めてそういった差別的な対応をせずに接してくれたのが東仙要(とうせん かなめ)で、狛村自身も彼を第一の親友と認識して友情を築く。それだけに東仙が藍染と通じていたことを知った時は驚愕し、後に戦場で相対した時もどうしても本気で戦うことができなかった。
狛村左陣(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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狛村左陣(こまむらさじん)とは、久保帯人による漫画『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊七番隊隊長。人狼の姿をしている。性格は義理固く、真面目。ユーハバッハ率いる滅却師(クインシー)との戦いで尸魂界を守るため自身の心臓と引き換えに一族の秘儀である人化の術を習得。戦いには勝利したが、人化の術は解け完全に狼となってしまい隊長を退く。以降、狼として裏山で生活している。
八番隊
京楽春水(きょうらく しゅんすい)
護廷十三隊の八番隊隊長。言動も普段の格好も遊び人風だが内面はドライで、冷徹に物事を分析して事を運ぶ。
兄とは折り合いが悪く、「どうしたって仲良くなれそうにない」と考えて家を出る。しかし兄が伊勢家の女性を娶ってからは関係が改善し、たびたび実家に顔を出すようになった。兄を変えてくれた義姉には深く感謝し、尊敬すると同時にほのかな慕情を抱いていたが、兄の死によって状況が一変する。
伊勢家は神剣・八鏡剣という特殊な刀を代々受け継いでおり、兄が急死したのもその強大な力が影響したためだった。義姉は「娘にまでこの運命を背負わせたくない」と考え、それが死罪に値する罪であることを承知で京楽に八鏡剣を預ける。兄の妻にして恩人、そして密かな想い人からの願いを京楽は受け入れ、バレれば自分も罪に問われることを承知で八鏡剣を受け取っている。
京楽春水(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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京楽春水(きょうらくしゅんすい)とは、久保帯人により連載されたバトルアクション漫画『BLEACH』に登場するキャラクター。死後の魂が住む世界「尸魂界(ソウルソサエティ)」に拠点を構える死神の組織「護廷十三隊(ごていじゅうさんたい)」の元・八番隊隊長。最終章「千年血戦篇」では総隊長に就任する。
貴族の出身ながら酒と女が好きで仕事を面倒臭がるという一見だらしない人物だが、その実誰よりも聡明で思慮深く、常に冷静な判断ができる。必要とあらば自他の犠牲も厭わない、シビアな現実主義者でもある。
伊勢七緒(いせ ななお)
護廷十三隊の八番隊副隊長。真面目かつ優秀な副官で、仕事を面倒臭がる京楽に呆れつつもアメとムチを使い分けて働かせている。父の死後、幼い頃に母と共に伊勢家に帰され、「自分の父がどこの何者なのか」を誰にも教えられずに育った。
母が京楽に八鏡剣を渡した際のやり取りを偶然聞いてしまい、伊勢家の役目と母の想い、そして京楽がその重荷を黙って引き受けたことを知っている。京楽に対しては上司としての尊敬以上の感情を抱いているが、自分が彼と血縁(叔父と姪)であることを薄々察しており、それを表にすることはほとんど無い。
伊勢七緒(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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伊勢七緒(いせ ななお)とは、『BLEACH』の登場人物で、死神たちの実働部隊である護廷十三隊の八番隊に所属する人物。
八番隊の隊長にして実の叔父でもある京楽春水の秘書的な立場で隊に貢献している、同隊の副隊長である。その享楽の放蕩癖や怠けっぷりには手を焼いており、何かにつけては小言を口にしている。一方でバレンタインに贈り物を用意するなど、享楽に対しては深い敬愛を抱いている。直接的な戦闘能力は高くないが、伊勢家に伝わる神剣・八鏡剣を受け継いでおり、神の力を振るう者にとっては天敵となる。
九番隊
東仙要(とうせん かなめ)
護廷十三隊の九番隊隊長。盲目の剣士で、法と正義を何よりも重んじる。狛村とは人柄と実力を認め合う親友で、部下の檜佐木修兵(ひさぎ しゅうへい)からも慕われるなど周囲から高い評価を受けていた。
かつて愛する女性を権力者に遊び半分に奪われ、そのまま嬲り殺しにされるという経験をしており、「彼女にどんな罪があったのか、この世に正義があるならなぜこんな非道が許されるのか」と絶望する。そんな折に「この世の仕組みの全てを変える」ために暗躍する藍染の存在を知り、「彼の進む先に自分の求める“完全なる正義”がある」と信じて協力するようになる。
藍染からも信頼されていたが、潔癖な性格が行き過ぎて「もし自分が護廷十三隊の仲間との友情に絆されて正義を見失うようなことがあれば、あなたの手で殺してほしい」と頼み込んでいた。狛村と檜佐木に敗れた後にこれは現実の事態となり、約束通り藍染自らの手で斬り捨てられる。
東仙要(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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東仙要(とうせん かなめ)とは、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊九番隊隊長の死神。正義を重んじる非常に高潔な人物だが、そのために理不尽に恋人を奪われた過去を受け入れられずに暴走する。世界の法則そのものの改変を目論む藍染惣右介に従い尸魂界を裏切り、破面統括官を務めた。死神ながら悪霊である虚の力を手にするが、護廷十三隊時代の親友狛村左陣や元部下の檜佐木修兵と戦い、最期は藍染に斬られ絶命した。所持する斬魄刀は清虫、解号は「鳴け清虫」。
十番隊
日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)
護廷十三隊の十番隊隊長。史上最年少で隊長に就任した天才児で、年齢に見合わぬ冷静さと判断力を持つ。
流魂街の出身の孤児で、かつては雛森や彼女の祖母と一緒に暮らしていた。雛森が護廷十三隊への入隊を目指して家を離れた後、たまたま出会った松本乱菊から「潜在的な力が強過ぎて、制御する術を学ばなければ近くにいる人を傷つけかねないから死神になるべきだ」と勧められる。雛森の祖母が寂しがることを理由にずっと一緒に暮らすつもりでいたが、この言葉をきっかけに雛森を追って護廷十三隊に入った。
雛森からは今でも「シロちゃん」と愛称で呼ばれており、その都度役職名で呼ぶよう言い返している。
日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)とは週刊少年ジャンプで連載していた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊の十番隊隊長。史上最年少で隊長の座に就いた天才で、氷雪系最強の斬魄刀「氷輪丸」の所持者。女性死神からの人気も高く、元々の実力は高いもののそれに驕らず、鍛錬に励む努力家。
少年のような見た目で銀髪の翡翠眼が特徴的。主人公、死神代行の黒崎一護(くろさき いちご)からは「冬獅郎」と呼ばれ、なぜか慕われているが、本人は必ず「日番谷隊長だ」と頑なに訂正している。
松本乱菊(まつもと らんぎく)
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目次 - Contents
- 『BLEACH』(ブリーチ)の概要
- 護廷十三隊(ごていじゅうさんたい)について
- 壮絶な過去について
- 『BLEACH』(ブリーチ)の壮絶な過去を持つ護廷十三隊のメンバー
- 一番隊
- 山本元柳斎重國(やまもと げんりゅうさい しげくに)
- 二番隊
- 砕蜂(ソイフォン)
- 三番隊
- 市丸ギン(いちまる ギン)
- 四番隊
- 卯ノ花烈(うのはな れつ)/卯ノ花八千流(うのはな やちる)
- 五番隊
- 藍染惣右介(あいぜん そうすけ)
- 雛森桃(ひなもり もも)
- 六番隊
- 朽木白哉(くちき びゃくや)
- 阿散井恋次(あばらい れんじ)
- 七番隊
- 狛村左陣(こまむら さじん)
- 八番隊
- 京楽春水(きょうらく しゅんすい)
- 伊勢七緒(いせ ななお)
- 九番隊
- 東仙要(とうせん かなめ)
- 十番隊
- 日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)
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