月が導く異世界道中（ツキミチ）のネタバレ解説・考察まとめ
『月が導く異世界道中』とは著者・あずみ圭、イラスト・マツモトトミツアキによって執筆されたライトノベル、およびそれらをもとにしたアニメ作品である。ストーリーは日本にいる深澄真が突如異世界の女神によって勇者として呼ばれるが、見た目が酷いと言う理由で異世界の果てへ捨てられてしまう。その後、自分のいた世界の神である月読命から加護を受けて自由に生きることにする真。旅の道中、従者となる巴と澪。二人を引き連れていく先々でのトラブルを解決していく薄幸少年の異世界世直し物語である。
CV：沢城みゆき
レベル920のヒューマン最強の冒険者。「竜殺し」の異名を持ち、上位竜・ランサーを殺したことになっている。
ヒューマンであるが、とある理由で殺したはずのランサーこと御剣と共に魔族側に加担しており、戦場に突如現れた真を女神の使途と勘違いして殺しに掛かる。
真が魔力を抑えている間は優位に立っていたが、真の魔力解放後からは防戦一方で愛剣を真に折られてしまう。
最終手段で超高高度から真を墜落死させようとするが、真が魔力が込められたドラウプニルすべてを使った全力ブリットにより戦場が崩壊。
ヒューマン、魔族の軍は壊滅し、ソフィアも絶対防御の防具を吹き飛ばされてしまった。
上位竜
ランサー
CV：斎藤壮馬
「御剣」の二つ名を持つ上位竜の一体。ソフィアに殺されたと言われていたが、どういうわけか彼女と共にヒューマン、魔族の戦争に魔族側として関わっている。
戦場に突如現れた真を女神の使途と勘違いし、真を排除しようとするが返り討ちに合う。
魔法主体の攻撃であるが、刃を生成したり、生成した刃と対象者の位置を入れ替えたりする能力を持っている。
用語
異世界
異世界に来た真（中央）とお供する澪（左）と巴（右）
主人公、深澄真がいた世界とは別の世界。そこは女神の加護が強く影響する世界であり、そこに生まれるヒューマンは女神の祝福を受ける。
しかし、女神の差別思考のおかげでヒューマン以外の種族には加護は与えず、ヒューマン以外は全て家畜扱いだと思っていた。
それによって魔族がヒューマンに対して戦争を仕掛け、女神が真達の世界から勇者を召喚して対抗しようとしていた。
亜空
亜空の様子を調べるコモエ（左）と真（右）
巴の能力で生じていた領域で世界とは別の空間。元々は何もない真っ暗な世界であったが、真と主従関係を結んだことで変化し、真のいた世界に似た自然豊かな世界となった。
ちなみに女神はこの空間を感知するこができず、相当な実力が無いと真達の許可無しに入ることはできない。
真達はここに出会った亜人達を招き、亜空内を発展させる。亜空は真の魔力量の増大で領域が広がり、気候も夏のように熱ければ冬のように寒くなったりする。
界
界を展開する真
真が月読命から与えられた加護によって発現した固有能力。真を中心に半球状の可変式領域を作り出す。
領域内では大抵の物事を察知し、任意に強化・弱体化することができ、結界外からの攻撃を防ぐ防御面でも優れている。
ただし、巴や澪クラスであれば結界を割って真を攻撃することも可能である。
ドラウプニル
指にドラウプニルを嵌めた真
エルダードワーフ製の指輪。魔力を吸収して圧縮、蓄積をすることができ、魔力が空と宝石は白く、魔力が蓄えられると宝石が赤色に変わる。
魔力制御が上手くない真が何とか魔力を抑える為に作った道具で、試作段階の時点では魔力を吸いすぎて損壊してしまった。
試作を繰り返し、なんとか形になったドラウプニルは真の桁外れな魔力を吸っても壊れないようになったが、通常のヒューマンが身に着けると魔力を吸いつくして死ぬ呪いのアイテムとなっている。
魔力が満タンになったドラウプニルはちょっとした衝撃で魔力暴走を引き起こす危険物になるため、廃棄は慎重にやらなければいけない。
『月が導く異世界道中』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
俗世に理解ある月読さま
真が異世界へ旅立つ際、人に言えない（恥ずかしい物）を代わりに処分してくれる月読命。真（左）、月読命（右）
第1話で真が異世界に呼ばれる際、月読命は真の為に親身になってくれる。
家族への手紙の手配はもちろん、真が唯一危惧していた私物（他人、家族には恥ずかしくて言えない物）の処理を心良く引き受けてくれた。
この時、真が神を本気で崇拝する唯一の瞬間でもある。
真「巴さん！やっちゃいなさい！」
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目次 - Contents
- 『月が導く異世界道中』の概要
- 『月が導く異世界道中』のあらすじ・ストーリー
- 勇者になれず世界の果てへ
- 初めての従者
- ヒューマンとの交流
- レンブラント商会にて
- 森鬼の里と蜃気楼都市計画
- 真への攻撃
- 『月が導く異世界道中』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 深澄真 （みすみまこと）
- 巴 （ともえ）
- 澪（みお）
- 識（しき）
- 神々
- 女神 （めがみ）
- 月読命 （つくよみのみこと）
- 亜空の住人
- エマ
- ベレン
- ルグイ
- ハルナ
- アキナ
- ホクト
- ミナト
- アクア
- エリス
- モンド
- コモエ
- 異世界のヒューマン
- ライム・ラテ
- シトラス
- パトリック＝レンブラント
- モリス
- リサ＝レンブラント
- シフ＝レンブラント
- ユーノ＝レンブラント
- リノン
- トア
- ハザル
- ルイザ
- ラニーナ
- ミルス＝エース
- デレク
- 復讐の呪術師
- イレイン
- マルコム
- ネリエ
- ソフィア＝ブルガ
- 上位竜
- ランサー
- 用語
- 異世界
- 亜空
- 界
- ドラウプニル
- 『月が導く異世界道中』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 俗世に理解ある月読さま
- 真「巴さん！やっちゃいなさい！」
- 真がヒューマン嫌いになる
- 『月が導く異世界道中』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 原作者あずみ圭は歴史好き
- 原作では名前が無かったキャラクター達
- 『月が導く異世界道中』の主題歌・挿入歌
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- OP（オープニング）：須田景凪「ユートピア」（第2期）
- ED（エンディング）：Ezoshika Gourmet Club「ビューティフル・ドリーマー」（第1期）
- ED（エンディング）：深澄真「ああ人生に涙あり」（第1話）
- ED（エンディング）：巴・澪「ああ人生に涙あり」（第4話）
- ED（エンディング）：伊東健人「My Factor」（第2期）