ヘルメッポ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

世界会議で王下七武海制度の撤廃が決まる。それまで王下七武海には、収穫の一部を政府に収めることで世界政府から海賊行為を認められていた。しかし制度の撤廃が決まったことで、王下七武海達からその権限が剥奪される。つまり彼ら、彼女らはただの一海賊に戻ったのだ。ヘルメッポはコビーと共に女ヶ島を拠点にしている”海賊女帝”ボア・ハンコックを拿捕するために向かう。王下七武海制度がなくなり、ハンコックには16億5900万ベリーが賭けられていた。そして女ヶ島にはハンコックの悪魔の実の能力を狙って四皇”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチ率いる黒ひげ海賊団も押し寄せる。これにより海軍、ハンコック率いる九蛇海賊団、黒ひげ海賊団の激しい三つ巴の戦いが勃発した。

ハンコックは悪魔の実「メロメロの実」の能力の持ち主で、自身に見惚れた相手を老若男女問わず石化させる能力を持っていた。ハンコックは絶世の美女であり、「メロメロの実」の能力を十二分に使いこなす。ヘルメッポはハンコックの魅力に負けて石化してしまったが、コビーのほうは強靭な精神力で石化を免れていた。黒ひげも部下の多くが石にされてしまった。しかし黒ひげ自身は石化を免れており、ハンコックを圧倒。コビー、黒ひげ、ハンコックの一触即発の事態に陥った。そこへ現れたのはかつて海賊王ゴール・D・ロジャー率いるロジャー海賊団の副船長を務めていたシルバーズ・レイリーだ。レイリーはハンコックと縁があり助けに来たのだ。レイリーの登場で場は収められ、ハンコックは人々の石化を解き、黒ひげ海賊団、海軍はそれぞれ撤退する。しかしその時、コビーは黒ひげに連れて行かれてしまった。ロッキーポート事件の”英雄”コビー誘拐のニュースは瞬く間に世間に広がる。

ヘルメッポはコビーを誘拐されたことにひどく動揺し、機密特殊部隊「SWORD」の仲間に一緒にコビーを助けに行ってくれと泣きながら懇願した。しかし黒ひげが拠点にしている海賊島は、ちょっとつつけば大勢の海賊が蜂のように出てくる、通称”ハチノス”と呼ばれる危険な島だ。ヘルメッポは状況が状況なだけにコビー救出作戦をすぐにはできないと言い渡されてしまうのだった。

劇場版映画『ONE PIECE FILM RED（ワンピース フィルム レッド）』

2022年8月6日に公開された原作連載25周年記念作品であり、劇場版映画としては15作品目、FILMシリーズの第4作目となる劇場版映画『ONE PIECE FILM RED（ワンピース フィルム レッド）』に登場。この映画でヘルメッポが機密特殊部隊「SWORD」隊員を兼務していることが明らかになった。

四皇・シャンクスの娘”ウタ”が悪魔の実「ウタウタの実」の能力を使ってとある計画を目論む。その計画が成功すれば世界転覆の恐れがあった。ヘルメッポはコビーと共にウタがライブを行う音楽の島・エレジアに潜入。コビーや麦わらの一味と共にウタの計画を阻止するために戦うのだった。

ONE PIECE FILM RED（ワンピース フィルム レッド）のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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『ONE PIECE FILM RED（ワンピース フィルム レッド）』とは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE』を原作とした劇場版アニメである。2022年8月に公開された。原作連載25周年記念作品であり、劇場版アニメとしては15作品目に当たる。主人公モンキー・D・ルフィにとって、そして『ONE PIECE』という物語にとっても重要人物である赤髪のシャンクスや、その”娘”ウタという少女が登場することで話題になった。音楽の島エレジアを舞台に、世界の存亡をかけた戦いが描かれる。

ヘルメッポの関連人物・キャラクター

コビー

CV：土井美加

海軍本部大佐で、機密特殊部隊「SWORD」の隊員。階級で言えばヘルメッポの上司であるが、二人はとても仲が良く親友でもある。「見聞色の覇気」の使い手。初登場時は背も小さく、猫背で縮こまっているためひ弱な印象だったが、ヘルメッポと共にガープに鍛えられて立派な青年へと成長した。ロッキーポート事件では、民衆を救った”英雄”として広く認知されている。敵であり海賊であるルフィのことを尊敬しており、大好き。新聞でルフィの活躍を見る度に感激して涙している。

モーガンが逮捕された後、ヘルメッポと共に海軍第153支部に入隊。雑用として日々励み、モーガン護送の際に出会ったガープにヘルメッポ共々海軍本部へと引き抜かれる。ヘルメッポと共に成長し、海軍本部大佐にまで上り詰めた。ヘルメッポのほうが4つ年上であり、コビーの真面目な性格もあってか、ヘルメッポのことは「ヘルメッポさん」と呼んでいる。世界会議で王下七武海の制度が撤廃になったため、その権力を失った”海賊女帝”ボア・ハンコックを拿捕するために、女ヶ島へと進軍。ヘルメッポはハンコックの魅力に負け石化したが、コビーは強靭な精神力でそれに耐え石化を免れた。ヘルメッポの石化は解かれたが、コビーはその場に現れた四皇”黒ひげ”マーシャル・D・ティーチによって誘拐されてしまう。その後の安否は不明。

コビー（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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コビーとは、尾田英一郎による漫画『ONE PIECE（ワンピース）』に登場するピンク色の髪と丸眼鏡が特徴の海軍本部に所属する軍人。海賊団で雑用をしていたが、主人公モンキー・D・ルフィとの出会いをきっかけに海軍へ入ることを決意した。ルフィの祖父であり海軍本部中将であるモンキー・D・ガープの手ほどきもあり、海軍本部大佐まで駆け上がっている。見聞色の覇気を開花させ、トラファルガー・ローが首謀者とされるロッキーポート事件で市民を守った英雄であり、その事件の功績がきっかけで有名となった。

モンキー・D・ガープ

CV：中博史

『ONE PIECE（ワンピース）』の主人公モンキー・D・ルフィの祖父。海軍本部中将の地位にとどまっているが、実力は大将以上だと言われている。かつて海賊王ゴール・D・ロジャーと互角に渡り合った伝説の海兵で、”英雄”として名高い。革命軍総司令モンキー・D・ドラゴン、海賊のルフィの親類であり、本来であれば犯罪者の家族として海軍を追放されるところだが、過去の功績や”英雄”としての立場が重視され海軍にとどまっている。新世界編に入ってからは、引退するところだったが、若い海兵の育成のために肩書はそのままで海軍の残っている。ルフィに輪をかけて自分勝手でマイペース。

ルフィに敗れて逮捕されたモーガンを護送するために東の海にやってきて、そこでヘルメッポとコビーに出会う。必死にモーガンを捕まえようとする二人に何かを感じたのか、ヘルメッポとコビーを引き取り鍛えることにした。そしてヘルメッポとコビーは見事に曹長へと成長し、新世界編ではヘルメッポは少佐に、コビーは大佐になっている。身勝手な性格ではあるが、人望もあり、人材育成にも長けていることがうかがえる。

モンキー・D・ガープ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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モンキー・D・ガープとは『ONE PIECE』の登場人物。主人公モンキー・D・ルフィの祖父で海軍本部中将。過去の数々の功績から、「海軍の英雄」と呼ばれている。頂上戦争以降は一線を退き、後進の育成にまい進している。ルフィ同様、豪快で自由で明るい性格の持ち主。本人は海軍所属であるが、その親族は海軍の敵が多い。息子のドラゴンは革命軍、孫のルフィとエースは海賊である。海賊に対しては同情の余地なしとしているが、家族に対しては愛情深く海兵という立場との間でせめぎ合う場面もある。

モンキー・D・ルフィ

CV：田中真弓

『ONE PIECE（ワンピース）』の主人公。悪魔の実「ゴムゴムの実／ヒトヒトの実 モデル”ニカ”」を食べた能力者である。ワノ国編で当時の四皇の一人・百獣のカイドウを討ち取り、懸賞金は15億ベリーから30億ベリーに跳ね上がった。それと同時に新たな四皇として名を連ねることになる。

東の海（イーストブルー）ゴア王国フーシャ村出身で、17歳の時に船出。当時シェルズタウンの海軍第153支部に捕まっていた”海賊狩りのゾロ”ことロロノア・ゾロの噂を聞きつけ、仲間にしようとシェルズタウンにコビーと共に立ち寄る。そこでモーガンを倒し、結果的にモーガンの独裁から町を救った。その後ゾロを無事に仲間にし、再び旅に出る。ウォーターセブンでは現れたコビーのことはすぐに思い出したが、ヘルメッポのことはなかなか思い出さず、ヘルメッポ本人に「あの時の！！七光りのバカ息子だ～～～！！」と言われてようやくその存在を思い出した。

ヘルメッポからするとルフィは父親・モーガンの敵のようなものである。自身も派手にルフィに殴られたこともあって、当初はルフィのことを恨んでいる様子もあったが、結果的に自分が成長できたのはルフィのおかげだと少しは感謝をしている。

モンキー・D・ルフィ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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モンキー・D・ルフィとは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE』の登場人物であり、主人公。左目の下にある傷と麦わら帽子がトレードマーク。「麦わらのルフィ」という異名を持つ。悪魔の実「ゴムゴムの実」の能力者で、全身が伸び縮みするゴム人間である。
海賊王ゴール・D・ロジャーが残した「ひとつなぎの財宝（ワンピース）」を手に入れて海賊王になるという夢を叶えるために17歳で海に出た。そして愉快な仲間達と共に大海原を冒険するのだった。

モーガン

CV：銀河万丈

東の海（イーストブルー）のシェルズタウンにある海軍第153支部を治めていた大佐で、ヘルメッポの父親。右手が斧になっており、「斧手のモーガン」という異名を持っている。軍曹時代に黒猫海賊団のキャプテン・クロと交戦。その先頭の時に顎を割られ、鉄製のギプスをするようになった。キャプテン・クロを捕らえ（偽物だったが）その功績と腕っぷしで少佐に昇進、その後大佐に上り詰める。過去は誇り高い志を持っていたが、権力や地位に執着するようになった。

シェルズタウンに独裁を敷き、人々に恐怖されていた。その権力を使ってヘルメッポもまた町の人々に威張り散らしていた。しかしやってきたモンキー・D・ルフィに敗れ、それまでの独裁が露見し逮捕される。護送される際にヘルメッポを人質にして逃げ、こき使うためにヘルメッポも連れて行こうとするが、ヘルメッポに反抗される。TVアニメ第68話ではヘルメッポを助けにやってきたコビー共々殺そうとしたが、親心か見逃した。そして進路を西に進めた様子が描かれている。その後の動向は不明。

モーガン（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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モーガンとは、『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する海軍第153支部の支部長。階級は大佐で、斧手のモーガンという異名を持つ。色黒な巨漢で、短く刈り込んだ金髪が特徴。異名が示す通り、右腕は切り落とされ巨大な斧が埋め込まれている。顎には金属製のギブスをはめ、常に葉巻を咥えている。極めて横暴かつ尊大な独裁者であり、口よりも手が先に出るタイプ。自身に逆らう者は、女子供であろうと容赦なく死刑宣告する。主人公であるルフィが作中で最初に戦った海軍将校でもある。

ヘルメッポの名言・名セリフ／名シーン・名場面