Dr.ベガパンク（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

モンキー・D・ドラゴン（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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モンキー・D・ドラゴンとは『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物で、世界政府に反旗を翻す革命軍の総司令官。主人公モンキー・D・ルフィの父親であり、海軍本部ガープ中将の息子。世間では誰もがその名を知るほど悪名高く「世界最悪の犯罪者」と呼ばれている。顔の左半分には赤い刺青があるのが特徴的。ゴア王国や世界に失望し、いつか世界を変えてみせるという強い信念をもっている。打倒世界政府を目的にかかげる革命軍は、ロビンのことを「革命の灯」と呼んでいるが、その意味については明らかにされていない。

バーソロミュー・くま

七武海の一角であり、革命軍の一員だった。さらに、かつて南の海（サウスブルー）のソルベ王国国王であったという異色の経歴を持っている。政府と何らかの取引をした結果、ベガパンクの開発したサイボーグ兵器「パシフィスタ」となり、自我を失ってしまった。
ベガパンクは改造前のくまの「麦わらの一味の誰かが戻ってくるまで彼らの船を守らせてほしい」という希望を聞き届け、パシフィスタとなったくまは麦わらの一味が戻ってくるまでサウザンド・サニー号を守り続けた。

バーソロミュー・くま（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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バーソロミュー・くまとは『ONE PIECE』の登場人物で、世界会議で撤廃された世界政府公認の海賊「王下七武海」に所属していた人物。「ニキュニキュの実」の能力者で、あらゆるものを弾き飛ばすことができる。スリラーバーグで麦わらの一味を一瞬で気絶させたほどの実力者。シャボンディー諸島では麦わらの一味を遠くの土地に飛ばし、窮地を救った。Dr.ベガパンクに体を改造されており、マリンフォード頂上決戦以前には自我を失っている。元革命軍幹部及び元ソルベ王国国王であり、世界会議編では天竜人の奴隷となっている。

フランキー／カティ・フラム

麦わら海賊団の船大工。自分自身に改造を施したサイボーグだ。少年の頃は海賊王ゴール・D・ロジャーの船を作った船大工トムに師事していた。
くまによってベガパンクの故郷「バルジモア」に飛ばされたフランキーは、文化財として残されていたベガパンクの研究所に辿り着く。若き日のベガパンクが考案した数々の兵器の設計を吸収したフランキーは、形状記憶合金「ワポメタル」を導入することによってベガパンクの設計を実現した。

フランキー／カティ・フラム（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

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フランキー（カティ・フラム）とは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE』の登場人物。主人公モンキー・D・ルフィが率いる麦わら海賊団の船大工。一味が乗るサウザンド・サニー号の製造者でもある。体の前半身を自身で改造して機械化しており、半分サイボーグという変わった体をしている。また発明家としての腕もあり、船に付属する潜水艇や小型ボートや戦車などを作る腕も持つ。性格は義理人情に熱く、兄貴肌で面倒見も良いが、自他共に認める変態。下半身は必ずビキニパンツ一丁を通している。

ベガパンクの名言・名セリフ／名シーン・名場面

未完成の土暖房システム

ベガパンクの故郷「バルジモア」を訪れたフランキーは、奇妙な形の山を見た。島の老人によると、それはベガパンクが子どもの頃に作った「土暖房システム」というもので、極寒のバルジモアを島ごと暖めるという。しかし技術と資金が足りず、システムは未完成のまま山だけが残った。ベガパンクの頭の中にはいくらでも素晴らしい発明があったが、それを実現する技術と資金がいつも足りなかった。ベガパンクは「みんなを楽にしてやれない」と涙を流し、それを見たバルジモアの人々の胸は充分に暖まった。
作中で本人が登場することはほとんどないベガパンクだが、その人柄を表すエピソードだ。

バーソロミュー・くまとの別れ

Dr.ベガパンクは旧友であるモンキー・D・ドラゴンの紹介でやってきたバーソロミュー・くまに、難病「青玉鱗（せいぎょくりん）」を患った娘のボニーを治せるかと問われる。ベガパンクは事もなげにボニーの病は治ると答えた。しかし治療には莫大な費用がかかる。くまが今は絶滅したと言われるバッカニア族だと知ったベガパンクは、ボニーの治療費をタダにする代わりに、くまを素体としたクローン兵を作らせてほしいと言った。くまはボニーが治るためならばと喜んでその条件を受け入れる。しかしそのこと知った世界政府の最高意思決定機関「五老星（ごろうせい）」のジェイガルシア・サターン聖は、さらに厳しい条件を加えた。くま自身も改造手術を受けて「人間兵器」になること、最終的に思考や自我を完全に消すというものだった。自我をなくすということは死ぬということと同義だとベガパンクはサターン聖に猛抗議する。しかしくまはそんなことでボニーが治るならと笑顔に涙を浮かべてその条件を飲んでしまった。

月日が経ち、やがてくまの自我を消す日がやってきた。くまは自身の人生を振り返り、たくさんの人に迷惑をかけたと呟く。ベガパンクは「迷惑！！生きるとは確かにそうじゃ！！」と返した。そして「…！！お前を愛した人間の数だけ！！お前の死は迷惑である！！！」と号泣しながら続けた。ベガパンクとくまの付き合いはわずか2年である。それでもベガパンクはくまという男に惚れ込み、くまのことが大好きだった。そんなくまの自我を自らの手で消し、くまという人物を殺さなければならないベガパンクの心の傷は幾ばくか計り知れない。くまの自我を消した後に泣き叫ぶベガパンクの姿は読者の心を締め付けるものだった。

「―私は死ぬがただでは死なん！！！」

Dr.ベガパンクは自身の分身である「猫（サテライト）」の1人「欲（ヨーク）」に裏切られ、自身の死を覚悟した。研究していた”空白の100年”のこと、「古代兵器」が再び世界を沈めてしまうこと、ベガパンクは世界の人々には、真実を知る権利がある。ベガパンクはそう考えた。しかし普通に伝えればそれらは「世界政府」によって阻まれてしまう。そこでベガパンクは自身の死をもって、その情報が全世界に配信されるように準備をした。死を覚悟した上で、「世界政府」に一矢報いようとするベガパンクの強さが見て取れる。

ベガパンクの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

Dr.ベガパンクは月の技術の持ち主説

扉絵連載「エネルのスペース大作戦」で、空島スカイピアでルフィ達と戦った神（ゴッド）・エネルが方舟（はこぶね）マクシムで月へ向かった後の話が描かれている。その中でからくり人形を造り出したツキミ博士という人物が登場する。このツキミ博士の出身地はカラクリ島であり、Dr.ベガパンクと同じとのこと。

「エネルのスペース大作戦」では、ツキミ博士が造り出したからくり人形が多数登場する。そして、エネルが発見した月の地下遺跡にも同型のからくり人形が多数放置されていた。このことから、ツキミ博士がなんらかの形で月の文明を引き継いでいたことが伺え、同郷のDr.ベガパンクも月の文明に関する技術を持っている可能性がある。