アーロニーロ・アルルエリ(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

アーロニーロ・アルルエリとは、『BLEACH』(ブリーチ)の登場人物で、虚と呼ばれる悪霊の中でも別格で強大な力を持つ破面の一体かつ、十刃と呼ばれる組織のNO.9。
左手は触手の塊、首から上は液体で満たされた透明なカプセルに2つの頭が浮いているという異形の存在。左手にある口から捕食した虚の能力を行使することが可能で、登場した時点ですでに33650体もの虚を食べている。こうして得た力を利用して死神の朽木ルキアの恩人の姿に化けて彼女を翻弄するも、偽物であることを見抜かれ、相打ちに近い形で敗北した。

アーロニーロ・アルルエリの概要

アーロニーロ・アルルエリとは、『BLEACH』(ブリーチ)の登場人物で、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊の中でも別格で強大な力を持つ破面(アランカル)の一体かつ、十刃(ウスパーダ)と呼ばれる組織のNO.9。
左手は触手の塊、首から上は液体で満たされた透明なカプセルになっていて、そこに2つの頭が浮いているという異形の存在。左手にある口から虚を捕食し、食らった虚の能力を自分のものとして行使する力を持つ。これを利用して己を強化しており、登場した時点ですでに33650体もの虚を食べている。

志波海燕(しば かいえん)という死神を殺して融合した虚メタスタシアも取り込んでおり、自身も海燕の姿に変身することが可能。これを利用して海燕を恩人と敬う朽木ルキア(くちき ルキア)を追い詰めるも、不用意な言動で偽物であることを見抜かれ、最終的に相打ちに近い形で敗北した。

アーロニーロ・アルルエリのプロフィール・人物像

種族:破面
階級:No.9(アランカル・ヌベーノ)/第9十刃(ヌベーノ・エスパーダ)
身長:205cm
体重:91kg
誕生日:4月23日
司る死の形:「強欲」

CV:関俊彦

もともとは上の下程度の存在であるギリアン級の虚であり、卑劣、残忍、陰湿な性格。2つの頭部はそれぞれが別個の人格を有しており、しゃべる時は交互に口を開く。そのため協力して誰かを演じている時を除き、語り口調が頻繁に入れ替わる。
十刃は所属するメンバーの力量によって何度か入れ替えが行われているが、アーロニーロは第一期から在籍し続けている古豪である。出戻りの形で十刃に復帰したザエルアポロ・グランツとは仲が悪く、面と向かって「小細工させなければ自分が勝つ」と脅すシーンがある。

アーロニーロ・アルルエリの能力

帰刃「喰虚」(レスレクシオン グロトネリア)

破面たちは個々に専用の武器を装備しているが、これは「虚としての本来の力を刀の形に封じたもの」である。これを開放し、虚としての力を完全な形で行使する状態のことを、帰刃という。
「喰い尽くせ」の解号と共に発動すると、下半身が巨大なタコのような怪物へと変貌し、その表皮に今まで捕食した虚たちの顔が浮かぶ姿となる。火力も膂力も増大するが、特殊な能力は見せないまま倒されることとなった。

喰虚(グロトネリア)

左手の口から虚を捕食し、その記憶と能力を我が物とする。アーロニーロの最大の強みであり、作中に登場した時点ですでに33650体もの虚を食らっていた。
作中で披露した能力はそれほど多くなく、大半は単純に自身の力の増強に使っていたようである。

変化能力

姿も能力も別人のものに変身する能力。アーロニーロが持つ能力というより、アーロニーロが捕食したメタスタシアを始めとする虚たちの能力だと思われる。
その再現度は非常に高く、死神の海燕に変化した時は彼の持つ斬魄刀(死神が個々に持つ固有の得物)すら再現してみせた。言動だけはアーロニーロのままとなるため、これについては演じる必要があり、変化した人物と親しい者には違和感を覚えさせる可能性がある。

認識同期

自分の見たものや聞いたものを仲間に瞬時に伝える能力。アーロニーロが持つ能力というより、アーロニーロが捕食した虚の能力だと思われる。

アーロニーロ・アルルエリの来歴・活躍

十刃入り

破面を含む虚たちとは本来敵対する存在である死神の藍染惣右介(あいぜん そうすけ)が、死神たちの実働部隊護廷十三隊への反乱を画策。藍染は自身が世界の新たな支配者となることを目論み、それを阻止せんとする他の死神たちとの全面対決がいずれは避けられないだろうことを見越して、戦力を確保するために虚達の世界である虚圏(ウェコムンド)へとやってきたのだった。
藍染は特に強大な破面10体を選別して「十刃」という組織を作り、指示を待つよう命じて自身は工作のために死神たちの世界に戻る。アーロニーロはこの時藍染に選ばれた破面の1人で、様々にメンバーが入れ替わる中で第一期から在籍し続ける古豪である。

藍染に好きで従っていたわけではなかったが、やがて起きるだろう護廷十三隊との決戦に備え、虚を捕食して力を蓄えていく。そんな折、志波海燕という死神を殺してその霊体と融合したメタスタシアを偶然食らい、その能力を我が物とする。

ギンの提案

死神たちの世界に戻った藍染はついに行動を起こし、自身の目的のために必須な「崩玉」というアイテムを回収した上で虚圏に移動。十刃と共に死神たちを迎え撃つ準備を進めていく。
そんな中、藍染に付き従って虚圏にやってきた死神の市丸ギン(いちまる ギン)は、アーロニーロがメタスタシアを取り込んでいることを知ると、彼に朽木ルキアという死神の少女のことを教える。

ルキアは海燕の部下で、彼を目の前で死なせてしまったことを悔い続けていた。アーロニーロが海燕の姿でルキアを攻撃すれば混乱し、労せずして倒せるだろうと考えたのである。

虚圏の戦い

時に話術で、時に武力で、ルキア(2コマ目)を翻弄するアーロニーロ。

護廷十三隊の戦力を分断するため、藍染は死神たちと縁の深い人間の少女を虚圏に拉致。彼女を助けようと死神たちが虚圏にやってきたところで自身は十刃の中でも最強格の者たちを率いて出撃し、今の世界を支える霊王の宮殿へと攻め込む計画を進めていく。
果たして藍染の策は成功し、拉致された少女を助けるために死神の力を持つ人間の少年黒崎一護(くろさき いちご)や彼の仲間たちが虚圏に殴り込む。その中にルキアがいることを知ったアーロニーロは、戦う中で彼らが分断されていったのを見るや、海燕に化けてルキアへと接近する。

死んだはずの海燕が目の前に現れたこと、その海燕に攻撃されたことにルキアは混乱し、アーロニーロは苦も無く彼女を篭絡していく。しかし調子に乗ったアーロニーロが、さらなる功績を得ようと「自分を死なせた償いのために仲間を差し出せ」と提案した際、ルキアは「海燕がそんな卑劣なことを言うはずがない」と激高。偽物であることを見破られた上に痛撃を食らい、正体を露わにすることとなる。
これ以上は騙せないと悟り、自分本来の力でルキアと相対し、彼女を苦戦させる。しかし勝ったと油断して近づいたところで不意打ちされ、頭部の1つを刺し貫かれる。カプセルが割れて謎の液体の外に出たもう1つの頭部も息絶え、2つの頭部を失ったアーロニーロは虫の息のルキアにトドメを刺すこともできないまま死亡した。

かくして虚としても滅びたアーロニーロは、別の戦場で死亡したザエルアポロと地獄で再会。協力してここを出ようとするも、その場に現れた地獄の咎人の前に敗北。そのまま地獄の底へと落ちていった。

アーロニーロ・アルルエリの関連人物・キャラクター

志波海燕(しば かいえん)

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日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ

日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)とは週刊少年ジャンプで連載していた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊の十番隊隊長。史上最年少で隊長の座に就いた天才で、氷雪系最強の斬魄刀「氷輪丸」の所持者。女性死神からの人気も高く、元々の実力は高いもののそれに驕らず、鍛錬に励む努力家。 少年のような見た目で銀髪の翡翠眼が特徴的。主人公、死神代行の黒崎一護(くろさき いちご)からは「冬獅郎」と呼ばれ、なぜか慕われているが、本人は必ず「日番谷隊長だ」と頑なに訂正している。

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