リングにかけろ(リンかけ)のネタバレ解説・考察まとめ

『リングにかけろ』とは、車田正美によるボクシング漫画。1977年から『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、ゲーム化やテレビアニメ化などのメディアミックスがなされている。貧しい家庭に育った気弱な少年、高嶺竜児が、プロボクサーだった亡き父の遺志を継いで世界チャンピオンを目指すべく、姉の菊の教えを受け、ライバルたちと切磋琢磨して成長していく姿が描かれている。実際のボクシングとはかけ離れた技を持ったボクサー同士が超人的な戦いを繰り広げる展開と、少年たちの熱い友情が多くのファンを楽しませている。

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志那虎のディフェンスに翻弄されるミック(画像右)

CV:西凛太朗
構成員4万人を誇るアメリカの暴走族「ヘルス・エンジェルス」を率いるボス。常に斧を持ち歩き、粗相を働いた部下の腕を切り落としたり、石松に敗れて重傷のモンスター・ジェイルにとどめを刺そうとするなど非情な面が目立つ人物。
肝心のボクシングそのものには目立った強さはなく、対戦した志那虎のディフェンスに翻弄された挙句、必殺技のローリングサンダー一発でKOされてしまった。

影道一族

影道 殉(しゃどう じゅん)

CV:櫻井孝宏
日本ボクシング会の影の存在である影道の総帥で、実は剣崎の双子の弟。
剣崎家では双子は「忌み子」とされ、長男として生まれた剣崎は家督を継ぐため家に残り、次男の殉が影道に預けられることとなったという生い立ちがある。
ボクシングの実力は「天才」と評される兄にも勝るとも劣らず、竜児と対戦した際、一度見ただけの日本Jr.メンバーのスーパーブローをことごとく放って見せた。
しかし、竜児が苦し紛れに放ったブーメランフックの変形パンチ(のちのブーメラン・スクエアー)で打ちのめされ、太陽の塔の顔の部分まで吹っ飛ばされたことで「素晴らしい新パンチだ!」と危機として敗北を認めた。
非常に多彩な技を持った選手で、特殊な攻撃として、対戦相手の急所を打つことで外傷や痛みを与えないまま相手の運動能力を奪う「影道龍極破」や、受けてから時間が経過すると心臓を破裂させる「影道鳳閣拳」を用いる。日本Jr.との対戦後は彼らを影から支える存在となり、共にギリシア十二神、阿修羅一族といった強敵たちと対峙した。

野火(のび)

CV:安元洋貴
影道五重塔最上階である、鳳凰の間の番人。総帥の側近的役割も務めているようで、十二神戦などにも登場した。竜児を五重塔におびき寄せるために菊を襲って拉致し、彼女をもってしても「まだお前(竜児)には勝てない」と言わせる、かなりの実力者である。

朱雀百人衆(すざくひゃくにんしゅう)

影道五重塔一階・朱雀の間の番人たち。一人一人が影道ボクサーとしてしっかりと完成された実力を持っているが、竜児に全員倒されてしまった。

青龍の間の番人(せいりゅうのまのばんにん)

CV:竹本英史
影道五重塔二階にある、青龍の間の番人。ピラニアを飼育した池の上に1本の丸太を橋のように渡し、その丸太の上での戦いを挑んできた。丸太の上でも華麗なフットワークで動き、対戦相手を追い詰める。鋼鉄の鎧を着込んでいるため、素手のボディーブローは効果がない。竜児はカイザー・ナックルを用いてやっと倒した。

玄武の間の番人(げんぶのまのばんにん)

CV:堀之紀/龍田直樹
影道五重塔三階にある、玄武の間の番人。大男と小男の2人組で、動くこともままならないコールタール漬けの床を利用して闘う。善戦したものの、パワーアンクルを外した竜児に敗れてしまった。

白虎の間の番人(びゃっこのまのばんにん)

CV:山崎たくみ
影道五重塔四階にある、白虎の間の番人。拳にダイヤモンドを埋め込んだダイヤモンド・ナックルを武器とし、自分と相手を手錠でつないだ状態で殴り合うデスマッチを挑んでくる。善戦したが、カイザーナックルとの激突に敗れた。

幽鬼(ゆうき)

CV:二又一成
影道地獄谷のメンバーをまとめているリーダー格。剣崎と対戦するも圧倒的実力になすすべもなく、敗北した。

魔風(まかぜ)

CV:渡辺英雄
影道地獄谷のメンバーの一人。志那虎と対戦し、彼の放ったローリングサンダーを完全にガードした上、高嶺竜児に次いで2番目に神技ディフェンスを破った。しかし、志那虎が編み出した新ブロー「スペシャルローリングサンダー」の前に敗北を喫する。

黒夜叉(くろやしゃ)

CV:野島健児
影道地獄谷のメンバーの一人で、河井と対戦した選手。殉を除けば怖面揃いの影道一族の中で数少ない美形のボクサーで、言葉遣いも他の影道一族の面々と比較すると穏やかである。実は盲目であるが、影道の女性を利用して河井の腕に鈴をつけ、その音を頼りに試合に臨んだ。

TAMTAM
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@tamtam

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