リングにかけろ(リンかけ)のネタバレ解説・考察まとめ

『リングにかけろ』とは、車田正美によるボクシング漫画。1977年から『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、ゲーム化やテレビアニメ化などのメディアミックスがなされている。貧しい家庭に育った気弱な少年、高嶺竜児が、プロボクサーだった亡き父の遺志を継いで世界チャンピオンを目指すべく、姉の菊の教えを受け、ライバルたちと切磋琢磨して成長していく姿が描かれている。実際のボクシングとはかけ離れた技を持ったボクサー同士が超人的な戦いを繰り広げる展開と、少年たちの熱い友情が多くのファンを楽しませている。

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大村ジム

大村 蔵六(おおむら ぞうろく)

CV:川津泰彦
竜児と菊が身を寄せた月島の大村ボクシングジムの会長。開業医でもあり、三条家を追われ帰る家のない竜児たちを引き取って自分の子のように見守り育てた。
普段は温和ながら非常に意思が強く、気骨のある人物。
影道やカイザーナックルといった、作中の要となる重大な秘密とも関わりを持っていることが示唆されている。

大野 六助(おおの ろくすけ)

CV:島田敏
大村ジムの練習生で、普段は魚屋での仕事に従事している男性。「ロク助」「ロクさん」という愛称で呼ばれている。
ボクシングの才能に恵まれているとは言いがたく、プロテストにも落ち続けていた。しかし、作中では剣崎以外で唯一、竜児をスパーリングでKOした経験がある。
その後念願のプロライセンスを取得し「フロッギー六助」のリングネームでデビューした。
登場するボクサーの中で唯一、減量に苦しむ様子が描写されている人物でもある。

吉田 勇(よしだ いさむ)

CV:橋詰知久
大村ジム内では数少ないプロライセンスの所持者。練習生のトレーナーを務め、減量中の六助に対しても厳しい指導をするなど、プロというものの厳しさを教えている。
アニメ「影道編」でのキャストテロップは「コーチ」とされている。

月島五中ボクシング部

朝丘(あさおか)

竜児が一年生の時の担任であり、ボクシング部の顧問を務めるセクシーな女教師。ボクサーであった兄を交通事故で亡くした過去を持っているため、ボクシングに対しては好意的な思いを持っておらず、不良の溜まり場と化してしまったボクシング部も放置していた。
しかし竜児との出会いをきっかけに心を動かされ、剣崎との練習試合の際、右拳を負傷した竜児にロープ・ア・ドープやヒット・アンド・アウェイなどを駆使し、左手一本でも闘えるすべがあることを教える。剣崎に対しては「拳の怪我をおして試合に臨んだ竜児に最後まで付き合う義務がある」と試合の続行を促し奮起させるなど、ボクシング部顧問としての高い能力や熱い姿勢を見せた。

木村 幸子(きむら さちこ)

CV:前田沙耶香
竜児の同級生で、ボクシング部マネージャーを務める女子。「サッちゃん」という愛称で呼ばれている。中学に入学したその日からシンナーを吸っているような不良少女だが、竜児に惚れて付きまとっているうちに更生した様子。テレビアニメ版にもセコンドとして登場している。チャンピオン・カーニバル以降は登場していないが、竜児と剣崎の世界タイトルマッチを観戦していた。

田島 アキラ(たじま アキラ)

竜児の同級生で、ボクシング部員。入学早々にクラスの番長になることを目論むが、竜児に突っかかったことで返り討ちに遭ってしまった不遇な少年。これ以降、竜児を倒すため付きまとうようになったが、一緒にいるうちに竜児には敵わないと認めて友人となった。

キャプテン

竜児が一年生の時のボクシング部キャプテン。姓名は不明。ボクシング部にたむろする不良少年であったが、竜児と剣崎の練習試合を見て感動し、真面目にボクシングに取り組むようになった。最初は怖い不良キャラクターであったが、だんだんとブタっ鼻とからかわれるギャグキャラクターになっていった。自分でキャプテンを名乗り始めたため、名実ともにそうなのかは不明。

チャンピオン・カーニバル出場者

辻本 昇(つじもと のぼる)

菊にチン(顎)が弱点であると見抜かれた辻本

父から当たり屋をさせられる子供時代を過ごしていたことから、鋼のような肉体と中学生離れしたタフさを誇る選手。ボディーへのパンチは一切通用しないが、当たり屋の際に顎を砕いたことがあり、これ以後、顎が唯一の弱点となった。常にガムを噛み続けている様子を見た菊に弱点を看破されてしまい、竜児に敗北を喫する。大家族で多くの兄妹がいる。行方不明になっていた母が戻って来たことを理由に、ボクシングを引退した。

桐野 大三郎(きりの だいざぶろう)

CV:福原耕平
竜児の一回戦の対戦相手。鹿児島出身。

TAMTAM
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@tamtam

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