干柿鬼鮫(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ
干柿鬼鮫(ほしがききさめ)とは、『NARUTO』に登場するキャラクターで、十人の抜け忍で構成されている謎の小組織「暁」の一員である。鬼鮫は霧隠れの里の抜け忍であり、また霧隠れの里に存在する特殊な能力を持った七本の刀の使い手である「忍刀七人衆」の1人でもある。水の国の大名を殺害し、国を亡ぼす計画を立案するなどの犯罪歴から「霧隠れの怪人」の異名を持つ。膨大な量のチャクラを保有することから、「尾の無い尾獣」とも呼ばれている。
木の葉の里へ襲来に訪れた際に名乗ったシーン。
「干柿鬼鮫 以後お見知りおきを」と名乗っているが、この後にはアスマに「以後なんてのはねーよ。お前らは今からオレがとっちめる!」と否定的な返答をされている。
結局アスマはとっちめることができなかった。
「この大刀”鮫肌”は私しか認めない」
鮫肌は誰もが使える訳ではなく、チャクラを好物とするため多量のチャクラが必要となる。
マイト・ガイとの戦闘において、ガイが鮫肌を使用するシーンがあるが、鮫肌がガイを拒むように柄から棘を出し、握れなくなった。
その際に鬼鮫は「この大刀"鮫肌"は私しか認めない」と発言している。
鬼鮫はチャクラ保有量が圧倒的に多く、鮫肌に認められていることを表す発言となっている。しかし、作中後半で鮫肌は八尾の事も認めている。
「どうやら私はろくでもない人間…でもなかったようですよ…」
前述したように鬼鮫は暁に加入する前は霧隠れの里で、情報漏洩を防ぐため仲間を殺害する過去を持っている。暁加入後、イタチから「一度でも仲間を手にかけた人間は楽な死に方をしない。覚悟しておくべき」と言われている。それに対して鬼鮫は「なら、あなたも私もすでにろくでもない人間ってことですね」と返答している。
しかし、鬼鮫の最後は、マイト・ガイに敗戦し捕まってしまうが暁の情報漏洩を防ぐために口寄せの術で鮫を召喚し、鮫に自分を食べさせることで自害した。結果的に情報が他里に漏れることはなく仲間を守っている。そして鬼鮫はイタチとのやり取りを思い出し「どうやら私はろくでもない人間…でもなかったようですよ…」と思っている。
干柿鬼鮫の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
木の葉の里の三忍である自来也と自分の強さを比較した鬼鮫の発言
九尾であるナルト拉致を目的に木の葉の里へイタチと訪れた際に、当時ナルトの側近にはナルトが使う術の師である自来也がいた。「私ではわかりませんよ」、「次元が違う」と戦闘力の差を認めているシーンがあった。「霧の忍刀七人衆の名もかすんでしまう」と発言している。後に自来也は外から自然エネルギーを取り込んでチャクラ量を増やすことが出来る仙人モードをみせているが、これはチャクラを取り込む際の修行に失敗するとカエルになってしまうものであった。鬼鮫の刀の鮫肌や鬼鮫自身が仙人モードのチャクラを奪い取ると、コントロールできずカエルになってしまう可能性がある。
アニメ『NARUTO』で声優を務めたのは檀臣幸(だん ともゆき)
鬼鮫の声優を務めたのは、大阪府出身、1963年8月6日生まれの檀臣幸である。
劇団青年座所属の俳優で、活動は舞台を中心としている。大河ドラマなどへの出演歴もある。
声優としてはアニメよりも洋画の吹き替えが主である。
新忍刀七人衆
アニメ『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATONS』にて新たな忍刀七人衆が登場した。
そのうちの一人である干柿屍澄真(ほしがき しずま)は、新忍刀七人衆のリーダーであり、以前鬼鮫が使用していた鮫肌を好んで使っている。
鬼鮫との関係性については触れられていない。
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目次 - Contents
- 干柿鬼鮫の概要
- 干柿鬼鮫のプロフィール・人物像
- 干柿鬼鮫の能力
- 干柿鬼鮫の忍術
- 水遁・大爆水衝波(すいとん・だいばくすいしょうは)
- 水遁・水鮫弾の術(すいとん・すいこうだんのじゅつ)
- 水牢の術(すいろうのじゅつ)
- 水牢鮫踊りの術(すいろうさめおどりのじゅつ)
- 水遁・五食鮫(すいとん・ごしょくざめ)
- 干柿鬼鮫の来歴・活躍
- 過去
- 木の葉の里襲来編
- 風影救出編
- 八尾拉致編
- 干柿鬼鮫の関連人物・キャラクター
- 忍刀七人衆
- マイト・ガイ
- うちはイタチ
- 干柿鬼鮫の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「干柿鬼鮫 以後お見知りおきを」
- 「この大刀”鮫肌”は私しか認めない」
- 「どうやら私はろくでもない人間…でもなかったようですよ…」
- 干柿鬼鮫の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 木の葉の里の三忍である自来也と自分の強さを比較した鬼鮫の発言
- アニメ『NARUTO』で声優を務めたのは檀臣幸(だん ともゆき)
- 新忍刀七人衆