フィンドール・キャリアス(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

フィンドール・キャリアスとは、『BLEACH』の登場人物で、虚と呼ばれる悪霊の中でも別格で強大な力を持つ破面たちの軍勢「十刃」に所属する存在。
十刃のNO.2であるバラガン・ルイゼンバーンの下で力を振るう従属官。顔の上半分を覆う仮面をつけた長身の偉丈夫で、言動は紳士的ながら敵に対しては容赦がない。相手の返答や行動が自身にとって満足できるものだった場合、「正解(エサクタ)」と言って指を差す癖がある。空座町に侵攻するバラガンに付き従い、護廷十三隊の檜佐木修兵と激しい戦いを繰り広げた。

フィンドール・キャリアスのプロフィール・人物像

種族:破面
階級:No.24
誕生日:6月27日
身長:180cm
体重:67kg

CV:近藤隆

フィンドール・キャリアスとは、『BLEACH』の登場人物で、虚と呼ばれる悪霊の中でも別格で強大な力を持つ破面(アランカル)たちの軍勢「十刃」(エスパーダ)に所属する存在。
十刃のNO.2であるバラガン・ルイゼンバーンの下で力を振るう従属官(フラシオン)。顔の上半分を覆う仮面をつけた長身の偉丈夫で、仮面の下の顔もかなりのイケメン。言動は紳士的ながら、敵に対しては容赦のない振る舞いを見せる。相手の返答や行動が自身にとって満足できるものだった場合、「正解(エサクタ)」と言って指を差す癖がある。

バラガンに付き従う形で十刃と共に空座町へと進行し、護廷十三隊の檜佐木修兵と対峙。彼が副隊長だと知ると「副隊長相当の力で相手をする」と宣言し、実際に副隊長相応の力で檜左木を攻め立てた。
しかし実際は隊長格にも迫るほどの力を身に着けていた檜左木に完敗し、最後は逃げようとしたところを後ろから攻撃されて死亡する。本人は「全ての力を解放すれば隊長格の力を発揮できる」と語っていたが、これについても檜左木は「見当違いもいいところ」だと吐き捨てていた。

フィンドール・キャリアスの能力

帰刃「蟄刀流断」(レスレクシオン ピンサグーダ)

破面たちは個々に専用の武器を装備しているが、これは「虚としての本来の力を刀の形に封じたもの」である。これを開放し、虚としての力を完全な形で行使する状態のことを、帰刃という。

フィンドールは「水面に刻め」の解号と共に帰刃を解放することが可能で、発動すると得物が巨大な蟹のハサミのような形状に変化。さらに半身が甲殻で覆われ、全体的なシルエットは片方のハサミだけが大きくなることで有名なシオマネキのそれを思わせるものとなる。
高圧水流を利用した斬撃の他、そのサイズから盾としての使用も可能で、攻防一体の高い機能性を持つ帰刃だといえる。

虚閃(セロ)

破面の多くが修得している攻撃方法。霊力を収束して一気に解き放つというもので、見た目は光線に近い。
フィンドールもこの技を修得しており、特にアニメ版では全身全霊を込めたかつてないほどの規模の虚閃を放っている。

フィンドール・キャリアスの来歴・活躍

バラガン・ルイゼンバーンの従属官

ある時、破面を含む虚とは本来敵対する存在である死神の藍染惣右介(あいぜん そうすけ)が、死神たちの実働部隊である護廷十三隊への反乱を画策。そのための戦力を求めて虚たちの世界である虚圏(ウェコムンド)を来訪し、バラガンを含む10体の破面を自身の配下とする。
この10体の破面を十刃と名付けて戦力の中核にしつつ、それぞれに「従属官」という補佐役をつける形で、藍染は破面の軍勢を構成させていく。フィンドールは十刃のNo.2となったバラガンの従属官となり、彼をサポートしていくこととなる。

フィンドールがいつからバラガンの下にいたかは作中で描かれていない。バラガンはもともとかなり強力な破面を配下として従えていたが、その主だった者たちは藍染の手で始末されている。
他の従属官たちから特に先達として意識されているわけでもなく、「フィンドールはバラガンが配下を失った後に新たにやってきたのではないか」という意見の方がファンの間では多いようである。実際フィンドールが倒された際も、バラガンは特に興味を示すような素振りを見せておらず、あまり長い付き合いではなかったと思われる。

空座町への侵攻

檜左木(2コマ目)と対峙するフィンドール。

やがて藍染は護廷十三隊に対する反乱を本格的に実行に移し、十刃とも合流。これを討たんと虚たちの世界である虚圏(ウェコムンド)へと攻め込んできた死神たちと戦いつつ、人間たちの住まう現世の空座町という場所に突入する。ここに藍染の最終目標である霊王という存在が隠されているためである。
十刃たちも藍染に続いて空座町に乗り込み、フィンドールも他の従属官ともどもこれに続く。追撃してきた死神たちの相手をしろとバラガンに命じられたフィンドールは、その1人である檜佐木修兵の前に立ち塞がる。

檜左木が副隊長だと知ったフィンドールは「副隊長相応の力で戦う」と宣言し、全力を隠したまま戦闘を開始。檜左木を翻弄するように少しずつ力を解放し、ついに切り札である帰刃を発動。“護廷十三隊の隊長格にも匹敵する”と自負する自身の戦闘能力も、その9割までを解き放つ。
しかし檜左木はフィンドールが強敵であることを認めつつ、自身も奥の手である“斬魄刀の始解”でこれに対抗。フィンドールの攻め手のことごとくを封じ、自慢の防御をあっさりと粉砕し、力の差を見せつける。勝てないと悟ったフィンドールが背を向けて逃げ出すと、これを背後から斬りつけてトドメを刺す。檜左木曰く、「あの程度で隊長格に匹敵とは、見当違いもいいところ」とのことで、バラガンの従属官の中でも特に呆気ない最期を迎えることとなった。

フィンドール・キャリアスの関連人物・キャラクター

バラガン・ルイゼンバーン

十刃のNO.2。藍染が接触するまでは、破面の中でも特に強大な力を持つ“王”として君臨していた。藍染の力自体は認めてその命に従っているが、自分の地位を奪った彼に対してははっきりと反感を抱いている。

バラガンの配下の大半は藍染と最初に接触した際に壊滅させられているため、フィンドールはそれ以降に集めた(もしくは藍染の紹介で配下となった)破面である可能性が高い。
このためか、バラガンもフィンドールに対してそれほど強い信頼を置いているわけではないらしく、フィンドールが檜左木に敗れた際も特に個別の反応は見せなかった。

檜佐木修兵(ひさぎ しゅうへい)

護廷十三隊の九番隊副隊長。藍染と十刃たちが空座町に侵攻した際、護廷十三隊の一員としてこれを追撃。フィンドールと刃を交えた。
「副隊長相応の力で戦う」というフィンドールに最初は面食らい、その後宣言した通りに少しずつ戦闘力を上げていく彼を難敵と認める。一方、フィンドールの「全力を出せば護廷十三隊の隊長格にも匹敵する」という自己評価に対しては「見当違いもいいところ」と辛辣な言葉を返しており、自身が彼をあっさりと撃破することでそれを証明してみせた。

フィンドール・キャリアスの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「正解(エサクタ)!」

YAMAKUZIRA
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草鹿やちる(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

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草鹿やちる(くさじし やちる)は、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊十一番隊副隊長。北流魂街79地区・草鹿に生まれ、赤子の頃に剣八に拾われる。無邪気で人懐っこい性格で、よく剣八の肩に乗っている。護廷十三隊の中でも、剣八に唯一指示を出し、わがままを言うことができる。千年血戦篇以降は消息不明となったが、明確な理由は語られていない。斬魄刀は三歩剣獣(さんぽけんじゅう)、解号は「でておいで三歩剣獣」。

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