ワイルドアームズ アルターコード:エフ(WA:F)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ワイルドアームズ アルターコード:エフ(WA:F)』とはメディア・ビジョンが開発したPlayStation 2用のロールプレイングゲーム(RPG)で、初代『ワイルドアームズ』のフェイク(リメイク)作品。タイトルの「F」はファーストとフェイク(贋作)のダブルミーニングとなっており、初代『1st』とは似て非なる別の世界の物語として新たに再構築されている。3人の主人公が荒野と化していく世界を守るために戦う物語を描いている。

ロード画面のEx.ファイルから様々な項目を選択できるようになる。

『ワイルドアームズ アルターコード:エフ』の用語

世界

ファルガイア

本作の舞台となる惑星。はるか昔、遠い星の海からやってきたエルゥが自分達が居住するために創造した。エルゥは泥を司る守護獣グラブ・ル・ガブルを誕生させ、この守護獣を星にした後、グラブ・ル・ガブルに数多の守護獣を産み出させ、星を動かす自然現象を創り出した。その後、緑溢れ作物の実り多き豊かな星となり、発達した科学と魔道、守護獣の加護の下、数多の人間とエルゥが共存する繁栄世界となった。しかし1000年前、ファルガイアとは異なる次元から到来した魔族と呼ばれる侵略者との大戦によって、ファルガイアは荒廃した世界へと変わってしまう。守護獣の力は大きく減衰し、生き残ったエルゥは自分達が暮らせるだけの空間を創り出し、そこに移住することになった。そして、エルゥとは異なりどこにも逃げ場が無かった人間は滅びゆく世界で生きながらえるしか選択肢は残されていなかった。

ファルガイアでは広大に広がる空間のことを海になぞらえて呼ぶ。砂に覆われた大地を砂海、空を風の海、宇宙空間を星の海と呼ぶ。

守護獣

万物に宿る意志ある力で、ファルガイアを守護する神のような存在。事象の数だけ守護獣は存在し、それぞれが司る事象そのものでもあり、自身が司る力を意のままに操ることができる。守護獣は不死の存在で、その身を滅ぼしても精神体として存続できる。星が生み出すエネルギーと人間が守護獣を信仰することで生じるエネルギーを糧としており、これらが低下すると力が弱まり存在を維持することが困難となる。

シトゥルダーク

水を司る守護獣で四大守護獣の1体。守護獣の巫女としての素質を持つセシリアにコンタクトし、彼女を旅に導いた存在。様々な知識に通じ、クラン修道院では同じく知識に長けるドラス・ドラムと並んで崇められている。

グルジエフ

地を司る守護獣で四大守護獣の1体。背中の水晶はダイヤモンドの50倍の硬度を誇ると言われる。

ムァ・ガルト

地を司る守護獣で四大守護獣の1体。両翼で3000度の熱風を巻き起こし、羽1枚で100匹の魔獣を焼き尽くすと言われる。

フェンガロン

風を司る守護獣で四大守護獣の1体。素早い動きと背中から生えている刃を武器に、戦場を駆け抜けるだけで魔族の一個師団を引き裂くことができる。

イオニ・パウアー

聖を司る守護獣。半人半獣の姿をしており、手にした杖には魔法攻撃を緩和する防御能力がある。セント・セントールを守る守護獣でもある。

ヌァ・シャックス

雷を司る守護獣。常に帯電しているたてがみから雷を発し、敵を黒焦げにする。負けず嫌いな性格で、事あるごとにフェンガロンをライバル視する。

ゼルテュークス

城を司る守護獣。硬い鎧に包まれた水牛。長い体毛の下にある刺青には病気や毒などから身を守る能力を持っている。

リグドブライト

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