志波海燕(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ
志波海燕(しばかいえん)とは、久保帯人によって『週刊少年ジャンプ』で連載されたバトル漫画作品『BLEACH』の登場人物で、死神であり元十三番隊副隊長。没落した名門貴族志波家の長男で、死神の学校である真央霊術院(しんおうれいじゅついん)をたった2年で卒業した天才。護廷十三隊に入隊してからもわずか6年で十三番隊副隊長の地位に就いた実力者である。自身の妻を殺した虚(ホロウ)との戦闘で霊体ごと体を乗っ取られ、当時の部下であった朽木ルキアに刺されて死亡する。
朽木ルキアは尸魂界を守る護廷十三隊・十三番隊の女性死神で、死神の名門貴族・朽木家に籍を置いている。身長144㎝、体重33㎏の小柄で髪型はセミロングの黒髪に長い前髪を垂らしている。活動的で見た目はかなりボーイッシュ。
性格はとても生真面目で沈着冷静さらに男勝り、仲間思いで常に相手のことを思いやり、かわいいもの(特にウサギグッズ)が大好きという性格をしている。話し方は古風な言い回しや堅い口調を好んで使い口癖は「バカモノ」「たわけ」。朽木家当主の義兄朽木白哉を「兄様」と呼び、とても慕っている。
朽木家に入った後、十三番隊に入隊。志波海燕を尊敬していたが、ある現場で、虚と同化した彼を殺害する。海燕が虚に操られていた状況とはいえ、海燕を殺害したのは自分であるというのは紛れもない事実であった。そのため、この事件が心に暗い影を落とし、海燕の死に対し自責の念を抱え続けた。このことは彼の弟妹との確執をもたらし、しかもアーロニーロ・アルルエリとの戦いにまで影響する。
浮竹十四郎
浮竹十四郎(うきたけじゅしろう)の誕生日は、12月21日。星座は、いて座。身長は、187cm、体重は72kg。下級貴族の出身であり、護廷十三隊の十三番隊隊長を務めている人物である。アニメ声優は、石川英郎。好きな食べ物は「梅干し茶漬け」と「おはぎ」。
浮竹十四郎は、部下からの信頼も厚く、ルキアの上司であり、父親のような眼差しで見守ってくれる優しい男である。生まれつき身体が病弱なこともあり、肺の病気を患っている。肺の病気が原因となり髪の毛の色がしろくなっている。身体が病弱ではあるが、隊長の誰よりも霊圧が強い人物だということが分かっている。
十三番隊長として朽木ルキアや志波海燕などを部下とした。
海燕は妻を殺した仇である虚の「メタスタシア」との戦いの末、最終的に亡くなってしまう。
その際、浮竹やルキアもその場にいて、ルキアが海燕を助けようとした際に、戦いには「命を守るための戦い」と「誇りを守るための戦い」の2種類あり、戦う者はそれを見極められねばならないと教えを説いた。
志波都(しば みやこ)
海燕の妻。名前や顔などはTVアニメで明らかになった。
海燕やルキアと同じ護廷十三隊十三番隊に所属する隊士。女性の身でありながら第三席という地位にある。戦闘描写などなかったため、斬魄刀の名前や能力、その戦闘スタイルなどはわかっていない。しかし第三席という地位にあることから、その実力はたしかなものだと言える。
美しい長い黒髪を後ろの低い部分でまとめており、毛先を流している。登場自体が少ないが、海燕と話をする立ち姿など、その所作は流麗であり品格があった。ルキアも「あんな風になりたいと思った。」と都に羨望を抱いている。
虚(ホロウ)の偵察任務で護廷十三隊五番隊隊長の藍染惣右介が実験で作り出した改造虚・メタスタシアと遭遇。率いていた部隊は全滅し、胸から下の体を喰われて死亡した。
TVアニメでは展開が異なり、メタスタシアに体を乗っ取られ、仲間を惨殺。夫である海燕の姿を見て一瞬だけ意識を取り戻すも逃亡。追いかける海燕達が都に追いついた時には全身を虚に喰われてしまっていた。
志波岩鷲(しばがんじゅ)
身長:182cm
体重:106kg
誕生日:10月15日
海燕、空鶴の弟。没落貴族・志波家の次男坊である。死神ではなく、流魂街で暮らす人物。身長も高くガタイがイイ。性格はかなり大雑把。おじに当たる黒崎一心に顔がよく似ている。本編で海燕との絡みはほぼない。死刑宣告を受け尸魂界に戻されたルキアを助けるために、一護達が瀞霊廷に乗り込む「尸魂界篇」で初登場したキャラクターである。
幼いころに兄である海燕の死を目の当たりにする。その時に重症を負った海燕を引きずってきたのが朽木ルキアであった。志波海燕は自分が殺したというルキアの言葉を信じ、兄は仲間である死神に殺されたんだと死神を恨むようになる。主人公の黒崎一護に出会った時にも、一護が死神だという理由で拒否反応を示しており何かと突っかかっていた。
しかし兄の海燕は息を引き取る時に、自分を殺したルキアに礼を言っていた。その兄の死神に対する思いを知るために、ルキアを助ける一護達に協力する。志波家に伝わる術や技を使用するが、「尸魂界篇」ではまだまだ未熟だったため、苦戦を強いられることも多かったが、その後実姉・空鶴にビシバシ鍛えられ、たくましくなり、「千年血戦篇」で再登場した。
志波岩鷲(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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志波岩鷲(しば がんじゅ)とは、『BLEACH』の登場人物で、死神たちの住まう流魂街で暮らす侠客である。
「西流魂街の深紅の弾丸」、「西流魂街一の死神嫌い」、「“西流魂街のアニキと呼びたい人”14年連続ナンバーワン」など数々の異名を自称している。腕っ節が強く、護廷十三隊の死神相手に勝利を収めたこともある喧嘩自慢。朽木ルキアの救出のためにやってきた黒崎一護を当初は訝しんでいたが、彼の気骨と実力を知って協力するようになる。ルキアのかつての上司である志波海燕、女花火師の志波空鶴の弟である。
志波空鶴(しばくうかく)
志波空鶴は、10月1日生まれの身長170cm、体重58kgの女性。流魂街で暮らしており、花火師をしている。黒髪のショートヘアで頭にはちまきを巻いてる。
志波空鶴は右腕がないが、なぜ隻腕なのかは『BLEACH』の本編では語られていない。まつげが長くてとてもスタイルが良い人物。志波空鶴には兄弟がおり、弟は志波岩鷲で兄は元十三番隊副隊長だった志波海燕である。空鶴と岩鷲は海燕のことをとても尊敬しており、たびたび海燕の死を哀惜する場面が作中に登場する。
志波空鶴は『BLEACH』の登場キャラクターの中でも、特に姉御肌で頼れる性格をしている。弟の志波岩鷲は流魂街の住民達には偉そうにしているが、志波空鶴の前では頭が上がらない。それほど男前な性格でもある。黒崎一護と志波岩鷲が喧嘩した時も容赦なくお仕置きしていた。
ちなみに志波空鶴は流魂街の住民からも「空鶴姐さん」と慕われている。また「今日も一段とカッコイイっす!」といわれているので、皆が尊敬する存在であることが分かる。志波空鶴は男前な性格で一般男性よりも強いので、よく男性から頭を下げられている姿が描かれている。
アーロニーロ・アルルエリ
藍染によって作り出された死神と虚の力を持つ『破面』の中で、桁違いに殺傷能力が高い10体を選抜した組織、十刃(エスパーダ)の生き残り。8つの小さな穴が空いた縦長の仮面を被っている。
会話がカタカナだけになったり、普通になったりとまとまらず、かなり異様な雰囲気を出している。
身長/体重は205cm/91kg、誕生日は4月23日。
その素顔はルキアの恩師「志波海燕」であった。外見はおろか、口調やテンション、戦闘スタイルまで彼そのもの。
しかし、ルキアに仲間を殺すよう命じるなど性格は残忍。それでも動きは海燕であり、ルキアは彼の正体に悩む。
本当の素顔は赤いカプセルに顔が2つ浮いているような、十刃の中でも特に人間離れした姿。
前述のまとまらない会話も2つの人格が交互に喋っていたから。これは彼が十刃で唯一下級大虚(ギリアン)から破面化したからだと思われるが、アーロニーロ本人は作中でそれを認めている。
この時十刃の刻印がそれぞれの顔にあるのが確認できた。
虚を捕食してその記憶や能力を奪う能力を持つ。この能力を使って、志波海燕を喰らった虚メタスタシアを取り込むことで、その死神としての姿や技を模倣していた。
藍染惣右介の実験体でもあったメタスタシアは、ルキアに討ち取られたように見せかけて密かに逃げ延び、現世と尸魂界のはざまにある空間である虚圏(ウェコムンド)に帰還。ここを狙って襲い掛かり、死神の力を得たのであった。
海燕の口調や戦闘スタイルは、メタスタシアを通して己の一部とした彼の記憶を読み取って動いていただけのことだった。
アーロニーロ・アルルエリ(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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アーロニーロ・アルルエリとは、『BLEACH』(ブリーチ)の登場人物で、虚と呼ばれる悪霊の中でも別格で強大な力を持つ破面の一体かつ、十刃と呼ばれる組織のNO.9。
左手は触手の塊、首から上は液体で満たされた透明なカプセルに2つの頭が浮いているという異形の存在。左手にある口から捕食した虚の能力を行使することが可能で、登場した時点ですでに33650体もの虚を食べている。こうして得た力を利用して死神の朽木ルキアの恩人の姿に化けて彼女を翻弄するも、偽物であることを見抜かれ、相打ちに近い形で敗北した。
メタスタシア
メタスタシアは志波海燕とその妻、志波都を殺した虚である。一人称は「儂」。両頬部と顎の両側から角が生え、眼窩部分に炎のような模様がある仮面を被っている。緑色の巨大な体躯には頭部から背中にかけて赤い触手が生えており、胸に穴が存在する。
メタスタシアは非常に下劣で、残忍な性格。その証拠に、夫である海燕の前で妻である都の胸から上を食えなかった事を悔いていると発言していた。
メタスタシアは普通の虚ではなく、藍染惣右助の虚の死神化実験により生み出された改造虚。しかし、藍染にとってメタスタシアは失敗作だった。
志波海燕の名言・名セリフ/名シーン・名場面
「心は体の中には無え。 何かを考えるとき、誰かを想うとき、そこに心が生まれるんだ。 もし世界に自分一人しか居なかったら心なんてのは何処にも無えんじゃねぇかな。」
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雀部長次郎忠息(ささきべちょうじろうただおき)とは、『BLEACH』に登場する護廷十三隊の一番隊副隊長で、天候を操る強力な卍解を持ち、何度となく隊長への昇進を打診されても頑なに断り続け、一番隊隊長山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)を支えるために副隊長でありつづけた忠義の男だ。無口な性格で、作中での会話シーンは少ない。滅却師の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」が尸魂界に宣戦布告した際、卍解を奪われて殺害される。
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日番谷冬獅郎(BLEACH)の徹底解説・考察まとめ
日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)とは週刊少年ジャンプで連載していた『BLEACH』の登場人物で、護廷十三隊の十番隊隊長。史上最年少で隊長の座に就いた天才で、氷雪系最強の斬魄刀「氷輪丸」の所持者。女性死神からの人気も高く、元々の実力は高いもののそれに驕らず、鍛錬に励む努力家。 少年のような見た目で銀髪の翡翠眼が特徴的。主人公、死神代行の黒崎一護(くろさき いちご)からは「冬獅郎」と呼ばれ、なぜか慕われているが、本人は必ず「日番谷隊長だ」と頑なに訂正している。
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目次 - Contents
- 志波海燕のプロフィール・人物像
- 志波海燕の能力
- 斬魄刀とは
- 斬魄刀「捩花」
- 志波海燕の来歴・活躍
- 志波海燕の初登場
- メタスタシアとの戦闘
- 志波海燕の死
- アーロニーロ・アルルエリとしての再登場
- 志波海燕の関連人物・キャラクター
- 朽木ルキア
- 浮竹十四郎
- 志波都(しば みやこ)
- 志波岩鷲(しばがんじゅ)
- 志波空鶴(しばくうかく)
- アーロニーロ・アルルエリ
- メタスタシア
- 志波海燕の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「心は体の中には無え。 何かを考えるとき、誰かを想うとき、そこに心が生まれるんだ。 もし世界に自分一人しか居なかったら心なんてのは何処にも無えんじゃねぇかな。」
- 「ありがとな お陰で 心は此処に置いていける…」
- 志波海燕の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 志波海燕と黒崎一護は実は親戚