レッド・デッド・リデンプションII(RDR2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『レッド・デッド・リデンプション2』とは、アメリカ合衆国のロックスター・ゲームスによって、2018年10月26日に世界同時発売されたオープンワールドアクションゲームである。対応ハードはPS4とXboxOneで、PC版も存在する。西部開拓時代末期、壮大な自然と新しい文明の波が入り混じるアメリカが再現された広大なマップを、崩壊寸前のギャング団の幹部アーサー・モーガンとなり、自由に動き回り冒険することができる。

グアーマ島で反乱を続ける革命部隊のハイチ人リーダー。漂着早々に軍に捕縛されたダッチたちを救出し、アメリカに帰るための船を準備することと引き換えにフサー打倒のための共闘を依頼する。
勇敢な男で、戦場の前線に自ら乗り出て果敢に戦う。

モンロー大尉

ワシントンからワピチインディアン問題を抱えるフォート・ウォレス砦に派遣された将校。人道的な人柄の持ち主の彼は派遣先の兵士たちと良好な関係を築いていて、インディアンへの迫害を続けるヘンリー・フェイバーズ大佐と部族との仲立ちに努めている。
軍によるワピチインディアン居留地への薬の供給問題をアーサーと共に解決する。ワピチインディアン打倒を目論むフェイバーズ大佐は彼をスパイだと疑っており、モンロー大尉を命令不服従などの罪で裁こうとしている。モンロー大尉は気づかないうちに追い詰められていき、キャリアだけでなく命までも脅かされてしまう。

見知らぬ人ミッションの登場人物

シスターカルデロン

シスターカルデロンはサンドニで慈善活動をしている修道女である。浮浪児に盗まれた親の形見の十字架をアーサーが取り戻すと、「あなたは素晴らしい人」と他の誰も言ってくれないほどの賛辞をくれる。善と悪の気持ちが揺れ動いているアーサーはもったいないと感じたようだが、自然とシスターカルデロンに好感を抱くようになる。
物語後半でメキシコに旅立とうとしている彼女と再会し、結核に苦しむアーサーは未来に対して抱えている恐怖を物語中ただひとりシスターカルデロンにだけ告白するのだった。シスターカルデロンはアーサーはいつも嬉しそうに人助けをしている善い人だと勇気づけてくれ、これからは愛する人たちを守ることに専念すればいいと助言してくれる。そんな彼女の言葉は無法者として生きてきた過去を悔いていたアーサーを強く励ましてくれたはずだ。

ブラザードーキンス

シスターカルデロンと一緒にサンドニで活動している修道士。アーサーと出会って彼の内なる正義感に気づき、盗品商にひそかに監禁されている奴隷たちを解放するように頼み込む。無事奴隷たちを連れ戻すと彼らの世話を甲斐甲斐しくするのだった。アーサーは物語中に悪事もすれば善行も行っていて、善悪が彼自身の中で揺れ動いている人物だ。そんな彼を信頼し、人助けの機会を与えてくれる彼はアーサーの善い心を肯定する一方で、操作するプレイヤーの善意にも訴えかけてくるキャラクターでもある。

シャーロット・バルフォー

マップ最北のグリズリー山脈にある大滝の近くにひとりで暮らしている未亡人。夫と一緒にシカゴで暮らしていたが、大自然に囲まれた暮らしに憧れて移ってきた。移住してすぐに夫がヒグマに襲われて死んでしまい、ひとりで生きていく手段も知識もなく途方に暮れているところでアーサーと出会う。
同情したアーサーは彼女に狩りと銃の手ほどきをする。この経験をきっかけにしてシャーロットはこの土地で生きていくことができるようになり、アーサーに深く感謝するようになる。この後彼女は新たに始めた執筆業をこなしつつ、夫を亡くした土地で生活していった。

シャルル・シャトネー

アーサーがサンドニの安酒場で出会うフランス人の画家。自分の絵をアーサーにプレゼントしたことをきっかけに2人は友人同士になる。
シャルルは女性の裸体に並々ならぬ情熱を持っており、彼が描く絵のほぼすべてがヌードである。かなりの女好きで他人の恋人や妻にしょっちゅう手を出していて、幾人もの男たちの恨みを買っている。
しゃべり方は訛り全開で、借金取りの目から逃げるために女装をするなどの突飛な言動を繰り返す。性格は陽気で人なつこく、アーサーは何かと面倒ごとに巻き込まれる彼を何度も助けることになる。

ハミッシュ・シンクレア

マップ北部であるアンバリーノ州の湖のほとりに住んでいる退役軍人。飼い馬に振り落とされて義足が外れたところでアーサーと出会い、彼の馬を連れ戻すことをきっかけにして2人の交流は始まる。
釣りや狩りが好きなハミッシュはアーサーを誘い、散策に一緒に出掛けるようになる。ハミッシュと出会うのは物語終盤でダッチギャング内に不穏な空気が漂う頃で、険悪なギャングから離れて気のいいハミッシュと付き合うことはアーサーにとっても気持ちがさわやかになる時間だった。

アルバート・メイソン

アルバート・メイソンは野生動物写真家の男性。森の中でコヨーテを撮影しようとしているところでアーサーと出会う。アメリカの大自然と野生動物の美しさに尊敬の気持ちを抱いているが、メイソン自身にはサバイバル能力がなく、しょっちゅう動物にまつわるトラブルに巻き込まれている。アーサーはそんな彼を見かねて何度となく助け、撮影を成功に導くのだった。
性格は謙虚で、笑いながら「自分には才能がない」と言ってのけ、常にアーサーへの感謝の言葉を忘れない。アーサーも自然と和やかな気持ちでメイソンに接するのだった。最終的にサンドニのギャラリーに写真は掲載され、その場に行けば実際に鑑賞できる。

セオドア

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